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井原高忠氏の祥月命日に日本テレビの“俗悪番組”を思い出す

井原高忠

井原高忠氏(1929年6月6日~2014年9月14日)といえば、私のような昭和のテレビっ子世代には、忘れられない日本テレビのディレクター、プロデューサーです。非体制のスタンスで、いつも新しいコンセプトの番組を作り、世間の価値観に風穴を開け続けてきました。



井原高忠氏は、1929年6月6日生まれ。

新卒第1期社員として、日本テレビに入社後、次々新しい番組を企画制作します。

企画・プロデューサー・ディレクターなどで手掛けた主な番組は以下の通り。

・『光子の窓』(1958年5月11日~1960年12月25日)……日本初の音楽バラエティ番組
・『シャボン玉ホリデー』(1961年6月4日~1972年10月1日)……流行歌手のザ・ピーナッツがメイン司会に起用されたバラエティ番組

・『11PM』(1965年11月8日~1990年3月30日)……お色気から硬派な社会問題まで幅広く取り上げた新しいタイプの情報番組
11PMタイトル
・『巨泉×前武ゲバゲバ90分!』(1969年10月7日~1971年3月30日)……ショートコントでつなぐバラエティ番組
・『スター誕生!』(1971年10月3日~1983年9月25日)……視聴者参加型歌手オーディション番組
しあわせ芝居.jpg
・『金曜10時!うわさのチャンネル!!』(1973年10月5日~1979年6月29日)……和田アキ子、ザ・デストロイヤー、せんだみつお、徳光和夫らによる罵倒や拷問的荒業などを売り物にしたバラエティ番組
・『カリキュラマシーン』(1974年4月1日~1978年3月31日)……『巨泉×前武ゲバゲバ90分!』をプロトタイプとした教育バラエティ番組
カリキュラマシーン
・『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』(第1回のみ)

『光子の窓』以外は、放送当時俗悪番組との酷評を受けました。

しかし、現在テレビ史を語るには、欠くべからざる番組と評価されています。

日本テレビのプロデューサーの中でも、この井原高忠氏、『コント55号の裏番組をぶっとばせ!』や『ウイークエンダー』を作った細野邦彦氏、青春ドラマや刑事ドラマを手がけた岡田晋吉氏、そしてプロレス中継を担当していた原章氏などは、同局の“おもしろまじめ”のコンセプトを具現してきた名プロデューサーだと思います。

井原高忠氏の仕事を一言で述べるなら、反体制にはならずに体制と闘ってきた仕事を一貫して行ってきたといえるでしょう。

『光子の窓』では、安保闘争で原稿が遅れた永六輔を斬り、左翼に迎合しませんでした。

一方、当時のナベプロ帝国には反骨精神をむき出しにして、『シャボン玉ホリデー』から手を引き、『スター誕生!』を作って非ナベプロのスターを作り出し、ナベプロ一強時代を崩壊させました。

ところが、テレビ界も成熟し、自身も脂の乗り切った80年代には、読売新聞のカラーが強くなり自由闊達の社風が薄れたとして、実績を積み上げこれからもっと活躍できたのに、日本テレビをあっさり退社してフリーになってしまいました。

職人というか、自由人というか、その生き様を振り返ると改めてすごい人だなあと思います。

平成になってテレビ(地上波)はつまらなくなったといわれますが、こうした自由闊達にものづくりを行う場でなくなり、いきおいそうした人たちがいなくなってしまったことも一因としてあげられるでしょう。

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塩バターとカスタードチップ入りのブリオッシュ


最近気づいたのですが、パンというのは新陳代謝のはやい業界で、“新発売”で店頭に並んだ商品が、1ヶ月もすると販売終了になってしまう、基本的に期間限定のものが多いですね。

ということで、8月発売のため慌ててご紹介します。

『塩バターフレンチスティック』(パスコ)。

塩バターフレンチスティック

学習院大学経済学部(マーケティング論)の学生と共同開発したスティックパンです。

フレンチトーストをイメージしたスティック状のパンだそうです。

塩バターフレンチスティック

が、そもそもブリオッシュ生地なので、トーストっぽくありません。

ただ、塩バターというだけあり、バターの風味と塩気が美味しさを感じます。

塩バターフレンチスティック

ところどころにカスタードチップが入り、その甘みがよいアクセントになっています。

トースターで温めると、パンがふんわりと柔らかく、バターの香りが際立ちます。

スティック状のブリオッシュ。朝食にいかがですか。

井原高忠 元祖テレビ屋ゲバゲバ哲学

井原高忠 元祖テレビ屋ゲバゲバ哲学

  • 出版社/メーカー: 愛育社
  • 発売日: 2009/06/06
  • メディア: Kindle版

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コメント 16

なかちゃん

シャボン玉ホリデーもゲバゲバ90分も、11PMもスタ誕も、どれも好きな番組でしたね ^^
今のレベルの低いバカ芸人ばかりが幅を利かすような時こそ、こんな人にお願いしたいです(^^)

by なかちゃん (2017-09-13 21:05) 

pn

スタ誕はそんな理由がスタートだったんですか!
今こそ必要な人かもしれませんね。
by pn (2017-09-13 21:42) 

末尾ルコ(アルベール)

はっきりとした記憶ではないのですが、どうやらプロテスタントの祖父母が入院するまでのわたしの家は、「観ていい番組」がかなり限られていたようです。本日のお記事で挙げてくださっている番組のほとんどをまともに観た記憶がありません。『スター誕生』はさすがに観ていました。『金曜10時!うわさのチャンネル!!』も観ていても不思議はないのですが、ほとんど記憶にないですね。『11PM』は比較的長期間放送していたのですね。だからでしょうか、たま~に観ていた記憶があります。父親がプロレス好きだったにかかわらず、日本プロレス時代の放送をまったく観た記憶がないのは、やはり厳しい祖父母が健在だった時期の家庭内を象徴していたと考えざるを得ません。
とは言え、テレビも現在の方がずっとつまらないのはよく分かります。業界のレベル低下も甚だしいですが、視聴者もよりものを考えなくなってしまいました。まあそうなってしまった理由については複雑な問題が絡み合っているのだと思いますが、あれだけ映画でもテレビドラマでも楽しまれていた時代劇が壊滅状態となってしまったのも考えてみれば由々しき事態と言えますね。

『塩バターフレンチスティック』・・・確かにパンは新商品が非常に多いですね。パンではないですが、この前「期間限定」という『日清チョコフレーク きなこ』を食べたのですが、けっこう好みの味でした。やはり「期間限定」は要チェックだなと思ったものです。このパン、ちょっとゆったりした朝などに、ブラックコーヒーとともにいただきたい感じです。

木之内みどりは今見ると、とても魅惑的な容姿、そして声をしています。日本の芸能界は、いい素材を上手く使えなかったり、育てられなかったりということがけっこう多いのではないかと、木之内みどりを見ても感じます。
木之内みどりのプロフィールは知りませんでしたが、ちょっと薄幸そうなイメージは確かにありますね。木之内みどりの「薄幸映画」とか、すぐくそそられますね~。もう遅いですが(笑)。
松本ちえこと言えば、バスボンのCMがとても印象的でした。確かに今考えたら、芸能人っぽくなかったですね。『しのぶ』というドラマのエピソードも素敵ですね。

>胸いっぱいで一言も話しかけられなかった

う~ん、わたしまで甘酸っぱい気分に!わたしは今でこそどなたにも話しかけることのできる図々しい(笑)人間になりましたが、かつては好意を持ったクラスメートの女の子にさえ容易に話しかけられなかったくらいでしたので、お気持ちお察しいたします。

>マンモス鈴木が森昌子

これは凄い比喩ですね~。深夜に腰が抜けそうになり(笑)、爆笑をこらえるのに苦労しました(笑)。最近森昌子、歌番組でけっこう見かけます。が、最早石川さゆりとは比較の対象になりえる存在ではなく、見た目もかなり問題がありますが(笑)、何よりも声が以前よりだいぶ出なくなっています。今の森昌子をこのところちょいちょい見かけるだけに、「マンモス鈴木」が的確過ぎてウケ過ぎてしまいました(笑)。 RUKO

by 末尾ルコ(アルベール) (2017-09-13 22:30) 

nikki

スター誕生は、この前の24時間テレビでドラマ放送してましたね。
低俗番組もあっていいとおもうけど。
Eテレ(NHK教育テレビ)でもあるまいし。

パンって確かに新陳代謝が早いかも。

イオンモール常滑のコインランドリーがどうして開店したのかはわかりませんが、温泉施設が同じ敷地内の別棟にある、近くに、海水浴場も兼ねたバーベーキュー場がある。イオンモール来店者が利用する??くらいかな。
ザ・ピーナツが常滑出身とは知りませんでした。
by nikki (2017-09-13 23:55) 

ナベちはる

「原点回帰」や「温故知新」と向き合った番組があると、昔のテレビ番組を知っている方には懐かしく、今のテレビ番組しか知らない人たちには新鮮に感じる番組になると思うので、今の「テレビ離れ」なるものに少しでも歯止めが掛かるのかなと思います。
by ナベちはる (2017-09-14 00:17) 

Rinko

このパン、温めたら美味しいだろうな~と思いながら拝見していると、やっぱり!^m^
絶妙な塩と甘さ加減なんでしょうね^^
by Rinko (2017-09-14 07:46) 

チナリ

おはようございます。

このような方がいらしたんですね。

私が生まれる前の番組ばかりだったので見たことのある番組はありませんでしたが、名前は知っている番組があったので後世にまで語り継がれる名番組だったのでしょうね。

もしもこういった方が今のテレビ業界にいらしたら、どういった番組を作られるのか気になりました。

by チナリ (2017-09-14 09:06) 

チャー

昭和 印象に残る伝説の番組が多かったですね
最近は ぬるいなー と、感じます
テレビしか出来ないことが あるのに! スポンサーや視聴者が怖いのかなー?
by チャー (2017-09-14 09:14) 

poko

パンもそうですがお菓子も期間限定って増えてますよね。
期間限定という言葉には弱くて
少しでも気になれば買ってしまいます。
by poko (2017-09-14 10:10) 

johncomeback

11PMは中学生の頃に親に隠れて観てました。
大橋巨仙&朝丘雪路のイメージが強いです。
松居一代がアシスタントやってた頃は観なくなってたなぁ。

by johncomeback (2017-09-14 10:21) 

hana2017

「光子の窓」「11PM」以外は、ほぼ見ていたと思います。
難しい事はわかりませんが、今のテレビは本当につまらない。
どこの局でも同じような出演者が出て、仲間内だけで騒いで受けている。お笑いやバラエティタレントについては売れたとなると出ずっぱりで使い捨て状態が続いています。
地上波以外にもBSに他のチャンネルと…ほぼ24時間続く放送時間の長さ。
低予算で作られる番組の数々…は、魅力がないばかりか、思考力まで奪われる危機感を感じるばかり。
力のある脚本家の書くドラマなど、特に番宣をしなくても見る人は見るのですから。要は企画力の不足、視聴者をなめているとしか言いようがないと思えます。
by hana2017 (2017-09-14 13:13) 

クッキー

だんだんテレビも面白くなくなり、大宅壮一さんの
「テレビは一億・・・・・」人間の想像力や思考力を
低下させてしまう物になって来ているかも。
by クッキー (2017-09-14 13:34) 

makkun

私達の年齢でテレビを観ていた人間で
「井原高忠氏」の名前を知らない人は
居ないのではないでしょうか・・・
気骨のあるテレビマンの記憶があります。
最近のテレビは「面白くない!」と思うので
ニュース番組以外はホントに観る事がなくなりました。
by makkun (2017-09-14 14:36) 

Take-Zee

こんばんは!
今日は西方寺まで彼岸花を見てきました。

by Take-Zee (2017-09-14 18:21) 

ヨッシーパパ

『光子の窓』は、終わりの頃でも0歳児でしたので、全く知りませんが、それ以外は、途中からの物もありますが、全て見ていました。
by ヨッシーパパ (2017-09-14 18:32) 

えくりぷす

最近読んだ『戦略読書日記』(楠木 建)の1番はじめに井原高忠氏の『元祖テレビ屋大奮戦!』が登場していました。
経営戦略の専門家(一橋大学教授)が、井原氏のやり方について、戦略のお手本としてほれ込んでいるのがよくわかりました。
井原高忠氏の本は2冊とも絶版で高値がついていますが、電子書籍版が出ていたのですね。
by えくりぷす (2017-09-15 09:02) 

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