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『白い巨塔』を久しぶりに鑑賞して評価に変化が……

白い巨塔

『白い巨塔』。Facebookのあるグループで、再放送してほしい(CS、BS含む)ドラマとして『白い巨塔』(1978年6月3日~1979年1月6日、フジテレビ)が取り沙汰されていました。そこで、取り急ぎ手持ちのDVDを改めて鑑賞した私の感想を書いてみます。(画像はFacebookタイムランより)




国内では、過去5作映画化・ドラマ化されていますが、

1966年、大映(田宮二郎)
1967年、NET(佐藤慶)
1978年、フジテレビ(田宮二郎)
1990年、テレビ朝日(村上弘明)
2003年、フジテレビ(唐沢寿明)

私も、ますイメージするのは、78年の田宮二郎版です。

同作については、今更ストーリーをご紹介するまでもなく、このブログでも何度か記事にしました。

『白い巨塔』(1978年版)紳士然としている人間こそ裏がある!?
『白い巨塔』(山本薩夫監督)日本映画専門チャンネルHDで放送!
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66年の大映映画の場合、山本薩夫監督らしく、医療過誤や医学界の封建的で政治的な世界を、「悪」と断罪する社会派作品でした。

一方、78年のフジテレビ版は、全31回と長丁場で描けたからか、財前五郎の弱さも表現した作品に仕上がっていしました。

ストーリーの基本は、出世欲をもった財前五郎と、医師としての良心を守り続けている里見脩二という相克が描かれています。

それはすなわち、「里見=善玉」「財前=悪玉」というわけですが、久しぶりにもう1度ドラマを見直してみると、歳をとったからか、また違う感想をもちました。

里見医師は立派な人のように描かれていますね。

しかし、平気で約束はドタキャンするし、初診しただけの患者のことで証言して大学は追われて夫人を泣かせるし、片恋状態だった東教授の娘を店晒しにはするしで、私には、ただの研究馬鹿で、ちっとも人間的に立派には見えません。

裁判の原告となった患者の家族も、ずいぶん図々しい人のように思いました。

担当医の柳原に証言をさせようと、みながよってたかって詰め寄るさまは、財前よりよほどタチが悪いと思いました。

たとえば、原告の弁護士は、原告の会社が倒産したことをわざわざ柳原に聞かせるのですが、そのことは柳原とは何の関係もないことです。

弁護士なんて、しょせん依頼人のためなら、どんなことでもするんだなあと、むしろ嫌悪感をいだきました。

初期噴門部がんの肺への遠隔転移はレアケースであり、第一審の唐木名誉教授が、検査をしなかった財前の倫理観の欠如を責めつつも、だからといって医学的に誤診とはいえない、と区別した見解こそが妥当だったのではないでしょうか。

もちろん、これは、みなさんと考えが異なるかもしれません。

ただ、ひとつの作品が、時間がたってから改めて鑑賞すると、以前とは違う評価を与えたくなることもあるんだなと思いました。

とくに、同作のような、勧善懲悪的な作品は、つい、「善」に厳しくなってしまう私です。

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個包装されたお赤飯のおにぎり


白杖を掲げる=SOSサイン

『赤飯おにぎり』(テーブルマーク)です。

白杖を掲げる=SOSサイン

お赤飯自体はめずらしいものではありませんが、そのおにぎりはいかがですか。

公式サイトによると、米は国産もち米、粒小豆は大納言を使用し、ふっくらやわらかく炊き上げたそうです。

販売はテーブルマークですが、作っているのは、香川県の細川食品とのこと。

個包装されていて、ハサミを入れてから電子レンジへ

白杖を掲げる=SOSサイン

すでにごまはかかっています。

白杖を掲げる=SOSサイン

お赤飯は作るのに手間がかかりますが、小腹がすいた時に自分で食べたい分だけ、ということなら、こうした商品を利用するのもいいと思います。

冷凍食品でも、米のもちもち感は失われていませんし、豆の硬さも塩加減もちょうどいいと思います。

お弁当に添えたり、おやつに使ったりしてもいいと思いました。

白い巨塔 劇場版 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: パイオニアLDC
  • メディア: DVD

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末尾ルコ(アルベール)

『白い巨塔』はずっと以前に映画もドラマも観たはずですが、記憶が朧げです(笑)。ただ、きっちり作り込まれた作品は鑑賞のたびに新発見があったり、新たな感想を持ったりするというのは全くその通りで、またそのうち観てみようかなと思います。ある映画批評家は、「優れた作品は一度の鑑賞で理解できるはずがない」とまで言ってますし、確かに優秀な作り手は、人物配置や家具調度の置き方にまで深い意味を持たしている場合が多く、だからこそ鑑賞者は感覚を研ぎ澄ますことができるという素晴らしさもあります。それとかつての作品は俳優たちが「大人の顔」をしているのがいいですね。最近観返した『魚影の群れ』という映画に十朱幸代が出演していましたが、そう言えばあんなタイプの大人の女優は最近いないなあとあらためて感じました。十朱幸代、カッコいいんです、その映画の中で。

レトルトの赤飯はたまに利用しています。詩を少し振って食べるとまた格別ですよね。おにぎりもいいですね~。

今となっては「無理筋」だったことがよく分かる覆面十番勝負ですが、子どもの頃は「特別な時間」でした(笑)。そもそもシングルで継続的に活躍していた覆面レスラーはあまりいないですよね。ルチャの選手とデストロイヤーが試合しても仕方ありませんし。しかしコックス、ワールドリーグですでに「そんなこと」をやっていたんですね。伸し上がってきた猪木と馬場とのひりひりする関係性はプロレス史上最も興味深いものの一つです。なにかコックスって、まったくこけおどしの外見などを作らずに、ナチュラルで「ヤバい人」感が滲み出ているのが魅力です。それとチャンピオンベルト!わたしも中学2年くらいまではほしくてたまりませんでした(笑)。  RUKO


by 末尾ルコ(アルベール) (2017-03-25 20:51) 

kiki

歩いた時に時々、セブンイレブンの赤飯を買います。
by kiki (2017-03-25 21:23) 

こじろう

うちの母が田宮二郎の財前先生の大ファンでなぁ~。
子供の頃に再放送(?)とか見たことがある。
そのせいで幼心に「だから近所の先生はいつも難しそうな顔をしてるんだ・・・」と勘違いしたのはいい思い出だ。
by こじろう (2017-03-25 21:28) 

yamatonosuke

たしかに赤飯の冷凍おにぎりは珍しいですね。
しかもゴマ付きだなんて…
by yamatonosuke (2017-03-25 21:43) 

ぷち

白い巨塔、見たことないです。
こんなに映画化、ドラマ化されてるって、すごいですね。
by ぷち (2017-03-25 22:24) 

poko

白い巨塔が5回も映画化・ドラマ化されてたとは知りませんでした。
赤飯は大好きでたまに自分でも作りますが
小豆を煮る所からなので結構時間もかかるんですよね。
食べたい時にパッと食べられるものを
冷凍庫に入れておくのもいいかもしれませんね。
by poko (2017-03-25 23:04) 

nikki

冷凍食品で赤飯とは、手軽に食べられますね。
by nikki (2017-03-26 00:36) 

うつ夫

どう証言しても、佐々木商店は倒産してましたからね。
by うつ夫 (2017-03-26 00:56) 

ナベちはる

「白い巨塔」は最新の2003年版のイメージしかないのですが、過去にも映画化・ドラマ化があったとは知りませんでした。
by ナベちはる (2017-03-26 01:40) 

えのみ

昔見たときと、今とでは感じ方もちがいますよね。
お赤飯のおにぎり、冷凍だと簡単で良いですね。
by えのみ (2017-03-26 01:56) 

kinkin

自分も白い巨塔は田宮二郎がイメージですね。
この頃は「白」シリーズで暫く田宮二郎主演のTVドラマやっていましたよね。
by kinkin (2017-03-26 04:44) 

johncomeback

僕も田宮二郎の財前が印象に残っています。
っていうか他のは観ていません(*´∇`*)
by johncomeback (2017-03-26 15:08) 

pn

田宮二郎と言えば自殺の時のエピソードを思い出します。奥さんに打ち明けた時一緒に死のうって言ってくれた奥さんを残し一人あの世へ旅立った田宮二郎は奥さん思いだったんだろうなぁと。
by pn (2017-03-26 15:25) 

makkun

白い巨塔は田宮二郎のイメージしか
私の脳ミソの中には残ってません(笑)
by makkun (2017-03-26 15:46) 

犬眉母

新説ですが、言えてますね。

患者の予後は財前と全く関係なかったのに、裁判したばかりに
財前だけでなく、里見や柳原医師などいろいろな人の人生を
狂わせてしまいました。
しかも患者は倒産の時期を間違えて債権者にも迷惑をかけており、
とても被害者の一言ではかばえない醜態もありました。
by 犬眉母 (2017-03-26 23:30) 

Rinko

「白い巨塔」、小さい頃に両親が見ていたのを覚えています。
一緒に見ていて子ども心に「大人って汚いのねー」って思った覚えが・・・。
大人になった今、また見てみたいな~と思いました。きっと違った感想を持つでしょうね~。
by Rinko (2017-03-27 08:05) 

えくりぷす

「白い巨塔」は唐沢版を再放送で見てから気になって、田宮版もDVDで見ました。私は、個人的に太地喜和子さんが気になってしょうがなかったです。
見直すと評価が変わってしまうのは、映画でも本でもあります。太宰治なんか「津軽」を除いては、もう読めないです。
by えくりぷす (2017-03-27 11:30) 

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