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卒親、西原理恵子の卒母宣言で改めて考えた“子の人生の幸せ”

西原理恵子

卒親(卒母)宣言した西原理恵子氏が話題です。なぜ話題かというと、最近は卒親できない人がいることがちょっとした社会問題になっているからです。たとえば、6月28日に放送されたNHKの『クローズアップ現代+』のタイトルは、「親の務めに終わり!?“卒親”できますか?」でした。(画像はGoogle検索画面より)



西原理恵子さんが、16歳で卒母したという話から始まります。



西原理恵子さんは、子の意思と責任に任せる生き方を求めているわけです。

その一方で、今は大学の入学式や卒業式まで顔を出す親がいるそうで、それを嘆く記事をこのブログでご紹介したことがあります。

親の過干渉、バブル世代の“就活”

親の過干渉、バブル世代の“就活”

番組ではそれだけにとどまらず、子の就活にまで干渉する親、そして親の意見を伺う子。

さらに、子の代理で親が見合いまでする婚活など、親離れ・子離れできていない「現代の親子」があることを挙げ、親側の「自分が『せめて』元気なうちはいろいろ面倒見たい」との弁明を紹介します。

番組では、幸せは自分で取りに行け、と、過干渉に甘える子にも批判的な話が出てきます。

過干渉の親の弁明は、障がい者の親の立場からすると、そりゃ、障がい児の親のセリフだよ、あんたの子供は自立できるだろ、といいたくなりますね。

私自身は西原理恵子さんの意見に賛成で、本当は子供が中学を卒業したら、卒親したかったのです。

子には子の人生があるから。

でも、私の子は中途障害になってしまい、卒親したくてもそれどころではなくなってしまったのです。

世の中の障がい児の親は、自分(たち)が元気なうちは面倒見てやれるが、そうでなくなったらどうするのだろう、といつも我が子の将来を不安に思っています。

もちろんこれは、自立できる健常者の親の「過干渉」とは全く意味も事情も異なるものです。

要するに私には、過干渉する親は苦労知らずで暇に見えます。

思い当たるフシのある方、ご不快かもしれませんが、自分が親に翻弄される「ほしのもと」だったり、子の将来と向き合わざるを得ない立場に置かれたりしたら、たぶん違った振る舞いをしていたと思いますよ。

たかが70~80年の人生、苦労はないほうがいいと常々思っているのですが、でも苦労しないとわからないこともあるのかもしれません。

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西原理恵子のブレイクのきっかけはこの時期にあった!?


ところで、西原理恵子という名前で、ちょっと「余談」を書きたくなりました。

30年ぐらい前、私はスヌーカービリヤードの大会にシャレで出してもらって、ビリヤード雑誌にポケットビリヤードの取材記事も書いていた「プレーヤー兼ライター」だったのですが、当時無名の西原理恵子さんも、同じ雑誌に、文とイラストによる2ページの連載をもっていたのです。

ビリヤードの取材記者というのは過酷で、トーナメントの始まる朝から、決勝戦が終わる夜中まで1日中会場に張り付き、さらに終わってから原稿を書かなければなりませんでした。

一方、西原理恵子さんの連載は、当時のボーイフレンドとのツーショットとか、どこそこのビリヤード場に行ったとか、まあやくたいもない日記でした(笑)

でも、当時の取材記事を書いているライターの倍の原稿料だったのです。

まだ彼女がブレイクする前ですから、予算の少ない雑誌にそんなに厚遇しなくてもとも思いましたが、きっと、編集長(名前失念!)が「この人は見込みがある」と思って大事にしたんでしょうね。

で、それは慧眼だったわけです。

私は同じような経験を他にもしています。

島本なめだるま親方という風俗ライターの事務所が発行していた情報誌に、中崎タツヤという、当時無名の漫画家が連載をしていて、島本さんは中崎さんをずっと推していたのですが、やはり中崎タツヤはその後ブレイクしました。

詳しい話は、以前このブログで書いています。

山田隆さん、なめだるま親方、そして中崎タツヤ氏の関係

俳優とプロデューサーや監督の関係でもそうなのですが、ある人がブレイクするためには、チャンスを与え、磨きをかける機会を持たせる助走期間の過ごし方が大切です。

そういう人と出会えるかどうか、ということが、人生で自分の能力を全面開花できるかどうか、つまり幸せになれるかどうかの重要な“因子”になると思います。

そんな「出会い」は、自分自身が自由で自覚的な人生を懸命に生きていく中でたまたまあり得る“偶然と必然の産物”で、その人自身にとっての“偶然”も“必然”も持ち合わせていない親が、金で買い与えることなどは絶対にできないのです。

女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと

女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと

  • 作者: 西原 理恵子
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2017/06/02
  • メディア: 単行本

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nice!(207)  コメント(15)  [編集]
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コメント 15

ミムラネェ

こんにちは
私は子供が授からなかったので実体験はありませんが
子離れ親離れができない親子が身近に要るのに驚きます
「孫の為にお金残して死んでね~」と80過ぎの親に言う
50歳後半小姑・・・嘆かわしい(ー'`ー;)
親離れ子離れできないループは何世代まで続くのか・・・怖いです
by ミムラネェ (2017-06-30 10:20) 

馬爺

ありがとうございました。
この6年間皆さんのお陰で続けて行く事が出来たんですがちょっと色々な事が有りまして半年くらい休んで見ることにしました、又復活の折にはよろしくお願いいたします。
by 馬爺 (2017-06-30 10:39) 

えくりぷす

いっぷくさんと西原理恵子さんにそんな関わりがあったのですね。
最初見たときは、絵はヘタだし、字も手書きなんで読むのに疲れましたが、「まあじゃんほうろうき」「鳥頭紀行」「できるかな」あたりは一気に読みました。

私の親戚に30過ぎて、ギャンブル依存症(競馬)がいますが、部活も大学も就職先も親が決めるという「過干渉」が一因と私は見ています。おかげで親はいまだに子供のお金の出し入れをチェックしないといけなくなっています。もう親の退職金の半分ほどは消えたとか…
by えくりぷす (2017-06-30 10:46) 

チャー

西原理恵子さん
お子さんが16歳で卒親 なかなか決断出来ない年齢ですね でも 稼ぐ力 生きて行く力
今の世の中には とても大切なことですね
我が家も 子供は子供の人生と割り切っているつもりではありますが まだまだ甘いです
でも 最近の一般的な親御さんは 子供の人生=自分の人生 と履き違えているようにも思えます
井の中の蛙 大海を知らず
親の手のひらから 送り出してあげる時期を見据えないといけませんね
親の決断が 必要です
過保護な親 ホント多いです
by チャー (2017-06-30 11:00) 

末尾ルコ(アルベール)

今の西原理恵子はすっかり教育者のようになっていますが、『恨ミシュラン』とかでパンクな漫画を描いている時期はファンでした。わたしとは同郷なのですが、一切接点はございません(笑)。ペーソスを漂わせた作風が主流になって以降はほとんど読んでませんが、映画化とかやたらとされていて、えらいもんだなあとは思いつつ、わたしの好みとも会わないなあとも感じていました。もちろん今でも基本は変わってない人だとは思いますが、かつて出身校の関係者に対する怨嗟の言葉を描いていた西原理恵子が好きでした。
とは言え、「卒母」というのは真っ当な考え方ですね。わたしも今は「親の面倒を見る」立場になって、人間同士のつながりとして、一緒に出歩いたり、友人に紹介したりするのもOKなのですが、10代の頃とか、親と一緒のところなんか絶対見られたくなかったものです。ところが今は、子の方も不思議な感覚になっているのですね。

>子の代理で親が見合いまでする婚活など

これなんか、読んだだけでフラフラめまいがしてしまいます(笑)。一体どんな神経をしているのか、ですよね。子にも「自分の人生」があるはずだし、同様に親にも「自分の人生」があるべきなのに、「何も見えてない」人たちですね、本当に。

わたしは中崎タツヤという漫画家さんを知らなかったんですが、よかれ悪しかれ日本は漫画のシェアが極端に大きい分、嗅覚の鋭い編集者が多いような気がします。小説なんかはもちろん「読むのに時間がかかる」ということもあるでしょうが、「持ち込み」を受け付けている出版社などほとんどないけれど、漫画の「持ち込み」を受け付けている出版社はけっこうある印象です。近年漫画雑誌も売れなくなってきているとはいえ、国内市場が大きい分、編集者たちも、常にアンテナを敏感に作動させている印象です。

『れん乳マンゴープリン』ですが、あっさりし過ぎていて、「プリン感」があまりなく、ぶっちゃけ、普通のプリンの方が好みでございました。感じとしては、「杏仁プリン」的な商品と共通していて、(どこがプリンなの?)という気分が起こらなくはなかったです(笑)。

ルーファス・ジョーンズ、楽しいですよね~。今こそあのおもしろさを堪能できる気がするのに、今のマット界にルーファス・ジョーンズがいないのが残念です(笑)。こういう「間抜けレスラー路線」は、今の新日だと矢野通らが担当しているようですが、キャラクターを作り過ぎて、今一つおもしろみがないというか、ルーファス・ジョーンズのような「真の間抜けレスラー(笑)」にはおもしろさで勝てないですよね。あの「おもしろチョップ攻撃」はいつまでも見ていたくなります。BSとかGAORAとか、今のプロレス放送しなくていいから(←とんでもないこと書いてますが   笑)、日プロ時代からぜんぶ放送し直してほしいです。
大熊元司の「グリコポーズ」もいいですね~。それと、極道コンビは今見ると二人とも、とても観客に伝わる試合ができていたなあという印象です。二人とも顔立ちもいいし、感情が客席に伝わるので、その分おもしろさも増している感じです。

>もしブラジルなら、頭突きが得意な大熊の商品価値を尊重して

つまりルーファス・ジョーンズは、「空気を読まない」タイプだということですね。ますますファンになってしまいそうです。

>馬場は馬場でいかにも苦しそうに受けるから、説得力ありました。

確かに、圧倒的な肉体ポテンシャルを誇るブラジルが本気でぶつかれるのは、日本では馬場だけだったのかもしれませんね。「魔人」という言葉がいかにも似合っていたし、風格もあったし(花を食べ出した頃は別として 笑)、本当に「ココバット」は、鉄球がぶち当たるような迫力がありました。

>エマニエル坊やが大きくなったような顔

う~ん(笑)。その意味では(←どの意味? 笑)、もっと違った売り方をしていたら、ずっとスターになっていたかもしれません。全日本プロレスはやはり「プロレスの枠やヒエラルキー」にこだわり過ぎて、いい人材をうまく生かせなかった感が、特にこうして振り返ってみるとあります。

>今あらためて見直すと、また違う感想になっちゃいますね。

わたしなんか、主要レスラー以外はずっかり忘れちゃってるのが露呈してきてびっくりです。どうも子どものころのわたしは、主要レスラー以外を軽視していたようで、まったく子どものころの自分を叱りつけたい気分です(笑)。  RUKO

by 末尾ルコ(アルベール) (2017-06-30 11:02) 

caveruna

子離れとは、ちょっと違うかもしれませんが・・・
私は2人姉弟で、下に弟がいたわけですが、
弟にばっかり、部活の大会でも、運動会でも、
入学式でも、卒業式でも親が出席していました。
この差は何?(苦笑)と、子供の頃から思っていました。
跡取りと、嫁に出ていなくなる娘とでは、
やっぱり差別だったのかなぁ(笑)。
by caveruna (2017-06-30 11:10) 

ワンモア

良いお話をありがとうございました。その人が成功していくのは引き上げてくれる人の縁が必ずありますよね。
その偶然も、私は本人の思いや考え方が要因にあるように思いました。
by ワンモア (2017-06-30 13:22) 

なかちゃん

子どもの人生は子どものもので、ボクの出番は高校を卒業するまでだと思っていました ^^
元々甲斐性がないからかもしれませんが、誰も大学に行きたいと言わなかったから…かもしれませんが ^^;
今は3人とも好きにやってますが、家にいる息子にだけは食費を入れさせています。
当然ですが、小遣いをくれとも言わないし反対にやるとも言いません(^^)

by なかちゃん (2017-06-30 13:26) 

pn

就職難故の親心は分からんでもないけどね。苦労させたくないんだろうけど何も出来ない生活保護予備軍育ててるだけ。
by pn (2017-06-30 16:05) 

kohtyan

子供には子供の人生があるのだからといつも、自分に
言い聞かせていますが、自分が死んだあと、どうなるのかと
いつも頭に過ぎります。
by kohtyan (2017-06-30 18:00) 

johncomeback

旅先にて押し逃げですm(._.)m
by johncomeback (2017-06-30 19:40) 

ナベちはる

自分に子供がいない(それどこか結婚もまだですが)ので、自分だったらどうするのだろうと思います…
by ナベちはる (2017-06-30 23:51) 

うつ夫

少子化に加えて、世の中がつまらないから子供が終生の生きがいになるんでしょうね。

by うつ夫 (2017-07-01 00:20) 

チナリ

おはようございます。

>俳優とプロデューサーや監督の関係でもそうなのですが、ある人がブレイクするためには、チャンスを与え、磨きをかける機会を持たせる助走期間の過ごし方が大切です。

話は違うかもしれませんが、私はマンガが好きなので、無名なマンガ家さんでも気になった内容のマンガや絵が好みのマンガを読んでいると、このマンガ家さんがうまくチャンスを掴み取って成功してほしいと強く思うことがあります。

by チナリ (2017-07-01 08:21) 

ツヴァイ

子供が子供を産んでいるという感覚があります。
仕方ないですよ、そういう風潮が蔓延して
しまっているんです…。
でもいずれはまた情勢は変わります。
ただ、私が生きている時代かどうかは別として。
by ツヴァイ (2017-07-15 22:35) 

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