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『虹とスニーカーの頃』(チューリップ、79年)の頃

虹とスニーカーの頃、という歌を思い出しました。40代終盤以降の人には懐かしいチューリップのヒット曲です。24年前の1979年7月5日にリリースされています。

昨日は、梅雨明け宣言以来のお湿りが東京にもありました。東北ばかり集中攻撃せず半分ぐらい関東に降らないかなと思いますが、それはともかくとして、夕方には雨は上がり、あちこちで虹を見ることができたようです。

虹といえば、虹とスニーカーの頃。と思っているのは私だけかもしれませんが、思春期に聴いた歌というのは印象深く心に残るものです。

虹とスニーカーの頃.jpg
虹とスニーカーの頃/アフリカは午後0時
チューリップ
作詞 財津和夫
作曲 財津和夫
編曲 チューリップ
東芝EMI
リリース年月日 1979年7月5日

チューリップ16枚目のシングルです。一般に、チューリップといえば『心の旅』(73年4月20日)が印象深いかもしれません。

あーっ、だ・か・ら・こんや・だ・け・はー……という歌ですね。

しかし、『虹とスニーカーの頃』も40万枚以上を売り上げています。

当時、「わがままは男の罪 それを許さないのは女の罪」という歌詞を聴いたとき、「それは男と女が逆だろう」なんて若い私は気色ばんでいました(笑)

まあ、これは歌詞の構成上そうなっているわけで、どっちがどっちでもいいわけです。

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そのままでも、「男」と「女」を入れかえても共鳴できる、人間のありようを普遍的に表現する詞として多くの人に受け入れられました。

リリースされた当時の70年代といえば、フォークソングが流行した頃。ただ、今どきフォークと言っても、時代の遺物のように言われることがあります。

長髪+ジーパン+ギター=四畳半フォークソングというステレオタイプで語られがちですね。

しかし、そうした類型的なフォークシンガーが衰退しただけで、従来の青春歌謡や演歌やムード歌謡などと一線を画した、フォークソングの新しい歌のスタイル確立とシンガーソングライター台頭は、ニューミュージックとして結実。80年代にそれは確実に引き継がれました。

そうした商業歌謡の多様化、活性化にともなって『ザ・ベストテン』など人気歌番組も視聴者に支持され、歌うアイドルも量産されました。

ピンク・レディー以来、松田聖子、小泉今日子、たのきんトリオなど、中高年にも影響を与えたゴールデンタイム向きのスターが次々登場。個性的なロックバンドも生まれ、80年代は歌謡史上の黄金時代になりました。

その70年代から80年代への継続と発展に貢献したのが、ロックでもフォークソングでもない、ニューミュージックの先駆的役割を果たしたグループであるチューリップではないかと私は位置づけています。

チューリップは70年、ビートルズの影響を受けた(この年代はみんなそうなんですが)財津和夫が、西南学院大学在学中に吉田彰、宗田慎二、末広信幸らと結成しました。

ブレイクする前に宗田慎二と末広信幸は脱退。70年代の全盛期は財津和夫(ボーカル、ギター、キーボード)、藤野達也(ボーカル、ギター、キーボード)、安部俊幸(ギター)、上田雅利(ドラムス)、吉田彰(ベース)の5名で活動しました。

この『虹とスニーカーの頃』を最後に吉田彰と上田雅利が抜けたため、チューリップ第一期とされる期間はここまでといわれています。

その意味で、彼らやファンにとってはこれは重要な一曲になっています。

その後、グループは2007年までに4度の再結成を行いました。

余談ですが、私は子どもの頃ひそかに、財津和夫という人の知的で物静かに見えるたたずまいに憧れていました。実際にどうかは知らないですよ(笑)

脱退した吉田彰氏との確執も一部では言われます。

吉田彰氏はすでに音楽業は引退していますし、矢沢永吉とジョニー大倉ほどセンセーショナルには報じられていませんから多くを語るものではないと思いますが、いずれにしても人の価値観は様々です。

学生時代に純粋に音楽が好きという一点で集まったメンバーも、メジャーデビューし、歌が売れた後の進み方について意見が分かれるのはやむを得ないことだと思います。

ましてやこのグループは、メンバー全員が作詞・作曲・ボーカルを担当していますから、船頭多くして……、ではありませんが、互いに自己主張のぶつかり合いは相当強く行われたのでしょう。

新しい潮流ながらも、古き良きアナログな70年~80年代のニューミュージック。思い出すといろいろな人がいい歌をリリースしていますね。

フォーク&ニューミュージック ヒットソングス~青春の詩~

フォーク&ニューミュージック ヒットソングス~青春の詩~

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2005/12/07
  • メディア: CD

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