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角野卓造といえば『間違いだらけの女磨き』を思い出す

タイル

『間違いだらけの女磨き』(1987年1月8日~3月19日、フジテレビ)というドラマを、久しぶりにビデオデッキをつないで鑑賞しました。8月10日は、俳優・角野卓造の誕生日ですが、小心にして細心な、今風に言う“寝取られ男”を演じたのが印象的でした。

放送されたのは、フジテレビの木曜劇場と名付けられた木曜22時枠。

間違いだらけの女磨きタイトル

舞台は、宮崎に本社がある宮崎タイル東京支社とその社宅です。

人事異動で、久しぶりに東京支社に来るのが、支店長(中条静夫)と次長(三田村邦彦)です。

支店長(中条静夫)は、若い妻(佳那晃子)と再婚したばかり。

次長(三田村邦彦)には、婚約者(中井貴恵)がいます。

一方、東京支社の社宅には、中途採用でやっと主任になった角野卓造と、婚約者である市毛良枝が住んでいます。

市毛良枝

市毛良枝は、元宮崎タイルの社員で寿退社していましたが、結婚するまでという条件で、退社後も社宅に1人で住んでいます。

つまり、角野卓造と市毛良枝は婚約しているものの、別の部屋に住む“清い関係”なのです。

そこに、三田村邦彦がやってくるわけですが、実は市毛良枝とは元夫婦。

市毛良枝が仕事をやめなかったため、中途半端な結婚生活に終止符を打った過去があります。

しかし、憎しみ合って別れたわけではないので、また同じ社宅に住むことで一騒動……という話です。

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ネタバレごめんで書いてしまうと


市毛良枝と三田村邦彦

前夫・三田村邦彦の猛烈なアタックで、幸せな新婚の頃を思い出してしまった市毛良枝は、がまんできなくなって三田村邦彦と情を交してしまいます。

角野卓造とは“清い関係”なのに……。

三田村邦彦は、関係したことで市毛良枝との復縁に意欲満々だったのですが、結局市毛良枝は、前夫と寝たくせに角野卓造を選び、角野卓造も唯々諾々とそれを受け入れ、三田村邦彦は中井貴恵との関係も終わってしまいます。

これと並行して、初めての相手だった支店長(中条静夫)を忘れられずに東京に残った、前支店長夫人(大森暁美)との関係もあったのですが、支店長(中条静夫)が、現在の妻(佳那晃子)を裏切れないことを告げ、前支店長夫人(大森暁美)は寂しく宮崎に帰ります。

要するに、男と女の関係は時計の針を戻せない、という話です。

市毛良枝だけ、婚約者を失わないまま前夫とも関係できて、現婚約者も前夫も傷つくという、考えてみると、当時お嫁さんにしたい女優ナンバーワンだった市毛良枝を、ひたすら引き立てるためのストーリーでした。

でもなぜか私は、このドラマが好きで、ビデオに録画したものを何度も何度も見ています。

ひとつは、三田村邦彦と市毛良枝のカップルが、息があって感情移入しやすかったんでしょうね。

実年齢が年上の市毛良枝だけでなく、中井貴恵からも“たつや”と呼び捨てにされていた三田村邦彦。

かつての結婚相手が、決して昔を否定せず、その当時と同じように相手の名前を呼び捨てで呼んでいるシーンを観て、私自身は放送された当時離婚どころか結婚もしていなかったのですが、もし離婚しても、こういう再会だったらいいだろうな、なんて思いましたね。

まあなんだかんだ言って、実は私も市毛良枝にしびれていたのかもしれません。

でも実際には、市毛良枝は離婚するときは相当後ろ向きなエネルギーを使っていたようですが。

それはともかく、“寝取られ男”の角野卓造の好演が、ドラマをいちだんと面白くしていました。

角野卓造
Google検索画面

角野卓造は、『俺たちの祭』(1977年11月20日~1978年4月30日、ユニオン映画/日本テレビ)というドラマで、売れない漫画家を演じていますが、売れるまで、同棲している女性とは関係しないという設定でした。

いわゆる“肉食系”としてイメージしにくいのかもしれませんね。

本作は、まだDVD化されていません。

CSの『フジテレビTWO』でぜひ放送してほしいと思っています。

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