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『革命終焉』天龍源一郎一家がプロレスラー人生を振り返る

革命終焉

『革命終焉』(辰巳出版)を読みました。プロレスを引退した天龍源一郎と、妻の嶋田まき代、娘の嶋田紋奈が、レスラー時代の生活を振り返った共著です。ひとつの出来事について、交互にそれぞれの立場から当時の事を述べています。とくに家計を預かったまき代夫人の話は、スターレスラーの実態はどうだったのかが興味深く語られています。



天龍源一郎は、約40年にわたってプロレスラーとして活躍した人です。

リングを降りた現在は、バラエティ番組でも、滑舌の悪さを売り物に、本職の芸人を食う勢いです。

滑舌が悪いくせに、2度聞き直すと北を向く(ふてくされる)、気難しく誇り高き男です。

それは、まさに、自分に正直で、他人におもねない愚直さのあらわれであり、そこがまたプロレスファンの心をくすぐるようです。

ただ、本書によると、「『男気あふれるプロレスラー・天龍源一郎』の骨格は、ほとんど嶋田まき代の成分」(嶋田紋奈)と書かれています。

本書からは、「大将(と天龍は家族に呼ばせているそうです)」を支える家族、とりわけまき代夫人の苦労話に、興味深いエピソードがたくさんありました。

その一部をご紹介します。

経済的には恵まれなかった


天龍源一郎といえば、ジャイアント馬場率いる全日本プロレス時代、ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田に次ぐ、第三の男として活躍しました。

しかし、『革命終焉』によると、国技扱いで月給やご祝儀が多く、後援会の支援がしっかりしている相撲時代とは違い、プロレスラーとしては経済的に恵まれていなかったそうです。

たとえば、お客が入らなければ、いくらいい試合をしても会社は潤いません。

入団してしばらくは、ファイトマネーが興行チケットで支払われたり(後援者に売ってお金にしてくれという意味)、まき代夫人が質屋通いをしたり、実家にアルバイトに行ったりしたそうです。

しかも、全日本プロレスは「1試合いくら」の試合給で、年間8シリーズの終了ごとに支払われるので、年間8回しか給料日はなかったそうです。

クレジットカードも小切手も知らなかった


天龍は若手選手やマスコミへの面倒見がよく、巡業中は毎晩呑みに連れ歩いていました。

おコメ(お金)は、ジャイアント馬場に個人的にムシンしていましたが、それだけでは足りず、支払いが莫大なものになり、まきよ夫人はカードを取り上げたといいます。

当時の天龍源一郎の言い分は、「財布の金が減らない」

カードで払ってれば、そうですよね。

天龍源一郎は、小切手というものも知らなかったそうです。

ある時、親会社の日本テレビから、ジャイアント馬場にも内緒で小切手が渡されたそうです。レスラーとして老いたジャイアント馬場を引退させたら君に頑張ってもらう、という意味のお金だったとまき代夫人は推理しましたが……

【参照記事】
猪木は馬場をなぜ潰せなかったのか、BIが抱えていた本当の敵は…

天龍源一郎はノーテンキに「こんな紙切れ、どうすればいいのよ」と、事情を飲み込めなかったそうです。

有名人のため引っ越しも多かった


さらに、引っ越しが多く、結婚以来11回引っ越し、費用だけで1000万円以上使ったと、まき代夫人は述べています。

有名人であることで、いたずらをされたり、地方巡業やアメリカ遠征がマスコミを通じて明らかになるので、泥棒が「主が留守である」と確信を持って侵入したりするからだそうです。

泥棒に入られたときは、ローンも残っているのに家を処分して、セキュリティがより安全な賃貸のマンションに移ったことあるとか。

毎週テレビにうつっていたのに……


その後、天龍源一郎はメガネスーパーをスポンサーにした団体に移り、金銭的に潤ったと思ったらあっという間に団体は崩壊。

自分がオーナーになって団体運営して、そこでもお金に苦労したことが書かれています。

もちろん、プロレスファンには、興味深いプロレスの新事実も本書はいろいろ書かれています。

ただ、毎週テレビにうつっていたスタープロレスラーても、経済的には大変だった、という話は、コアなファンでなくても興味深い話ではないかと思ったので今回ご紹介しました。

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紅茶の香りにほどよい甘さのホイップクリーム


紅茶にケーキ、というのはありふれた光景です。

では、紅茶ケーキならどうでしょうか。

今日、ここだけで打ち明けるおやつは、今月の新発売商品『紅茶香るしっとりケーキ』(Pasco=敷島製パン)です。

紅茶香るしっとりケーキ

袋を開けると、紅茶の香りが漂います。

紅茶の茶葉が点々と残っているケーキに、ホイップクリームがサンドしてあります。

紅茶香るしっとりケーキ

食べた感じも紅茶の味がしっかり感じられます。

そして、ミルクティーのような優しい甘さとやわらかさです。

中のホイップクリームも適度に甘いので、菓子パンの値段で、商品名通りケーキを食べているようです。

こういう柔らかいケーキはきれいに切り分けるのが難しいのですが、あらかじめ一口大8個にカットされているので、開封後はそのまま食べることができます。

便利です。

一袋で熱量322kcal、脂質14.8gなので、食べやすくてもその点だけはご注意を。

いかがですか、紅茶味のパンケーキ。

革命終焉 (G SPIRITS BOOK)

革命終焉 (G SPIRITS BOOK)

  • 作者: 天龍 源一郎
  • 出版社/メーカー: 辰巳出版
  • 発売日: 2015/10/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

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nice!(290)  コメント(16)  [編集]
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コメント 16

green_blue_sky

紅茶のケーキ美味しそう。
甘いものとお酒も合います(^_^;)
by green_blue_sky (2017-04-28 21:21) 

たじまーる

紅茶のケーキ気になります(*^^*)
自分は紅茶が入っているお菓子やケーキ好きですので^^;
でもカロリーや脂質が多いのですね・・・
それでも食べてみたいですね(*^▽^*)
by たじまーる (2017-04-28 22:16) 

末尾ルコ(アルベール)

天龍って、デビュー戦のフィニッシュホールドが、確かローリング・クレイドルでしたよね。ローリング・クレイドルはテリー・ファンクがNWAチャンピオンとして来日した時に一本奪った技として使った時に、少なくともわたしは初めて見た技だと思います。言わば、いかにプロレスファンでも滅多にお目にかかれない高級な技の一つとして認識していまして、それを「デビュー戦で使うとは不届きな!」くらいに思っていました(笑)。天龍のデビュー戦はよく覚えています。デビュー後しばらくは、試合途中でツッパリを出して相手をロープまで持っていくのを売り物の一つにしていましたよね。わたしの中で「プロレスラー至上」の時代でもありましたから大相撲の実績など眼中になく、(こりゃあ、モノにならないや。それにしても生意気にもローリング・クレイドルなんて使っちゃって・・・)くらいに思っていました(笑)。その後この技が豊田真奈美の得意技になるとは知る由もなく、そして天龍がプロレス史上屈指のタフなレスラーとなるとも想像もしていませんでした。でもこれがプロレスのおもしろさの一つですね。

『紅茶香るしっとりケーキ』・・・紅茶の香りを生かしたパンやお菓子は当たりが多い気がします。紅茶のパンでありながら、ブラックコーヒーと一緒にいただくと合いそうですね。

プロレスラーのギャラのお話、知れば知るほど「プロレス」というものに対する興味が増していきます。(そのような状況で、あのようなことをやっているのか)という驚きと、ある意味での「感心」と言いますか、あるいは(すごいな)という思いと言いますか。金銭的な報いが期待できないままで様々なアイディア、工夫を凝らしながら体を張ってお客さんを呼ばなければならない。プロレスラーたちのこうした「窮状の中での尋常でない奮闘」をもっと世の中に知らしめれば、「プロレスに対する夢」は消失するかもしれないけれど、世間の関心度やシンパシーはアップするかもしれないとも思いました。もっともそれは、いっぷく様もいつもおっしゃるように、「昭和のプロレス」に対する熱狂がベースにあるもので、あの頃の熱の再現を望むべくはないけれど、今のプロレスももっと面白い方向へいかないかなとなどと考えたりしてます。それにしても書店には、「昭和プロレス再評価・再検証」的本が多いですね。語っても語っても語り尽くせない謎や魅惑を提供してくれていたんだとつくづく感じます。そうなんですよね、今のプロレスには「謎」がないんですよね。  RUKO

by 末尾ルコ(アルベール) (2017-04-28 22:26) 

うつ夫

引退まで第一線で頑張った体力は相撲で培ったのかもしれませんね。
紅茶のケーキなら、飲み物はどうするのでしょう??
by うつ夫 (2017-04-28 23:39) 

ナベちはる

味も食べやすさも良い紅茶のケーキ、どの飲み物の組み合わせでも美味しく頂けそうです。
by ナベちはる (2017-04-29 00:42) 

yamatonosuke

SWS時代はよく知りませんが、
全日時代の阿修羅原とのタッグが印象に残ってます。
by yamatonosuke (2017-04-29 01:22) 

やおかずみ

ケーキが美味しそうですね。甘党の私として
食べたくなります。
by やおかずみ (2017-04-29 08:47) 

粋田化石

私は相撲も好きでしたので、天龍が十両優勝をした直後に相撲を引退して全日に入ったのには驚きました。
すもうチョップが懐かしいです。
by 粋田化石 (2017-04-29 08:52) 

Take-Zee

こんにちは!
あの天竜さんも引退しましたね。
1歳年上の兄さん、引退は仕方がないですね。

by Take-Zee (2017-04-29 08:59) 

nikki

プロレスラーという職業は大変ですね。

紅茶香るしっとりケーキ、スナックゴールドと同じく高カロリーなのね。
by nikki (2017-04-29 12:30) 

johncomeback

プロレスラーは経済的に恵まれていないんですね。
身体も心配だろうし、奥様は大変だなぁ(-_-;)
by johncomeback (2017-04-29 14:23) 

makkun

そう言えば「馬場・猪木」の名前が出ると
天竜の名が次に出ていたように思いますが
何処へともなく名前が見えなくなったような・・
色んな苦労をしてたんですね~・・。
ふっくらしてニコニコ顏が浮かんで来ますから
憎めないレスラーだったような記憶です。
by makkun (2017-04-29 15:21) 

うめむす

天龍が親分肌の人であったことは、
かつてのプロレス誌の記事などで知っていましたが、
それを陰で支える奥様あってのことだったのですね。
えー話や、うるうる。
↑RUKOさんの突っ込んだコメントにも感心しています!
by うめむす (2017-04-29 15:35) 

tai-yama

レスラー最強論を言ってしまうと色々異論が出てしまうのですが
天龍さんは最強と言われる内の一人ですね。
神取との闘いもすごかったです。
by tai-yama (2017-04-29 19:53) 

Rinko

紅茶のケーキ、美味しそうですね♪
でも、カロリーが300を越えるなんて^^; 
by Rinko (2017-05-01 09:34) 

えくりぷす

プロレスラーは、ジャイアント馬場やドリー・ファンク・ジュニアなどに代表されるように選手生命が長くて良いな(少なくとも金銭的には安泰)となんとなく思っていましたが、思い違いだということがわかりました。
by えくりぷす (2017-05-01 14:12) 

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