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東京都立城南特別支援学校、OTやPTを採り入れた支援プログラム

東京都立城南特別支援学校

東京都立城南特別支援学校(東京都大田区東六郷)に見学に行ってきました。特別支援学校というのは、障害の部位によって、視覚、聴覚、知的、身体などの学校があります。今日訪問した東京都立城南特別支援学校は、身体障害者を対象にした特別支援学校です。



一昨日も触れましたが、大田区には、第一製パンの移転跡地にたった六郷工科高校という単位制高校があります。

その隣りにあるのが、東京都立城南特別支援学校です。

東京都立城南特別支援学校
学校案内より

小・中・高と3つの教育課程がありますが、児童・生徒は、ほぼ車椅子です。

少なくとも、下肢に障害があるということです。

障害が、「手のみ」「足のみ」という場合もなくはないのですが、下肢が自力歩行できないほどの障害がある方は、手にも何らかの障害がある場合が多いように思います。

知的障害のクラスもありますが、知的だけなら、知的障害の支援学校になります。

では、身体障害の特別支援学校は、健常者の普通学級、もしくは他の支援学校と何が違うのか。

知的障害がなければ、体育以外の授業、少なくとも主要5科目は普通に文部科学省の検定済み教科書で学びます。

見学したときも、中学生が数学の授業で、方程式を学んでいました。

しかし、体育がないだけなのに、いわゆる一条校として認められていないので、各種学校扱いです。

学校教育法に逆らっているわけではないのに、障がい者には学歴すら与えられないのか、と私は疑問に思っています。

体育がないぶん、OT(作業療法士)や、PT(理学療法士)のアドバイスを受けて、担任の先生がストレッチ等を行う「自立活動」という時間があります。

実は、医師によっては、この訓練を軽視する向きがあります。

障害は病気や怪我と違って治らないから訓練しても意味はない、という考えです。

たしかにそうかもしれませんが、中途障害はもちろん、生まれつきの障がいであっても、可動範囲を広げることは可能です。

訓練を繰り返すことで、人間には弱いところを別の機能によって補おうとする能力があるので、いずれにしても訓練を否定する必要はありません。

たとえば我が長男。

一酸化炭素中毒で大脳基底核を損傷しており、当初は遷延性意識障害(いわゆる植物症)の診断を受けました。

jikochokugo.jpg
2011年6月、意識なし、人工呼吸器でかろうじて呼吸



意識障害は残りました
2011年8月、覚醒はしたものの意識障害が残る。自力で体を動かせず


この2ヶ月後からOTが入りました。そして……

大田区羽田・天空橋を歩く
大田区羽田・天空橋を歩く
2012年3月、大田区羽田・天空橋を歩く

↓さらにOTによる訓練継続

高次脳機能障害
2017年1月、池上本門寺96段を1分40秒でのぼる

障害の経緯やステージは様々なので、誰でもOTが入ったら歩けるというわけではありません。

ただ、長男が歩けるようになるとは、受傷当時の医師団は誰も思っていませんでした。

遷延性意識障害や、高次脳機能障害の情報を求められている方も、このブログを読んでいただいています。

その方々に申し上げたいのは、たとえば、身体障害があるお子さんが、知的障害も伴う場合、必ずしも知的支援学校だけが選択肢ではない、ということです。

身体障害の特別支援学校で、学習とともに、OTやPTも諦めずにチャレンジしていただきたいと思うのです。

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昭和の揚げパンが食べたくなったらイッツピーターパン


東京都立城南特別支援学校の裏には、イッツピーターパン南六郷店というベーカリーがあります。

イッツピーターパン南六郷店

ここは、食べログでも紹介されている、大田区南端の雑色・六郷地区では有名なお店です。

おススメは、ピーター揚げきなこパン(揚げパン)と、チョコフランスという、フランスパンにチョコチップが入ったものです。

ピーター揚げきなこパンとチョコフランス

中でも、ピーター揚げきなこパンは、揚げパン給食発祥の地である東京大田区の、当時の揚げパン(昭和30~40年代)にもっとも近い味です。

これまで、大田区の揚げパンは、2店ご紹介しましたが、

蒲田あげぱん、給食の揚げパン発祥の地を思い出してみた

蒲田あげぱん

東京あげパン、大田区鵜の木のあげパン専門店エトモ鵜の木が開店

エトモ鵜の木の東京あげパン

どちらも、やわらかい生地のパンを使っているため、上品でおいしいです。

ただ、あまりに上品に作りすぎて、昭和30~40年代に学校給食で出たあげぱんとは、ちょっと違ってたんですね。

その点、イッツピーターパンは、やや硬めのパンを使っているのと、きなこのかけ方が大胆で、当時の揚げパンを思い出させてくれます。

揚げパンはお好きですか。

イッツピーターパンは、店内で食べるところもあります。

もし、大田区城南地区においでの際は、昭和の学校給食の代名詞ともいえる揚げパンを、イッツピーターパンでご堪能下さい。

みんな大好き!揚げパンは人気者―オーブンがいらないパン作り40品

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  • 作者: 栗原 みな子
  • 出版社/メーカー: 文化出版局
  • 発売日: 2006/03
  • メディア: 単行本

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nice!(311)  コメント(20)  [編集]

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コメント 20

末尾ルコ(アルベール)

医学に対してリスペクトは置いてますが、基本的には「過去のデータ」を基にした判断をしているわけで、おそらく人間には「過去のデータ」に表れていない可能性がまだまだ多く眠っていると、わたしはそう期待しています。その意味で、医学を軽視するというのではなく、しかしいろんな可能性(インチキは除く)は常に研究しつつ選択肢に入れておくべきだと考えます。おっしゃるように、諦めて投げてしまってはそこで終わってしまいます。どんな場合でも、「希望」を捨ててはいけませんよね。 揚げパンはとても美味しいですね。ただやっぱりどうしてもカロリーを考えたり、間食としては重いかなあというのもあって、そうですね、たまに食べるくらいでしょうか。でもお写真で拝見するパンはどれも美味しそうです。学校給食と言えば、今はそうでもないですが、子ども時代のわたしは割と食べられないものが多くて、給食の時間はあまりうれしい時間ではなかったという思い出が。 リンクしてくださった「林寛子」、見てみました。興味深いですね(笑)。そして鶴光のオールナイトニッポン!わたしも聴いてました(笑)!雀の鳴き声が聞こえてきそうです(笑)。 RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2017-01-26 20:30) 

poko

きなこパン、大好きです。
きなこがたっぷりかけられててとても美味しそうですね~。
by poko (2017-01-26 21:51) 

starwars2015

人間の可能性を信じて何かをするっていいことだと思います。
by starwars2015 (2017-01-26 23:03) 

utamaroco

諦めてはいけないんだけど、逆にちょっと訓練したら治るんだろうとか誤解されるのも困りものですね。

発達障害は親が甘やかしたから悪いとか、そういうデマがあるじゃないですか。

ああいうのって、ホント何考えてるのって思います。
by utamaroco (2017-01-26 23:20) 

pn

中卒にもならないんですか?義務教育って何なんですかね?
by pn (2017-01-26 23:57) 

yamatonosuke

つきなみな言葉ですが諦めたらそこで終わりです、頑張って下さい。
柔らかパン好きです〜。
by yamatonosuke (2017-01-27 00:21) 

sasorimodoki

こんにちは^^
いつも不幸だと思う度に、自分は五体満足なんだから。
なんでもできる!と思うようにしています。
それなりに健康なんだから、頑張らないといけません。
by sasorimodoki (2017-01-27 00:26) 

ナベちはる

人を治す立場の医者が、「患者が治らないだろう」と思うことは残念ですね。
治す限度はあるのですが、(限度うんぬんいう前の)最初のから諦めてはいけないのでは…と思います。
by ナベちはる (2017-01-27 00:28) 

HIDEe

揚げパンは美味しいので好きですね。
ちょっと堅めの方が好みです。
医者の多くは厚生労働省のガイドラインや学会での発表をそのままで、新しい事を探求したり、既知以外の事象を認めたがらない傾向にあると感じます。
by HIDEe (2017-01-27 03:52) 

toshi

小学生の時、学校給食で食べた
揚げパンは美味しかったです。
by toshi (2017-01-27 05:49) 

そら

こういう面では日本は後進国ですね・・・
小学校の時はあまり意識なく食べてた揚げパン
最近は時々無性に食べたくなります(^^)
by そら (2017-01-27 05:59) 

johncomeback

給食の揚げパンを懐かしがる方が少なくありませんが、
僕は給食で揚げパン食べた記憶がありません。
by johncomeback (2017-01-27 07:57) 

馬爺

おはようございます。
健常者がもっと障碍者の事を理解すればいいのですが、なんとなく特別な目で見ているのが現状ですね。
by 馬爺 (2017-01-27 08:21) 

なかちゃん

治らないから意味がない…では、納得できませんね。
人間の身体というのは、持って生まれた能力以外にトレーニングによって変わる部分があるという事実を解ってない?なんて思ってしまいます。
柔軟体操をやることで可動域は格段に広がるし、筋トレで筋力アップだって出来るんです。
ボク自身、二十歳を過ぎてから始めた空手のトレーニングで、もの凄く硬かった身体が相撲でいう股割りが出来るようになりました。
失われた機能がどこまで回復するか、またはしないかは分かりませんが、損傷を受けていない身体の一部分を覚醒させることは可能だと思います。
まぁ、ボクのような素人が何を言っても説得力がないかもしれないけど、医者が相手をするのはボクのような素人だということを考えてしゃべってほしいものですね(^^)

by なかちゃん (2017-01-27 08:48) 

追いかけっ子

イッツピーターパン、拝見した感じ素朴で美味しそうですね。
揚げパンはものによってはくどくもなりますが
基本的には好きです♪
でも個人的には固めよりも柔らかめが好きかも(^^;
by 追いかけっ子 (2017-01-27 12:40) 

tachi

こういう取り組みがあるんですね。
知りませんでした。
傷害が軽減されるような効果があるのでしたら
もっと、力をいれて研究していただきたいですね
by tachi (2017-01-27 14:04) 

レインボーゴブリンズ

努力さえすれば、人間の持つ能力の可能性は無限大だと改めて感じました。
私は3歳の時に病気にかかり、小学校に上がってからも体育の時間はじっとしているようにと、母は医者から言われていたそうです。しかし、それを無視して運動をさせたおかげで、今何でもできる自分があります。
by レインボーゴブリンズ (2017-01-27 14:23) 

makkun

私も近くにある特別支援学校に行ってる
子供達を見る事が多々あるので
下記の文言に大賛成です。
「身体障害があるお子さんが、知的障害も伴う場合、必ずしも知的支援学校だけが選択肢ではない」
by makkun (2017-01-27 15:36) 

うつ夫

障害者の保護者の中にも、「健常」へのアプローチを「障害者の子どもに負担をかける」との大義で批判する人がいますね。傍から見てると、障害者の親同士の足の引っ張りあいに感じますが。
by うつ夫 (2017-01-27 22:46) 

いっぷく

コメントありがとうございます。

>「健常」へのアプローチを「障害者の子どもに負担をかける」との大義で批判する人がいますね。傍から見てると、障害者の親同士の足の引っ張りあいに感じますが。
>by うつ夫 (2017-01-27 22:46)
障がいと一口に言っても、経緯やステージによって、療育やリハビリの目指すところはそれぞれです。
障害者の範疇で自立を目指す場合もあれば、中途障害者が社会復帰を目指す場合もあります。

ただし、その「大義」に、嫉妬や「足の引っ張りあい」があるか否かは、私も障害者の保護者との付き合いがあるので申し上げにくいところです。

by いっぷく (2017-01-28 04:44) 

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