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ヘルプカードをご存知ですか

ヘルプカード

ヘルプカードが、ブログやFacebookなどでしばしば話題になっています。ヘルプカードについては、すでにお持ちの方、ご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、私も所持者の家族として、今回は広報活動をさせていただきたいと思います。



今日もFacebookで「ヘルプカード」の話がタイムランに流れてきました。

「ヘルプカード」の話
Facebookより

電車の中で人が倒れて、その人がヘルプカードをカバンにつけていたので、そういうことなら席を譲ってあげればよかったと後悔している話です。

ヘルプカードというのは、障害のある人が、自ら障がい者であることを同カード携行によって明らかにし、災害時などに支援と理解を求めるものです。

発達障害も中途障害も含む


この場合の「障害」というのは、もちろん身体障害者は含まれますが、聴覚障害者、内部障害者、知的障害者など、外から見てわかりにくい障害の人も、自分が障がい者であることを明らかにする狙いがあります。

内部障害というのは、内臓疾患や、呼吸器障害や、がんの切除手術により、人工肛門や人工膀胱をつけている人なども含まれます。

要するに、発達障害の人も中途障害の人も、すべて含まれます。

私の長男は中途障害(遷延性意識障害→高次脳機能障害)ですが、12歳以下の中途障害は発達障害とされるため、そのどちらにも該当します。

ヘルプカードについては、東京都と大田区の2箇所から発行されたものを持っています。

ヘルプカード

上の画像の、上が都発行、下が区発行です。

どちらも同じ目的のものです。

大田区は、ヘルプカードについて、「たすけてねカード」という名称で、すでに2010年より大田区自立支援協議会で検討し、「障がいのある方の災害対策の一環」として作成したものがありました。

その後、東京都が同様の意義を持つ「ヘルプカード」の作成促進事業を2013年に開始。

都内で統一的に活用できるよう標準様式を定めたため、「たすけてねカード」のデザイン等を標準様式にあわせて一新したものが、画像下の「ヘルプカード(たすけてねカード)」なのです。

支援と理解を求める表明


障害は個性だ

という言い方について、実は障がい者の親御さんの間では議論があります。

その表現の反対者は、言い方が曖昧だ、というのです。

たんなる個性ではなく、支援と理解を必要とするので、一般の「個性」とひとくくりにしないでくれ、という言い分です。

気持ちはわかりますが、障害をわざわざ別定義にするよう主張する必要はないと私は思うんですけどね。

いずれにしても、支援と理解を求める、障がい者側からの表明という点で、ヘルプカードは意義のあるものです。

この記事で「初めて知った」という方は、ぜひこの赤い色に白い十字のカード、心に留めておいてください。

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『鶴瓶の家族に乾杯』の再放送はおすすめ


「障害者」といえば、聴覚障害の人(聾者)が、今日放送した『鶴瓶の家族に乾杯』という番組に出ていました。

鶴瓶の家族に乾杯
NHK公式サイトより

福井の民家を、藤井フミヤが飛び込み訪問したときに、セルフ喫茶店ではたらいている人(聾者)が、インタビューを受けていたのですが、藤井フミヤの手話に対して、発語で答えていたのです。

先ごろ亡くなった松山善三氏の代表作『名もなく貧しく美しく』では、生まれた時から耳が聞こえない夫はろうあ者で、子供の頃中途障害で聞こえなくなった妻はやや滑舌は悪いが話せるという設定でした。

松山善三氏の訃報で思い出す『あなた買います』『乱れる』

子供の頃、ドラマで同作を見た私は、生まれつき聞こえないと、発語もできなくなるということを初めて知りました。

ところが、番組に出ていた人は、母親が発語を喉の振動で教えるなど発声の猛訓練をして、「ろう者」でありながら「ろうあ者」ではなくなった、という話をしていました。

wikiを見ると、現在はそのようなケースはあるが、だからといって聾者が健常者と同レベルには話せないと断じています。

健常者だって、どもったり、滑舌が悪かったりなどあるわけで、会話ができるのならそれでいいだろうと思いますけどね。

いずれにしても、すべての障害者が、自らの障害を克服できるわけではないけれど、克服目指して頑張れば努力が結実できることはあるのだなと思いました。

9月9日に再放送があるので、関心のある方はご覧ください。

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コメント 24

utamaroco

いいことだと思うけど、すべての障害が同じカードだと
どういう障害かわからないですね。
それがわかれば、より細かい心づもりとかもできると思います。
by utamaroco (2016-09-06 00:20) 

yamatonosuke

初めてヘルプカード拝見しました。知れて良かったです、ありがとうございます。
by yamatonosuke (2016-09-06 00:26) 

ナベちはる

ヘルプカード、初めて見ました。
このカードを知らない方は非常に多いと思うので、一人でも多くの方に知ってもらうためにも周知してほしいです。
by ナベちはる (2016-09-06 00:34) 

赤面症

>>だからといって聾者が健常者と同レベルには話せないと断じています。
何でも健常者を基準にして、1ミリでも違ったら「非」という上から目線ですね。
by 赤面症 (2016-09-06 01:17) 

pn

倒れてる人踏んじゃってるの?
by pn (2016-09-06 06:23) 

green_blue_sky

いろいろなものがありますね。
障害の対象となっていない人のものもありますね。
by green_blue_sky (2016-09-06 06:30) 

馬爺

障碍者は近くに施設がありますので運動会などを見に行きますので知っておりますがもっと健常者が気を配ってゆかないと駄目ですね。
by 馬爺 (2016-09-06 08:03) 

こんちゃん

付けている方をまだ見たことないです。
もっと広く認知されないといけませんね。
「家族に乾杯」見ました。
発語の練習の凄さが想像できないですが、かなり努力されたんでしょうね。感服しました。
by こんちゃん (2016-09-06 08:20) 

ponnta1351

初めて目にしました。
こういう事はTV、新聞でも広く知らしめることが大事だと思います。
by ponnta1351 (2016-09-06 11:10) 

makkun

身障者手帳を持っている私ですので
「いつ・どこで」何が起こるか分からないですので
このようなモノがあると助かりますね~(^^♪

by makkun (2016-09-06 11:53) 

Rinko

ヘルプカード、知らなかったです。
こちらでこうしてその存在を知ることができ、良かったです。ありがとうございます!


by Rinko (2016-09-06 13:51) 

A・ラファエル

ヘルプカード外出時にはつけています。
でも、認知時の低さを感じることの方が多いです。

by A・ラファエル (2016-09-06 15:48) 

tachi

初めて見ました。勉強になります。
個人的にはこういうカードは統一規格が必要だと思っています。
マタニティマークでもつけていると周りから悪く思われるというニュースを見たことがあります。
手助けの必要な方は全員同じマークにしたほうが、安全なきがします
by tachi (2016-09-06 16:52) 

えんや

知りませんでした、ありがとです。

by えんや (2016-09-06 20:49) 

センニン

放送、視ました。
ただ驚くばかりです。
by センニン (2016-09-06 21:01) 

cyoko1112

こんばんは。
ヘルプカード、知りませんでした。
見たこともありませんでした。
今後は意識したいと思います。
by cyoko1112 (2016-09-06 22:22) 

みずき

このマーク、先天で膝が悪いため
コミケでは押されないようにお守りとして
つけています。あの場所では、意外と
認知度があると感じています。
by みずき (2016-09-06 22:47) 

藤並 海

【見えない障がいバッジ】というのもありますね
こちらは私的な活動から生まれたもので
【ヘルプカード】以上に認知度は低いと思います
内部疾患など見た目に伝わらない障がいのある方は
いろいろな場面で苦労も多いようですね
by 藤並 海 (2016-09-06 22:55) 

きまじめさん

恥ずかしい事ですが、ヘルプカード知りませんでした。
内部障害者が、乗り物などで優先席に座っていて、
心無い言葉につらい思いをしたという記事を読んだとき
それが分かるようなマークがあればよいのにと思いましたが、
すでにそのようなカードが出来ていたのですね。
このマークに注意してお手助けできるようにしたいと思います。
ありがとうございました。
by きまじめさん (2016-09-06 23:34) 

アフロおやじ

恥ずかしながら「ヘルプカード」のことは知りませんでした。
とても勉強になりました。
by アフロおやじ (2016-09-06 23:46) 

SILENT

家族に乾杯 見てました!
とても好感の持てる内容でしたね。
障害とは何か、さりげなく構成された番組で、
大変胸にジンときました。
by SILENT (2016-09-07 03:41) 

いっぷく

みなさん、コメントありがとうございます。

そうですね、ヘルプカードが障害によって更に細分化されると
さらに丁寧な対応ができるかもしれませんね。
by いっぷく (2016-09-07 15:09) 

kiki

心に留めておきます。
全国的なら良いですね。
良い情報です。
by kiki (2016-09-07 21:58) 

ヤッペママ

ヘルプカード知らなかったです。

by ヤッペママ (2016-09-07 23:35) 

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