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日本航空123便墜落の新事実目撃証言から真相に迫る 青山透子著

日本航空123便墜落の新事実目撃証言から真相に迫る 青山透子著

『日本航空123便墜落の新事実目撃証言から真相に迫る』(青山透子著、河出書房新社)を読みました。1985年8月12日に起こった日本航空123便墜落事故について、当時日本航空で働いていた客室乗務員だった著者が、目撃証言と文献で疑問点を指摘したものです。



520名の犠牲者を出した、日本航空ジャンボ機123便(ボーイング747、機体登録番号JA8119)事故。

これまでにも、公式発表とは違う真相が隠されているのではないか、といわれてきました。

著者の青山透子さんが今回改めて、発表されている公式な事故原因と、残された証言記録の矛盾点に着目。

事故原因について、別の可能性を指摘しています。

1.墜落直前の123便を、2機の自衛隊のファントム機が追尾していたという複数の目撃証言(墜落のプロセスも墜落場所も政府は把握していた疑い)
2.現場には、ガソリンとタールをまぜたようなゲル状燃料の強い異臭と炭化した遺体(検死させない=何かを隠滅しようとしたか)
3.尾翼破壊の真犯人として浮かび上がったオレンジ色の物体(自衛隊の訓練用ミサイルなどの飛行体の可能性)
4.事故の総指揮を執った河村一男氏(群馬県警察本部長、日航機事故対策本部長)が、「事故原因を追求したら戦争になる」と言った
5.機体の一部が相模湾にあることがわかったと報じられたが、その引き上げ作業が行われず、メディアの報道もなぜかそこで打ち切り

本書は、証拠となる文献の出典明示、そして実名での証言をリアルに載録している点で、憶測とセンセーショナリズムで陰謀説を喧伝するトンデモ本のタグイとは全く違います。

生存者の証言にもありますが、救出の人々がいったんは近くまで来たのにそのまま戻り、一晩放っておかれた。

その間に、まだ聞こえていた乗客の話し声が、次第に聞こえなくなった……。

それが何よりも残念ですね。

(川上慶子さん証言)
>気がつくと真っ暗で油臭いにおいがした。
 子供の泣き声などがザワザワ聞こえていた。
>墜落した時は、大分多くの人が生きてはって、御父さんも咲子ちゃん(妹)も未だ生きてて、御話しててね。あっちでもこっちでも、がやがやと話し声が聞こえて来て・・・。
>廻りで皆が話してはった声も、段々聞こえなくなって・・・。
 (暗闇の中)ヘリコプターの音が聞こえて来て、赤い明かりも見えて、真上迄来て止まってホバリングみたいにして・・・。
 『ああーこれで助かるわ。』って皆で言ってたら、ヘリは引き返した。『これで場所が判ったから、又皆で沢山来て助けてくれる』と話したけど、それきりで来ん様になった。
 その内、皆話さなくなった・・・
https://2ch.vet/re_ikura_archives_1504534470_z_0#120


そして、時の総理は何をしていたか。

リアルライブというサイトで、著者が暴露しています。

 リアルライブ「あくまで噂なんですが、中曽根さんが米軍の出動を阻止したとも囁かれています」
 青山「それはどうでしょうね。ただ、ひとつ言えることは、(青山氏が教鞭をとっている学校の)学生たちと、この事故の前後も含めて一週間後、首相の中曽根さんがどう行動したかっていうのを、新聞にある『中曽根さんの一日』という、首相の動静を書いた記事の部分をすべて逆読みしていくと一切、御巣鷹山に行かずに軽井沢でプールで泳いでいたり、ゴルフしていたり(笑)。他には、自分の人間ドックを優先させたり、ということで驚いたんです。私は学生に言われたんです。『先生、今こんな状態だったら、すぐ辞任ですよね』って」
https://npn.co.jp/article/detail/37408869/


真相がどうあれ、とくに犠牲者の方々にとっては許しがたいことではないでしょうか。

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まとめ


よく個人ブログで、政治のことをあれこれ書かれているものを拝見します。

もちろん、言論は自由ですし、有権者として政治に言及する積極性を否定するものではありませんが、いったい、その意見は何を前提とし、どんな根拠によるものかを、ご自身でご確認いただきたいのです。

少なくとも、

為政者は肝心なことを隠しているかもしれない
メディアはそれを積極的に暴くどころか、そのお先棒を担ぐことも少なくない


ということは用心して、うわべの情報に踊らされずに真実にアプローチしたいものです。

日航123便墜落の新事実  目撃証言から真相に迫る
日航123便墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る
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コメント 21

フヂ

何が真実か知る術もないですが、
知人一家が犠牲になっているので
ショックな話ですね。。。

by フヂ (2018-04-24 23:51) 

hiro-kan

時の首相中曽根さんの行動は、関係者でなくても
許しがたいですね!

このような人間が、日本の当時の首相だったなんて
情けないです。
by hiro-kan (2018-04-24 23:51) 

☆ミルキーウェイ☆

著者が暴露していることが本当だとすると、政治家としてもどうかと思いますが人間として憤りを覚えます。
今だったら、即辞任を求める声が噴出しますよね。
by ☆ミルキーウェイ☆ (2018-04-25 00:35) 

ナベちはる

今では考えられないような行動、実際にそうであったとしたら恐ろしいです…
by ナベちはる (2018-04-25 00:40) 

犬眉母

真相究明は、御遺族が今も願っていることでしょうね。
by 犬眉母 (2018-04-25 01:18) 

末尾ルコ(アルベール)

日本航空123便墜落の新事実目撃証言から真相に迫る 青山透子著・・・これは事実であるとすれば、身の毛もよだつ話ですね。お記事を拝読しただけでも、夢に見てしまいそうな衝撃性があります。これはわたしも読んでみたいと思いました。自分としてはかなり疑い深い方だと自覚しているつもりなのですが、この重大事故にここまでの疑惑が存在したとは想像もしておりませんでした。世の中の出来事、もっともっと「裏の存在」を意識しなければなりませんね。恐ろしいと同時に、極めて刺激的な内容のお記事、ありがとうございます。
思いますに、こうした事故(事件?)が例えば米国、あるいは英国、フランスなどで生じたとしたら、その直後からメジャー、マイナー含めて様々な形で追及が起こっていたのではないでしょうか。こうした疑惑が存在していたことは日本のメディアも知っていたと類推されるのに、毎年事故の日に行われるのは「追悼のみ」(もちろん追悼は大切ですが)という状況では、左右を問わず、「あまりに酷い」としか言いようがないですね。
それにしても「別の可能性」として挙げておられる5点はいずれも戦慄的な内容ばかりです。河村一男氏の言葉、「事故原因を追求したら戦争になる」とは何を意味しているのか。メディアはこの事件のどんな点に対して、どの程度「忖度」したのか。「川上慶子さん証言」の内容も、拝読しながら背筋が凍り付きそうになります。やはりわたしもこの事故当時の衝撃は記憶に新しいですから、(実は当時報道されていたものとはまったく異なる事実があったのかもしれない)とこうして具体的に示していただくインパクトはあまりに強烈です。
ただ、現在のネット社会であれば、事故そのものの疑惑、さらに中曽根元首相の行動など、叩かれたのは間違いないでしょうね。その意味では、ネット言論は「使いよう」で大きく積極的な力になれるのですが、なにせお粗末な知識と思い込みで出鱈目を書きまくる手合いが多いのが現状です。
このところのマスメディア報道を見ても、日本という国は大本営発表的な要素がまだまだ非常に色濃く残っているなとつくづく感じます。東京五輪を間近にしたスポーツ報道もその一つで、大谷翔平の異常報道などは、大谷は嫌いではないのですが、実際辟易してしまいます。「スポーツ報道によって、重大なことをぼやけさしてしまう」動きにも注意したいですね。

>メディアはそれを積極的に暴くどころか、そのお先棒を担ぐことも少なくない

今回のお記事は、この点をあらためて強く再認識させていただきました。例えばロシアなどでさえ、プーチン政権に反対するジャーナリストが暗殺される事態が少なくありません。彼らは命懸けでジャーナリストをやっているのですね。二本にも「命懸け」のジャーナリストがいないわけではないのでしょうが、昨今のセクハラ問題に対しての『朝日新聞』のお粗末な対応とか、もうお話にならないことも多すぎます。

わたしの日本映画に対する底の浅さは、『家族』と『故郷』が未見であることからも痛感いたします。これらも早めに鑑賞したいものです。なにせ最近、倍賞千恵子にうっとりなのです。

> “高度成長期に翻弄されながらも力強く生きる、地方の庶民”

素晴らしいご命名ですね。山田洋次作品の場合、ストーリー展開はシンプルで会っても、ディテールに様々な含みが用意されていることもよく分かりました。

>途中暑さと疲労で赤ん坊が死んでしまい、東京の焼き場で焼いてしまうのです。

このエピソードを拝読し、アメリカン・ニューシネマの傑作『真夜中のカーボーイ』を思い出しました。69年の作品で、クライマックスでダスティン・ホフマンがバスの中で小便を持たした挙句に死んでしまいます。アメリカン・ニューシネマは世界的な潮流でしたので、山田洋次も影響を受けていたのかもと想像しました。 RUKO

by 末尾ルコ(アルベール) (2018-04-25 02:18) 

yoko-minato

都合の悪いことは隠す・・・今の政治を
見ていると良く分かりますね。
あの事故はよく覚えています。
川上慶子さんが救出される場面も・・・
墜落した時点では話し声があちこちで
していたという事実に衝撃を覚えました。
ましてヘリで位置確認がされていたのに
放置されたということは信じがたいことです。
何よりも犠牲者のご家族の想いは・・・
私もぜひとも読んでみたいです。


by yoko-minato (2018-04-25 04:38) 

pn

相模湾の話は覚えてないなぁ。就職した年の大事件だけど33年前の話になっちゃうのか(^_^;)
by pn (2018-04-25 06:12) 

ヤマカゼ

自衛機が誤射で民間機を撃墜するなんてあってはいけないですね。
狭山の航空自衛隊の練習機がコントロール不能で入間川に墜落した事故がありましたが、その時は教官も練習生も脱出せず民家に落ちないように最後まで操縦をしてなくなった事故がありましたね。
by ヤマカゼ (2018-04-25 06:34) 

Rinko

これまで純粋に「墜落事故」だと思っていたので、結構衝撃です。
落ちて間もなくはまだ沢山の生存者がいらしたんですね。これが隠された真実だとしたら亡くなられた方もご家族も悔やみきれませんよね・・・。

by Rinko (2018-04-25 08:42) 

馬爺

これが事実なら真実を隠し通すなんて許せない事ですね、腐りきっていますね。
by 馬爺 (2018-04-25 08:55) 

Take-Zee

こんにちは!
35年前、キャンプから帰ってメンバーや
子供たちと家でくつろいでいた時に飛び込んだ
ニュースで忘れられません・・

by Take-Zee (2018-04-25 09:29) 

johncomeback

当時は秩父市に住んでいました。
御巣鷹山は比較的近くで、秩父の消防団員が
応援に向かったと聞きました。
by johncomeback (2018-04-25 11:06) 

zombiekong

ナショナルジオグラフィックチャンネルにメーデーという航空機事故調査ドキュメンタリーがありますが、シリーズ14まで続く長い番組の歴史の中で、唯一調査報告に疑問が残るとはっきり名指しされたのがこの事故です。事故調査ではたとえ深海2000mからでも機体の残骸は引き上げるのが鉄則で、陸地からたったの200m地点に確認されている尾翼を引き上げないのは不思議です。
by zombiekong (2018-04-25 12:16) 

クッキー

丁度本庄で宿泊していてこの事故を知りました、何か
不可解の話は出ては消え、出ては消えでしたね。
墜落直後には生存者も多数いた模様ですね。
by クッキー (2018-04-25 17:28) 

ヨッシーパパ

私のつたない記憶では、川上慶子さんは、当時10歳ぐらいでしたか?
後に、看護師になったと伺っています。

by ヨッシーパパ (2018-04-25 19:33) 

エンジェル

山崎豊子の「沈まぬ太陽」を読みましたが、あれは事実と異なる内容なのでしょうか?かなり真実に迫っていると感じたのですが・・・この事故の日はアニーパパの誕生日なので強烈に記憶に残っています。青山さんの本読んでみたいです。
by エンジェル (2018-04-25 19:36) 

たいちさん

ブログ記事を読ませていただき、この本を読んでみたいと思いました。図書館で探してみますね。
by たいちさん (2018-04-25 19:39) 

nikki

上にもコメントがありますが、メーデーという外国制作の番組でも取り上げられてますね。本当の原因はなんでしょう。
by nikki (2018-04-26 00:33) 

そらへい

父が亡くなって一年の命日だったのでよく覚えています。
一人の死の経緯にしてもいろいろな疑問や謎がありました。
ましてやこれだけ多くの犠牲者を出した飛行機事故
簡単には済まされないいろいろな問題が隠されているのでしょうね。
by そらへい (2018-04-28 20:52) 

トムス

青山さん、丹念に取材されているのですが、どうも自説に都合の良い証言ばかり採用しているように思います
墜落した日航機の飛行ルートはレーダー記録で判明しているのに、それを明らかに逸脱した証言を基に推論を組み立てるのはいかがなものでしょう
by トムス (2018-05-03 18:01) 

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