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元横綱・佐田の山訃報で『喜劇駅前女将』を思い出す

喜劇駅前女将

元横綱・佐田の山。私の世代ですと、出羽海理事長のイメージが強いのですが、訃報を受けて、現役時代の相撲……ではなく、出演した映画を改めて鑑賞しました。『喜劇駅前女将』(1964年、東京映画/東宝)です。左から佐田の山、京塚昌子、出羽錦です。(画像は『喜劇駅前女将』より)



映画を見て感じることは、当たり前ですが、

みんな若い!

理事長になってからは、ちょっと人相が悪くなったような気がしましたが(笑)、この頃の佐田の山は、横綱を狙ういい顔をしていました。

喜劇駅前女将』は両国が舞台で、伴淳三郎・京塚昌子演じる夫妻が経営する寿司屋に、力士が食べにくる設定です。

出演したのは、出羽海一門から、長老格の関脇・出羽錦、当時大関の佐田乃山、春日野部屋からともに当時大関の、栃の海と栃光です。

駅前女将・栃光と栃の海
『喜劇駅前女将』より

要するに、この頃の出羽海一門は、横綱を狙う大関が3人もいた黄金期です。

佐田の山は当時、こうした先輩やライバルと競い、また支えられて横綱になったのです。

相撲の歴史に限らない話かもしれませんが、誰かが出世したときは、同部屋や同門といった近い同僚で、必ずといっていいほど、同じように出世するライバル力士がいるんですね。

もちろん、本人の強い信念と実力で勝ち上がってくることが基本ですが、目標に向かって進む時に、自分の周りにライバルがいるということは、大きな力になるのだと思いました。

みなさんの仕事や生きがいの世界に、ライバルはいらっしゃいますか?

王貞治やジャイアント馬場も出演


喜劇駅前シリーズについては、過去にこのブログで何度か作品をご紹介しましたが、1958年~1969年にかけて、東京映画が作り東宝で上映された、一話完結全24作の人気シリーズです。

シリーズ第一作目は、井伏鱒二原作の『駅前旅館』(1958年)を豊田四郎監督が映画化した文芸作品でした。

が、2作目以降は、日本各地で起こった実際の出来事を架空の設定と喜劇でまとめる、いうなれば観光映画的社会派喜劇として作品が重ねられました。

もともと、黒澤明作品など、メインとなる作品に併映されるプログラムピクチャーだったのですが、森繁久彌、伴淳三郎、フランキー堺、三木のり平、淡島千景、池内淳子、淡路恵子、乙羽信子、大空真弓など、後にテレビでも大きな役を演じる人たちがレギュラー出演する人気シリーズになりました。

当時は、森繁久彌の社長シリーズ、植木等・クレージーキャッツ主演映画、若大将シリーズなどとともに、この喜劇駅前シリーズも、東宝の屋台骨を支える人気シリーズといわれました。

とくに前半は、今回の力士もそうですが、スポーツ分野の有名人が出演しています。

しかも、一言二言簡単なセリフで済ませる特別出演ではなく、ストーリー展開上、意味のある役を演じています。

たとえば、『喜劇駅前飯店』(1962年)は、横浜中華街が舞台でしたが、王貞治選手が出ています。

喜劇駅前飯店

群馬県茂林寺前駅が舞台になっている『喜劇駅前茶釜』(1963年)では、何とアメリカ帰りで全盛期に近い20代のジャイアント馬場が出演。

街のチンピラを演じた、大熊元司、星野勘太郎、吉原功、北沢幹之、マシオ駒などの同僚レスラーを次々なぎ倒しています。

星野勘太郎をヤシの実割り
『喜劇駅前茶釜』より

たかが昔のB級邦画などと、アタマからバカにするのではなく、なぜ人気シリーズだったのかを考えながら今あらためて鑑賞すると、当時の文化や時代の空気なども確認することができるでしょう。

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濃厚バニラに外側と中がチョコ


今日、ここだけで打ち明けるおやつは、『チェリオ』(森永乳業)です。

『チェリオ』というと、私は大きい瓶入りのジュースを連想しますが、今回はアイスです。

チェリオ

一本袋に入ったものと、5本入りの箱があります。

箱入りは、個包装されています。

チェリオ

バニラアイスが、クランチの入ったチョコでコーティングされ、中にはチョコが入っています。

チェリオ

パッケージには、「板チョコドーン!」と記されていますが、2センチ四方ぐらいの小さい口どけのよい生チョコのように感じました。

でも外側だけでなく、中にも何か入っていると、色々入っていていいなあとささやかですが贅沢な気持ちになります。

バニラは濃厚な方だと思います。

マルチパックのアイスとしては、充実した1本です。

いかがですか、バニラを中と外からチョコが挟んでいるスティックアイス。

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nice!(286)  コメント(18)  [編集]
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コメント 18

Take-Zee

こんばんは(゚▽゚)/
今日は一番乗り。
昔のお相撲さん懐かしいですね。
by Take-Zee (2017-05-01 20:26) 

pn

昨日の自分を超えるべく精進してます(^^♪
by pn (2017-05-01 21:03) 

green_blue_sky

理事長になってからは険しい表情になりましたが、相撲のためによく頑張ってこられましたね。
ご冥福をお祈りいたします。
by green_blue_sky (2017-05-01 21:34) 

末尾ルコ(アルベール)

『喜劇駅前茶釜』・・・ココナッツクラッシュか炸裂しておりますね。かけられているのは大熊元司のように見えます。しかもマシオ駒も出ているのですね。しかも馬場は20代!これは必見としか言いようがありません。実は子どもの頃、大相撲にはあまり興味がなかったものですから、知っていたのは北の湖や輪島などくらい。佐田の山は写真を見てもピンと来ません。しかし『喜劇駅前女将』は豪華なキャストですね。しかも第一作が井伏鱒二原作なんですね。日本でシリーズ物の映画は、何と言っても『男はつらいよ』が既に偉大な文化遺産と見做されていますが、今日紹介くださったシリーズなどももっと多く観られるようになってほしいですね。なにせ俳優陣が素晴らしい。確かに「昔のB級邦画」なんて頭からバカにする人もいますが、ところが日本の「昔のB級邦画」、驚くべきクオリティの作品が数多く存在していることは、映画好きや専門家の間でよく知られています。短い期間で限られた予算だけれど、現在では信じられないほどのクオリティの作品が多くあるのですね。中でも時代劇、特に市川雷蔵主演作品の中には、撮影期間がとても短いにもかかわらず、「一級の芸術」の域に達している作品も存在します。「昔の日本映画」、本当に凄かったんです。わたしの場合、喜劇関係はまだ鑑賞していないものも多いので、紹介してくださった映画などをできるだけ観ていきたいと思っています。ちなみに「ライバル」のお話ですが、明らかなライバルが勉強に恋に(笑)いたのが小学時代で、その後はわたし自身がどんどん独自路線へと進み過ぎて、ライバルらしき対象が見当たらなくなりました(笑)。

『チェリオ』・・・最近は食べてなかったです。確か一本ずつ売っているのはもっと太いんですよね。中のチョコ、確かに得した気分になります。久々に食べてみたくなりました。

広島カープ・・・長谷川良平や外木場は、わたしにとって伝説のピッチャーでした。もっとも、プロ野球を観始めたのが遅かったのもありますが、その頃はすでに池谷で最盛期を通り越していましたし。でも長谷川良平の解説は大好きでした。当然広島贔屓なんですが、客観性を失わないのがよかった。白石静雄や藤本和宏については知りませんでした。カープファンの時期は、『月刊カープファン』も買っていたのですが(笑)。あの雑誌、けっこう情報量が少なかったです。カープに都合の悪い話はまったく書いてなかったし。野球はプロレスのような「昭和と平成の断絶」という切り口はできませんし、普通スポーツの競技レベルはどんどん上がってきているから、単純に見れば「現在の方がレベルが高い」と言えるのでしょうが、日本の場合は人口減に加え、「スポーツの多様化」で野球人口も少なくなっているようだから、必ずしも「昭和の方がレベルが低かった」とは断言できないような気もします。高知もかつては高校野球が強かったのですが、多くが少年サッカーに流れ始めてから、「明徳だけ」という状況になってしまってます。少なくとも間違いないのは、「昭和の方がずっと濃かった」ですよね。多くの選手がパンチパーマに開襟シャツでしたし(笑)。当時の広島カープは確かに田舎臭かったというのはありますし、全国的に人気が出なかったのも分からないでもないんですが、
連覇した後くらいからは広島球場がいつもガラガラになってしまい、とても侘しい気分でした。だから「カープ女子」とか言われて、広島球場が大盛況な現在の状況がかなり不思議です。国際プロレスとの共通点・・・確かに検証すべきテーマですね(笑)。 RUKO

by 末尾ルコ(アルベール) (2017-05-01 22:35) 

粋田化石

G馬場は、『007』の出演依頼を断ったと聞いたことがあります。役は「殺し屋ジョーズ」らしいです。
曖昧な話題で申し訳ありません。
by 粋田化石 (2017-05-01 22:54) 

伊閣蝶

プロのスポーツ選手が銀幕に登場する。
子供の頃、母に連れられて近所の映画館に出かけたおり、そうしたプログラムピクチャーを楽しみにしていました。
プロ故に、観客に対するサービス精神も旺盛だったのかなと、しみじみと思い返しています。
プロは、観客を楽しませてなんぼの世界なのでしょうから。
by 伊閣蝶 (2017-05-01 22:59) 

kiki

お相撲さんは分かりませんでしたが、
京塚昌子さん若いですね〜
懐かしい顔です。
by kiki (2017-05-01 23:48) 

うつ夫

洋画絶対なんて、今時あり得ない欧米コンプレックスでは?
マルチパックは6本入り以上が多いのに5本なのは実が厚い?
by うつ夫 (2017-05-01 23:49) 

ナベちはる

スポーツ選手が映画に出てくる光景、今だとなかなかお目にかかれない光景だと思いました。
by ナベちはる (2017-05-02 00:34) 

yamatonosuke

面白そうな映画ですね。
チェリオと聞けば500ml缶のジュースを思い出します。
by yamatonosuke (2017-05-02 00:52) 

うーさん

ちょうど猫のトイレ掃除に庭に出るときに訃報の断片を聞いたので、誰が亡くなったのか、そう思ってましたが。大鵬との横綱同士のがっぷり四つの相撲、見ごたえがありました。今と違って力相撲の多い時だった気がします。私は小兵の栃の海の相撲が好きでしたが。
by うーさん (2017-05-02 01:27) 

Rinko

「板チョコドーン!」からはもっとガッチリしたチョコの登場を想像してしまいますね^^;
それでも、やっぱりチョコの入ったアイスは美味しそうです♪
by Rinko (2017-05-02 07:41) 

馬爺

おはようございます。
駅前シリーズはよく見ましたね、森繁さんの社長シリーズなんかも大好きでした。
昔の映画の方が好きですね。
by 馬爺 (2017-05-02 08:13) 

ミケシマ

チェリオは有名だけど食べたことないんです~
中に入っているチョコが魅力的ですね☆
買ってみよう♪
by ミケシマ (2017-05-02 11:26) 

johncomeback

佐田の山は大鵬の影に隠れていた印象ですが、
割と好きな力士でした。でもやっぱり理事長の
イメージが強いですね。
by johncomeback (2017-05-02 11:58) 

追いかけっ子

クランチチョコとアイス、それに生チョコとなると
かなり美味しそうなものの取り合わせですよねぇ(^.^)
いつもながらよくぞこんな美味しそうなものを探し出して
しかも食べているなぁと羨ましく思います(*^.^*)
by 追いかけっ子 (2017-05-02 18:18) 

makkun

私が18歳当時の映画なんですね~
佐田の山の四股名は知ってたような記憶はあります。
森繁久彌の社長シリーズは楽しくて面白い映画ですが
映画じゃなくテレビで観てました。
いっぷくさんの5月は心が痛む5月なんですね~
いっぷくさんの心中を察します・・・。
by makkun (2017-05-03 15:18) 

犬眉母

京塚昌子さんが若いですね。
by 犬眉母 (2017-05-04 23:24) 

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