So-net無料ブログ作成

高次脳機能障害に再生医療実用化へ、期待と課題点

高次脳機能障害に再生医療実用化へ

高次脳機能障害者に、昨日NHKで放送された『脳がよみがえる!?再生医療大国・日本の逆襲』という番組が話題になっています。ツイッターやフェイスブックでは、リツイート、シェアなどが次々行われています。番組の内容を振り返り、その課題点について考えてみます。



これは、昨日の番組放送前のツイートです。




いろいろな人がツイートしているので、リツイート数も分散されているのですが、「脳がよみがえる」で検索すると、番組を紹介したり感想を述べたりするツイートがたくさん出てきます。

みなさんは、ご覧ななりましたか。

Youtubeにアップされていますね。ここだけの話、NHKは削除していません。

クローズアップ現代+「脳がよみがえる? 再生医療大国・日本の底力」 04.20
https://www.youtube.com/watch?v=DmB2L7GlBTg&feature=youtu.be

この番組のキーワードは、「脳がよみがえる」と「日本の逆襲」の2点あります。

どういう内容だったかといいますと、まず、「脳がよみがえる」というのは、これまで、脳細胞は再生しないといわれてきたのに、再生できる幹細胞が発見されたことで、脳に薬(間葉系幹細胞を利用)を注入し、その生み出す栄養分によって、再生が活性化することがわかりました。

アメリカにおけるその治療によって、脳梗塞や交通事故などによる脳障害(慢性期)になり、腕が上がらなかったり、自力歩行がままならなかったりした人が、次々回復する例を番組は紹介しています。

番組より
番組より

次に、「日本の逆襲」ですが、これまで我が国は、「研究は一流、事業は二流」と揶揄されるほど新薬承認へのハードルが高かったため、創薬を担う頭脳や新進企業の海外流出を許してきました。

それが、2014年に再生医療薬の承認時期を早める法改正が成立したため、逆に各国の頭脳やベンチャーが日本に集結。新薬開発ラッシュが起きているというものです。

つまり、「脳がよみがえる」薬は、法改正という「日本の逆襲」によって、早晩日本で実用化されるだろう、という再生医療ベンチャーの最前線を紹介しています。

番組を見て感じたこと


外国の治験ですが、画像で回復している人を見ると、武田真一キャスターが「興奮を覚えた」と番組内で発言しているように、多くの人がツイートする気持ちはよくわかります。

ただ、脳の構造は、すべてがわかっているわけではありません。

実用化されても、身体障害だけでなく知的障害や精神障害まで回復できるかどうかは今の時点ではわかりません。

また、それは本来健常だった人が回復するためのもので、先天的な脳障がい(発達障害やダウン症など)がある場合、再生とは違いますから、今回の取り組みの対象ではないのかな、という気もします。

何より、「承認時期を早める」という点が気がかりです。

法改正によって、現在は、治験段階で安全性が確認されると、有効性が確認されていない段階でも承認されます。

番組より
番組より

「いわば仮免許を与えて、販売しながら有効性を確かめていく」(田中泉キャスター)というのですが、要するに、正式に販売されても治験が続くようなものなのです。

直接、脳に他人の骨髄で作った間葉系幹細胞を注入するのですから、再生医療で懸念されている、想定しなかった副作用が、絶対にないとはいえません。

また、これはおそらく、健康保険をはずれる医療になると思いますから、相当の治療費がかかるでしょう。

私にとっても、この話はかなり切実なものなのですが、実用化されたら、当事者にとっては難しい判断を迫られるなあと思いました。

6年前、私の長男が重度障害のときだったら、受けていたかもしれません。

しかし、以後、中度→軽度とリハビリが奏効して回復しているので、今、脳に未知の治療を外科的に行う必要はあるのか、結論を出すのは正直むずかしいところです。

ただ、こうした新治療は、脳障害者の未来に希望を抱かせてくれることは間違いありません。

いずれにしても、実用化は注目されるところです。

スポンサードリンク↓

フランスパンではないフランスと命名されたパン


今日ご紹介するのは、『くるみフランスピーナッツクリーム』(Pasco=敷島製パン)です。

くるみフランスピーナッツクリーム

くるみ入りのパンに、ピーナッツクリームがたっぷりサンドされています。

くるみフランスピーナッツクリーム

「フランス」という名前ですが、パンはフランスパンのようなパリッと感はなく、コッペパンのような柔らかさです。

ピーナッツクリームは、つぶつぶ感が残る甘さ控えめのクリームです。

番組より

パンのくるみとピーナッツの、つぶつぶの、異なった歯ざわりを楽しめます。

パンそのものは、ほのかに塩気を感じます。

もちろんおやつでもいいですが、甘すぎないので朝食にも使えそうなパンです。

いかがですか。ピーナッツクリームパンの朝食。

幹細胞と再生医療 (サイエンス・パレット)

幹細胞と再生医療 (サイエンス・パレット)

  • 作者: 中辻 憲夫
  • 出版社/メーカー: 丸善出版
  • 発売日: 2015/06/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
スポンサードリンク↓


nice!(280)  コメント(16)  [編集]
共通テーマ:健康

nice! 280

コメント 16

そら

仕方のないことかもしれませんが、新しい左先端医療が開発
されることは喜ばしいことですが、保険適用ではないと言う
ところが残念だなぁといつも思います・・・。
by そら (2017-04-21 20:15) 

pn

仮免かぁ、悩みますね。更に保険外となると何とも言えません。
by pn (2017-04-21 21:16) 

末尾ルコ(アルベール)

とても重要な問題ですね。こうした治療法によって非常に大きな効果があるのが間違いなく、副作用などの問題もクリアできたのであれば、ぜひ実用化していただきたいものだと思います。ただ、番組のトーンの、「日本の底力」「日本の逆襲」といった前のめりのフレーズはやや気になります。医療はもちろん研究者や実践者のたゆまぬ努力の末に成されるものですが、あくまで主語は「患者」となるべきだというのがわたしのスタンスで、つまりどのような医療であっても個々の患者やその家族らの人生や生命に直接かかわる重大事ですから、「日本はやっぱりスゴイんだ」といった文脈とはまったく別の場所で語られてほしいというのが個人的思いです。そしていっぷく様のおっしゃる、「これまで、脳細胞は再生しないといわれてきた」「脳の構造は、すべてがわかっているわけではありません。」というのはまったくその通りで、「患者の人生が本当に良い方向に向かう」治療法はどんどん実用化されてほしいですが、医療開発そして現場には常に慎重さと謙虚さを持っていただきたいなと、これが大きな望みではあります。

『くるみフランスピーナッツクリーム』・・・確かにいわゆるフランスパン、つまりバゲットとはまったく違いますね。でも最近そんな商品も多いような。美味しければ文句はありませんが(笑)。ピーナッツクリームの味は大好きです。

村井国夫を逮捕されたのですね!そして『氷紋』はなかなか豪華なキャスト。その中にいらしたとは!キャストの中に甲斐智枝美の名前があるのも何かしら80年代を感じさせてくれます。と言いますのも、その頃学校をさぼってたむろしていた喫茶店のおじさんが、アート系には明るい人だったんですが、一時甲斐智枝美を気に入っていて、「ぼくだけのチェミイ」とかわけの分からないことをよく口にしていて、(こんな大人にはなりたくない 笑)と思っていた新鮮な記憶(笑)があるんです。そして高橋惠子。70年代、80年代は映画界でもトップランナーでしたが、関根恵子時代、『太陽にほえろ』で松田優作のジーパン刑事と、お互い思いを寄せあいながらも口に出せない二人のコンビが素敵でした。

プロレスラーのギャラの話はおもしろいですね~。子どもの頃はギャラがどうなっているのかなんてまったく意識してませんでした。「馬場がリッチ」という情報はいろんなプロレス本から入ってきましたが。いつも葉巻咥えてましたし(笑)。ハンセンは米国ではなかなか上手くいかなかったので、複雑な鬱積があったのでしょうね。

それにつけても成瀬の『浮雲』、何度でも鑑賞したくなる大傑作の一つです。  RUKO


by 末尾ルコ(アルベール) (2017-04-21 22:56) 

うつ夫

外科的治療というのがいささかリスキーですね。
by うつ夫 (2017-04-21 23:25) 

yamatonosuke

ピーナッツクリームと聞くとアメリカの朝食を思い浮かべます。
あらはピーナッツバターだったかな。
by yamatonosuke (2017-04-22 00:53) 

ナベちはる

「仮免許」でいろいろと試しながらといわれると、かなりリスクが高いように思います…心配です。
by ナベちはる (2017-04-22 01:14) 

犬眉母

やっぱりお金じゃないですか。
成功率も気になりますけど。
by 犬眉母 (2017-04-22 07:35) 

Take-Zee

おはようございます!
いつも考えさせてくれます!


by Take-Zee (2017-04-22 08:31) 

アールグレイ

脳がよみがえる薬、安全性も確かめられ有効な治療だとすると早く実現してほしいですね。
今は、保険適用でない高価な薬が多いですが、そこも速く改善してもらえたらと思うことです。
胡桃とかアーモンドとかは、美味しくて、とても肌などにもいいので気になるパンです^^
胡桃パンもよく買います^^
by アールグレイ (2017-04-22 10:03) 

やおかずみ

ご訪問コメントありがとうございました。
IPS細胞のこと興味深く読ませていただきました。
by やおかずみ (2017-04-22 10:06) 

johncomeback

副作用が無く効果があると良いですね。
僕の息子は酷いアトピーに悩まされているので、
アトピーの特効薬を待ち望んでいます。
by johncomeback (2017-04-22 10:52) 

makkun

私も「身体障害だけでなく知的障害や精神障害まで回復できるかどうか・・」が気になります。
くるみ入りのピーナッツクリーム・・・
想像するだけで美味さが分かります(笑)
by makkun (2017-04-22 13:47) 

よいこ

老人性の痴呆で海馬が縮小している人にも効くんですかねー
親に試してみたいです
by よいこ (2017-04-22 18:22) 

nikki

治療して治るなら受けたいですよね。
フランスパンでないのにフランスパンというのは。
by nikki (2017-04-23 11:55) 

chibacandy

<クルミフランスピーナッツクリーム>先週たまたまひと口食べました。クルミフランスって何だろう?おいしかったです。
by chibacandy (2017-04-23 16:01) 

風の友

脳の話は、大変うれしいような・・・
複雑な気分で受け止めました。
場所が脳だけに、すごくコワイ面もありますね。

by 風の友 (2017-04-28 00:10) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Copyright © 戦後史の激動 All Rights Reserved.
当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます