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『長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい』の虚実を考える

『長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい』の虚実を考える

長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい(アスコム)を今更読みました。100万部を突破したベストラセラーでありロングセラーです。ところが4年前、週刊文春がそれを「インチキ」だとして、さらに元編集長の花田紀凱氏のネット番組が後追いしていましたが、真相はどうなんでしょうか。



先日、足裏マッサージの田辺智美さんの書籍をご紹介しましたが、田辺智美さんは足裏だけでなく、ふくらはぎのマッサージも行っています。

「足もみ」で心も体も超健康になる!(王様文庫)

田辺智美さんだけでなく、ふくらはぎマッサージの施術所はたくさんあります。

そのふくらはぎのマッサージ関連の本で、一番売れたのが、今回の『長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい』です。

『長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい』は鬼木豊監修、槙孝子著。

どうして「長生きしたけりゃふくらはぎをも」めばいいのか。

ふくらはぎは「第2の心臓」だからだそうです。

『長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい』によると、人間の血液は下半身に70%が集中しています。

ふくらはぎは、上から降りてくる血液を受け止め、逆に心臓に返すポンプの役割を果たしているといいます。

運動不足だったり、血流が悪かったりすると、足に血液がたまり、ふくらはぎの負担も増してしまいます。

そこで、ふくらはぎの血流をよくするために、もむことで全身に血液がめぐり、酸素が供給され、老廃物を除去。

血流が改善することで、高血圧などさまざまな不調を改善することができるとしています。

『長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい』の虚実を考える

本書では、点滴も通らない患者のふくらはぎをもんだら、血流が改善して点滴が落ちるようになったことを経験した石川洋一さんという医師が、メスを捨ててふくらはぎマッサージをきわめたと書かれています。

TBSの「金スマ」では、ジャガー横田と竹内都子が、1ヵ月毎日5分だけふくらはぎをマッサージするだけで、血圧が下がったと数字付きで説明したことが、ネットでは多くのサイトで紹介されています。

ところが、それに対して、2014年7月3日発売の『週刊文春』では、医師たちが、ふくらはぎのマッサージは血圧を下げる医学的根拠はないと否定。

編集部が取材をかけても、著者や監修者がきちんと答えられなかった、という話が出ています。



しかし、ふくらはぎマッサージ自体が医学的に禁忌というわけではない(諸事情がある場合を除く)ようです。

たとえば、心臓に血を押し上げて繰り返し戻すとか、全身のリンパの流れを良くするというふくらはぎマッサージの本来の目的について同誌は否定していないはずです。

ただ、脚のむくみ解消と高血圧改善は因果関係が証明されていない、といっているだけです。

ほぐし、整体、足裏マッサージなど、ふくらはぎの施術は、定番のものとしてこんにち行われています。

イケナイことなら、それらはとっくに規制されているはずだと思いますが……。

要するに、血圧を下げるという医学的な命題に触れてしまったばかりに、医師やマスコミの批判を受けたということで、ふくらはぎをもむことが全否定されたわけではないのです。

ネットを見ると、一方では、週刊文春のセンセーショナリズムを鵜呑みにして、ふくらはぎマッサージ自体がいけないことのように述べているサイトもあれば、一方では逆に週刊文春を無視して、ふくらはぎマッサージを万能のように書いているのものありますが、やはりそこは冷静に、正確に認識しておきたいところです。

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心身のコンディショニングの向上・改善に役立てたい


ふくらはぎをもんでもらうと、脚がポカポカして、血の流れが活発になるような実感はあります。

脚が軽くなった気がするのは確かですね。

それによるQOLの向上が、闘病や持病の改善を結果的に下支えすることはあり得ると思います。

「これでがんが治る」「血圧が下がる」とやってしまうと、エビデンスのなさを問題視されてしまいますが、筋肉のしこりや関節のこわばりを緩和するとか、精神的にリラックスすることで日々の課題に耐えられるとか、心身のコンディショニングの向上・改善に役立てばいいのではないでしょうか。

『長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい』の虚実を考える

あとは、各自の価値観の問題です。

やり方は、文章で説明するより、本人の動画のほうが間違いないので埋め込みます。



みなさんは関心ありますか、ふくらはぎマッサージ。

長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい (健康プレミアムシリーズ) -
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nice!(271)  コメント(19)  [編集]
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コメント 19

pn

とりあえず気持ち良ければ何となくどっかに効いているんだろうと思ってますf(^_^)
by pn (2018-03-19 23:25) 

うつ夫

医療からすれば越権行為ということかな。
by うつ夫 (2018-03-19 23:46) 

ナベちはる

結局のところ、何が正しいかはネットでは分からないので自分でお医者さんに聞いてみるなりする方が正解なのかもしれませんね。
by ナベちはる (2018-03-20 00:48) 

ゆりあ

ふくらはぎマッサージは、糖尿病発覚初期にかなりやりました。
足先が冷えて一睡も出来ない状態でしたから、足裏マッサージとセットでやったら結構効果があったみたいで1週間後にはちゃんと眠れるようになりました。
後は、ウォーキングの後気持ち良いからマッサージする感じですね。
体に痛いことも効果あるのかもしれませんが、気持ちが良いことも何らかの効果はあるのかなって思います。
by ゆりあ (2018-03-20 00:53) 

nikki

血圧が下がるというのが、いけなかったのかもね。
もっと抽象的なものだったらよかったと思う。
by nikki (2018-03-20 00:59) 

末尾ルコ(アルベール)

『長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい』の虚実を考える・・・このような話題はかなり好きでございます(笑)。そしていっぷく様のおっしゃる通り、「諸事情」がなければ、基本的にふくらはぎマッサージは「いいこと」の可能性が高い気がします。しかし「いいこと」の裏側には必ず何らかの「悪いことの可能性」も考慮に入れておいた方がいいということでしょうね。

>冷静に、正確に認識しておきたいところです

本当におっしゃる通りです。どのようなテーマについても、この姿勢が常に求められますよね。世の中すぐに「妄信」したり、その逆にすぐに「全否定」したりする人たちがやたらと多くて困りますが、人間の体にしても社会の問題にしても、ものごとはそんなに単純ではないということですよね。それと、「何か一つのこと」で健康問題が魔法のように改善する・・・なんていうことはまずありえないという点も社会に浸透させるべきですね。人間の体調は無数の要素が複雑に絡み合って、しかも日々変化し続けるものだと思います。そう言えば、アメリカ人の知人だった男がちょいちょい言ってた定番の自虐ギャグが、「アメリカではものすごく太った人がダイエットコークをテーブルに置いて、超高カロリーのジャンクフードを山盛り食べている」でして、しかし日本でも似たような滑稽さはよく見かけますよね。それとどんな療法でも、「期待し過ぎない」という姿勢も大事ですね。もちろん「期待させる宣伝」などの問題もありますが、宣伝する側の節度は簡単にあらたまりませんので、やはり消費者の側が賢明になる必要がありますね。

ネッシーって、「完全に存在しません」ということにすると、スコットランドの観光客数などにも影響するのかもしれませんね。だからいつまでも(ひょっとしたら)という人たちが絶えない。でも絶対いませんよね(笑)。UFOならまだ飛来範囲(笑)も実態も明確ではないですから、言い逃れ(笑)の余地はいくらでもあるでしょうが、あんな限られた範囲に巨大生物とか、存在するのなら絶対に明確になっているはずです。さすがに日本のクッシーとかイッシーとかは聞かなくなりました。でもひょっとして現地ではまだ「クッシーグッズ」なんか売ってたりするかもしれません(笑)

UFOの「ベントラベントラ」もそうですが、コックリさんも、(どうして子どもが5円玉つついたら、わざわざ霊がやってきて、いろいろ答えてくれるんだ!)という馬鹿馬鹿しさがありましたでずね。どちらも明らかに「人間の自意識過剰」の馬鹿馬鹿しさがあります。その中でも特に「自分は特別な人!」と思いたくて、人にも思ってもらいたい人が率先してコックリさんなどをやっておりました。どんなシチュエーションでもこのような人がしゃしゃり出てくると、わたしなどは一気にシラケてしまい、関わらないようにしてしまいます。

それにしても、「催眠術」のお話はすごいですね(笑)。確かにわたしの小中学時代を振り返っても、現在の基準であれば、不適切教員の邦画多かったと思いますが、先生まで催眠術をやってらしたんですね(笑)。
催眠術って、実際には催眠術の効果はなくても、自己暗示やヒステリー的症状によって、あたかも催眠術にかかったような状態になる人もいるのだと思います。その点はコックリさんなどもそうですが、一歩間違えれば、集団ヒステリーのような危険な状態も出かねないですよね。ただ、「いかにも昭和」という、文化史的には興味深い現象ではありました。

大坂なおみ、やりました!近日中に関連の記事をアップしようと思いますが、日本での報道も飛躍的に増えているだけでなく、海外でもバカ受けして、人気急上昇中です。怪我さえ気を付けてくれれば、今年は大いに愉しませてくれると思います。 RUKO

by 末尾ルコ(アルベール) (2018-03-20 01:50) 

旅爺さん

お早う御座います。
ふくらはぎマッサージはテレビで見ました。長生きしたい訳じゃないけど血圧下げるのに少しやってみようと思っています。
by 旅爺さん (2018-03-20 06:11) 

タンタン

おはようございます。
東洋医学って○○が治るとか、確定的要素を入れるもんじゃ無いと思います。あくまでも病は気から、の延長線で実行すれば良いのでは?

by タンタン (2018-03-20 06:18) 

ヤマカゼ

12年ほどまえから血圧が高くなり毎日血圧を測ってますが、汗をかく程度の運動とか自分の場合は登山の後の翌日はかなり血圧がさがりますね。
by ヤマカゼ (2018-03-20 06:42) 

Rinko

ふくらはぎのマッサージは気持ちいいですよね^^
飲んだ翌日によくやります。笑 むくみが取れる気がしますね~。
血圧を下げる効果がうたわれているとは知りませんでした。

by Rinko (2018-03-20 08:00) 

johncomeback

足裏と同じで自分じゃなく他人にマッサージしてもらいたいです。
マッサージって30分で3千円位取られるんですよね。
by johncomeback (2018-03-20 10:18) 

まめ

気持ちがよかったらすればいいと思います。
医学的根拠については面倒くさくなるのでw
by まめ (2018-03-20 12:14) 

Take-Zee

こんにちは!
ふくらはぎも年齢とともにプヨプヨ・・
これでは第2の心臓である筈がありません。

by Take-Zee (2018-03-20 15:30) 

hana2018

ふくらはぎは「第2の心臓」、足の裏も「第2の心臓」と言われているのと同じような。。
ふくらはぎにしても、足の裏にしてももんで柔らかくするのは身体の為にも良い事に違いありません。
しかし実際に読んではいませんが・・・こんなのが本になる。しかもベストラセラーでありロングセラーとなるなんて不思議以外にないです。
航空機に長時間乗った時のエコノミー症候群にも効きそうですけど、シートが狭すぎてふくらはぎまでは手が届きそうもないですね^^

by hana2018 (2018-03-20 15:42) 

JUNKO

これは私もできるだけやっています。寝てからも布団の中で片足でもう一方のふくらはぎを心臓のほうに持ち上げています。寝付くまでの数分ですが。
by JUNKO (2018-03-20 17:22) 

makkun

確かに私も脹脛を揉むと血圧が下がる・・と聞いて
お風呂に入った時に必ず揉んでますが
現在は揉んだ時の「イチギモ」が気持ち良いので
血圧云々は関係なく揉んでます。

by makkun (2018-03-20 18:25) 

チャー

言葉の表現で 良くも悪くもなりますね 十人十色 効き目も十色 薬だって 効果の有無は人それぞれですね 揉む 揉み方にも様々あると思います でも 信じるものは救われる的な事もあるかもですねー?
by チャー (2018-03-20 18:39) 

sana

ふくらはぎのマッサージは、ヨーガでもいくつかある大事なポイントの一つですね。
現代は椅子に座っていることが多いので脚の血流は悪くなりがちだし、やったことのない人がやってみれば効果はあるはず。
この本はタイトルの勝利かと思ってましたが~医学的に証明されているというような記述も押し上げていたんでしょうか。
人気があるもの売れているものを叩く、という方針にはちょっと疑問を感じますが?
医学は実験と統計に基づくものですから~
そこまでは言えないことまで書いちゃってたのかな。
by sana (2018-03-20 20:53) 

いっぷく

みなさん、コメントありがとうございます。

>ふくらはぎも年齢とともにプヨプヨ・・
>これでは第2の心臓である筈がありません。
>by Take-Zee (2018-03-20 15:30)

それはあなたの心臓がプヨプヨだからでしょう。
なぜ「第2の心臓」なのかは書いています。
記事をちゃんと読んでからコメントしてください。
by いっぷく (2018-03-22 01:38) 

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