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福島の麺で作ったTOKIOのラーメンに暴言ツイート炎上4つのお粗末

TOKIOのラーメンに暴言ツイート炎上

福島産最高級小麦「春よ恋」の麺で作ったTOKIOのラーメンに、ミステリー作家が暴言ツイートを繰り返し炎上したという話題が、ものすごい勢いで急上昇キーワードとなりました。事故から5年目でこのツイートに、さすがに批判コメントが目立ちますが、中には相変わらず“放射能絶対怖い”から、その暴言ツイートを正論扱いする人もいるようです。



またしても、科学に背を向け、福島を踏みにじる不快なニュースが話題になっています。

いつものようにまとめサイトをご紹介します。

TOKIOのラーメンに「福島の小麦から作った麺なのかよ。人殺し」

あらましを書きます。

2016年3月20日、日本テレビ系のバラエティー番組『ザ!鉄腕!DASH!!』において、TOKIOがラーメンを作った。

材料は、高知土佐清水の宗田鰹、能登の海塩、函館の真昆布、福島産最高級小麦「春よ恋」の麺など。

その中の「福島産」について、あるミステリー作家が、

「福島の小麦から作った麺なのかよ。人殺し。」
「TOKIO。気違いが福島で米を作っている。」


などとツイートして炎上した、という話です。

しかも、謝罪もきちんとせず、アカウントを消して逃げたらしい。

炎上商法のつもりだったのかもしれませんが、火に油を注いでいる模様です。

まず、作家を名乗るいい年した人間が、「人殺し」「気違い」などとツイートすること自体、内容以前に論外です。

なのに、“放射能怖い怖い脳”の一部大衆が、それを「正論だ」などと評価しているのですが、あまりにも低級すぎませんか。

そもそも、作家は福島の麺がどれだけ毒と思っているのか知りませんが、劇薬じゃあるまいし、

ラーメン一杯食っただけで
死ぬわけねーだろ


怒り

という話ですよね。

上記でご紹介したまとめサイトには、「わざわざ内部被曝を高めるかもしれない食物は取る必要が無い」という書き込みもあるのですが、この作家自身がその立場なのでしょう。

BSEやアスベストのときもそうですが、日本はマッチポンプといいますか、事が起こるミスはしばしばあるのですが、その後の対応は、科学的に納得できるかなり厳しい基準を決めており、そうでない場合は、関係団体や識者らがそれを騒げるだけの水準にあります。

それと、言うまでもないことですが、原発事故がなくても、私たちは食べ物その他で、日々一定の内部被曝をしています。

わかりやすく述べると、福島産ではない食材でも、放射性物質が含まれていないものは皆無なのです。

主観として、福島産を避けるのは自由ですが、社会的に危険扱いするのなら根拠を示すべきです。

この作家は、もちろんそれも行っていません。

私は、安倍首相の発言を聞く限り、原子力行政や原発事故への対応を全く信用していません。

ただ、原発や、原子力行政に懸念を抱いて批判や反対をすることと、根拠もなく、「フクシマの食い物は気持ち悪い」と決めつけることは、全く次元の異なることです。

原発に反対したいからといって、福島をスケープゴートにする了見は、科学的にも倫理的にも容認しがたいことです。

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放射線医が語る「被曝の真実」


おりしも、放射線医の中川恵一氏が『日刊ゲンダイ』で連載している『Dr.中川のみんなで超えるがんの壁』では、3月12日、3月19日と2度にわたって「被曝」をとりあげています。

まず、3月12日分。「発がん避けるための避難生活がガン増やす皮肉」というタイトルです。

「年間1ミリシーベルト」の呪縛


「年間1ミリシーベルト」をめぐる、丸川珠代議員の失言が話題になりましたが、そもそも「年間1ミリシーベルト」ってなんだかわかりますか。

日本の自然被曝は、年間平均2.1ミリシーベルト。

医療被曝は年間平均3.9ミリシーベルトでといわれます。

つまり原発事故がなくても、私たちは年間平均6ミリシーベルト被曝していることになります。

「年間1ミリシーベルト」とは、それとは別に、原発事故由来など「不要な被曝」の「追加線量限度」として国際放射線防護委員会が定めた数字です。

北欧は、自然被曝自体が日本の3倍あります。

つまり、日本の「追加線量限度」を加えた全被曝量を、自然被曝だけで超えてしまうのです。

しかし、北欧がそのためにがんが多いというデータは存在しません。

ですから、プラス1ミリシーベルトを超えたからといってがんが増えるというわけではなく、それよりも、1ミリシーベルトが「呪縛」になり、5年という長きに渡る避難生活に疲弊し、がんや糖尿病のリスクが増している方が深刻と中川恵一氏は指摘しています。

要するに、「年間1ミリシーベルト」よりも、避難生活のストレスや不養生のほうが問題であるということです。

たとえば、煙草の本数が増えたり、野菜不足になったりすることは、被曝量の換算で100ミリシーベルトに相当するといいます。

でも、煙草の本数や野菜不足は、避難生活でなくても、私たちがおかしてしまいがちな不摂生です。

「福島は危険だ」とのたまう「脱原発」の人は、さぞクリーンな生活をしているのでしょうね。

「1ミリ」を超えないように考慮


3月19日付は、より具体的に「福島の米と牛肉は日本一安全だ」というタイトルで寄稿。

福島の「米」と「牛肉」は全数検査で、基準値超えは市場に流通していないといいます。

食品に含まれる放射性物質の基準は、アメリカやEUの12分の1以下の厳しさと指摘。

野菜・果物・牛乳も基準超えはなし。「山菜・きのこ」はあるが徐々に減っているといいます。

一番心配な魚介類も、事故の年の秋には低下し、今はゼロと書かれています。

基準値100ベクレルの検査は、「年間1ミリシーベルト」を守れるように決められたもので、セシウムで測定しているが、他の放射性物質が含まれても「1ミリ」を超えないように考慮されていて内部被曝はほぼゼロといいます。

まとめ


「全数検査で、市場には流通していない」という点について、異議を述べるブログも見かけます。

私も、BSE以来、危険部位など「闇の取引」があるのではないかとの疑いが、完全に払拭出来ない疑い深い人間です。

ただ、次の2点は、放射線医という専門家の立場からの発言としてきちんと受け止めておきたいことです。

・1ミリシーベルトは、絶対的に超えてはならない危険値ではないこと
・現在の検査は他の放射性物質が含まれても「1ミリ」を超えないように考慮されていて内部被曝はほぼゼロ

いずれにしても、“放射能ゼロリスク症候群”の方には、客観的な根拠をもって主張すべきことと、個人的な主観で判断し振る舞えることはきちんと区別して欲しいと思います。

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