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渡瀬恒彦の訃報で『仁義なき戦い』を思い出す

仁義なき戦い

渡瀬恒彦の訃報が話題ですね。渡瀬恒彦というと、テレビに来てからは、人気シリーズにいくつも出演しましたが、俳優生活のスタートである東映時代は、東映京都の作品に出演していました。頭角を現したのが『仁義なき戦い』シリーズ(1973~1974年)でした。



『仁義なき戦い』シリーズは、封切り後40年以上たちましたが、今もレンタルショップでは、貸出中のタイトルが少なくないそうですね。

神戸国際ギャング
2013年は『仁義なき戦い』上映40周年でいろいろなイベントが有りました。『東京スポーツ』(2013年1月8日付)より

『仁義なき戦い』以前の東映“ヤクザ映画”は、鶴田浩二や高倉健、藤純子らによる様式美や予定調和を基本とした物語でしたが、『仁義なき戦い』は現役のヤクザだった美能幸三氏の手記を飯干晃一氏がノンフィクション小説にまとめ上げたものが原作となった、いわゆる「実録もの」といわれる群像劇です。

シリーズ五部作、ご覧になりましたか。

実録なのに、劇中の人物は、原作と名前を変えているので、それを頭のなかで一致させる作業が大変でしたが、私は全作見ています。

実録映画のために、何をどこまで演じるべきかというギリギリの判断が、都度都度演者にもスタッフにも求められた、重いけれど意義のある仕事だったと思います。

その『仁義なき戦い』で広島の暴力団若衆を演じましたが、元ヤクザの画家に、「最も本物に見える」と評価されたのが、渡瀬恒彦でした。

渡良恒彦
Google検索画面より

私が印象に残っているのは、第三部の『仁義なき戦い 代理戦争』(1973年)です。



主人公(菅原文太)の預かりになった若衆役でした。

力道山がモデルとも言われるプロレスラー(大前均)をノシてしまうのですが、物語の最後でヤクザ同士の喧嘩で殺されてしまい、ヤクザ稼業の命の儚さを表現していました。

大原麗子と渡哲也に対する「意地」


当時結婚していた大原麗子とは、別居婚として話題になりました。

ただ、一足先に東映からテレビに来ていた大原麗子はすでに売れっ子になっており、まあ世間的には、大原麗子>渡瀬恒彦だったと思います。

当時のワイドショーでは、「石坂浩二・浅丘ルリ子」と、「大原麗子・渡瀬恒彦」が、年に何度も「離婚するかも」報道が流れていましたが、必ず大原麗子の名前が先に出ていましたね。

あくまで、「大原麗子の夫」だったのです。

それが30年たち、『十津川警部シリーズ』では、役者として絶頂期にある渡瀬恒彦が、過去の人になっていた大原麗子にチャンスを与えるようにオファー。

渡瀬恒彦としては、当時格差婚だった大原麗子においつけ追い越せでやって来て、やっと自分の主演にゲストで呼べるところまで来たということでしょう。

しかし、逆にこれが止めとなり、大原麗子はこの仕事を最後に2度と表舞台に出てきませんでした。
http://www.asagei.com/excerpt/12695

兄の渡哲也に対しては、かなり言いたいことを言っていた記憶があります。

古舘伊知郎の『おしゃれ関係』という番組に出た時は、学校時代は自分のほうが兄よりも成績が良かった、兄とは何をやっても負けない、ということを強調していました。

その姿勢は最近まで変わっていなかったようで、こんなことも言ってたんですね。

「僕から見たら、兄貴程度の芝居しかできなかったら、とっくに消えていただろうなと。兄貴は下手ですね」(2011年11月10日、スポニチアネックス)

たとえそうであっても、自分に自信があれば、わざわざこうはいわないものです。

これは、世間は渡哲也>渡瀬恒彦と見ているに違いない、という負けん気とコンプレックス、そして弟の気楽さの入り混じった感情なんだろうなあと思います。

こんなところ、ジャイアント馬場を誹謗し、挑発し続けながら、でも実際に会うと低姿勢になるといわれるヤンチャな弟分、アントニオ猪木に似てるなあと思いました。

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黒糖生地にバナナのホイップクリーム


黒糖スナックサンド「チョコバナナ」

チョコバナナ、というと、お祭りの露店で売られている、割り箸でバナナを刺し、チョコをコーティングしたものを思い浮かべますが、ここだけの話、私のおやつは『黒糖スナックサンド「チョコバナナ」』(フジパン)でした。

黒糖スナックサンド「チョコバナナ」

イーストフード、乳化剤不使用の、黒糖入り食パンでバナナクリームを挟んでいます。

黒糖スナックサンド「チョコバナナ」

黒糖生地は、ヤマザキのランチパックシリーズにはなかったので、ぜひ食べてみたいと思いました。

しっとりふんわりで食べやすかったです。

中のクリームは、バナナのホイップクリームとチョコクリームです。

バナナのホイップクリームというのもめずらしいですね。

大きな特徴はありませんが、他社競合商品に類似品がないという独自性がセールスポイントでしょう。

先日、食パンと生クリームを組み合わせた『ミルクホイップ』をご紹介しましたが、

ミルクホイップ

同じシリーズです。

黒糖ファンにはいいかもしれません。

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nice!(292)  コメント(25)  [編集]
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コメント 25

さゆりんご

チョコバナナ大好きです♪
ヤマザキには無いですね
フジパン こちらには無いので残縁です
ミルクホイップ
こちらも美味しそう〜♪
by さゆりんご (2017-03-16 20:26) 

pn

渡瀬恒彦と言えばやっぱ俺はマッドポリス80の氷室ですね。あ、梅宮辰夫よか先に逝っちゃったのか・・・
by pn (2017-03-16 20:48) 

そら

また昭和の名優がこの世を去りましたね、残念です
テレビドラマの「おみやさん」好きだったんですけどね。
by そら (2017-03-16 20:56) 

green_blue_sky

好きなドラマが多かっただけに、とても残念です。
ご冥福をお祈りいたします。
by green_blue_sky (2017-03-16 22:19) 

末尾ルコ(アルベール)

『仁義なき戦い』シリーズはクエンティン・タランティーノなど海外の映画監督にも多大な影響を与えており、エポックメーキングな内容でした。個人的には必ずしも深作欣二の演出は好みではありませんが、その価値は分かります。映画の自由さの面目躍如でした。ただこれも個人的にはですが、渡瀬恒彦の印象はあまり強くありませんでした。映画では『セーラー服と機関銃』が強い印象でした。当時カリスマ的映画女優だった薬師丸ひろ子の相手役に相応しい大人の色気を感じましたね。そうでしたね、大原麗子と夫婦だったんですね。「夫婦」としての印象は薄かったです。スター性の観点から見れば、渡哲也の方がずっと上だったですから、お書きになっている「馬場・猪木」の関係との比較も納得です。ただ、「兄貴程度の芝居しかできなかったら、とっくに消えていただろうなと。」という言葉のうちには、渡哲也のスター性に対しての手放しの絶賛も含まれているように感じられます。

ん?夕方フジパンのこのシリーズ食べたような(笑)。(小腹が空いたなあ)と感じながらスーパーの中を歩いていたら、ちょうどおあつらえ向きの場所で待ってくれていました(笑)。いやあ、フジパン、助かります(笑)。

ちあきなおみの記事、リンクありがとうございました。さっそく読ませていただきました。このご夫婦、その繋がりは「凄い!」のひとことですね。と同時に、とても考えさせられます。夫が亡くなったことで妻がそこまで悲嘆に暮れる。もちろん逆の場合も同様ですが、昨今薄ら寒い夫婦関係の話題が多い中で、何と強い愛情で結ばれているのだろう。けれどどちらかが亡くなった場合、それでも残された方がまだ強く人生を楽しめるように、二人でその心の持ちようを話し合っておくことはできなかったのだろうか、とも思います。しかし配偶者の死後、ずっと喪に服す人生ももちろんあっていいとも思いますし、それはそれで美しい人生だとも。それにしてもチェーホフの作品を思わせるような強いエピソードですね。  RUKO

by 末尾ルコ(アルベール) (2017-03-16 22:22) 

うつ夫

東映の俳優が亡くなっていきますね。
by うつ夫 (2017-03-17 00:13) 

yamatonosuke

渡瀬恒彦さんはやっぱり十津川警部が好きでした。伊東四朗さんの亀さんとのコンビも良かったです。
ご冥福をお祈りします。
by yamatonosuke (2017-03-17 00:55) 

ナベちはる

昭和を代表する方がまた一人、この世を去りましたね…残念です。
by ナベちはる (2017-03-17 01:08) 

えのみ

渡瀬恒彦さんの話題をテレビで見て
いっぷくさんが記事にするだろうな~って思っていました。
by えのみ (2017-03-17 01:32) 

pandan

好きな俳優さんでした、
ドラマのシリーズも好きでした。
by pandan (2017-03-17 06:38) 

馬爺

おはようございます。
見た事がないんですよね、名前だけは知っておりました、最近は俳優さんがお亡くなりに成りますね、古き良き時代を過ごされて方々ばかりですから残念ですね。
by 馬爺 (2017-03-17 07:32) 

Rinko

渡瀬さん、残念です。
ご冥福をお祈りしています。
by Rinko (2017-03-17 07:44) 

粋田化石

本当にがっかりなニュースでした。
私も、仁義なき戦いの五作品すべて見ました。
渡瀬恒彦の十津川警部シリーズもほとんど見ています。
G馬場とA猪木の話しに、うんうんと頷いてしまいました。
by 粋田化石 (2017-03-17 08:33) 

johncomeback

「仁義なき戦い」はレンタルビデオで全作観ました。
僕は松方弘樹が菅原文太がタバコを胸ポケットから
取り出すのをチャカと勘違いしてうろたえるシーンが
特に印象に残っています。金子信雄も良かったなぁ。
by johncomeback (2017-03-17 09:43) 

なかちゃん

仁義なき戦いは、観たことないんです ^^;
でも、他の作品で見た渡瀬さんは好きでした。
それでもやはり『渡哲也の弟』という感覚はありましたね…
ご冥福をお祈りいたします(^^)

by なかちゃん (2017-03-17 09:49) 

アールグレイ

渡瀬恒彦さん、またいい俳優さんが亡くなられましたね。
ご冥福をお祈りいたします。
味わいのある雰囲気がとてもよかったです。
黒糖入りのものの甘さは、よりおいしく感じます^^
by アールグレイ (2017-03-17 09:57) 

tachi

仁義なき戦いは有名ですね
FULUにあるので、たまに見させて頂いています。
by tachi (2017-03-17 11:26) 

Take-Zee

こんにちは!
祖父の世代そして父の世代の俳優さんたちの
訃報を聞いて、あ・そうかでしたが
自分の兄貴とも言える世代の方々が亡くなると
本当に悲しく・寂しいですね。

by Take-Zee (2017-03-17 12:30) 

JUNKO

好きな俳優でした。残念です。
by JUNKO (2017-03-17 14:34) 

poko

今、「おみやさん」の再放送をやってるのを見てますが
亡くなっちゃったんだと思うととても残念です。
by poko (2017-03-17 16:26) 

追いかけっ子

そうだったのですか!?仁義なき戦いってノンフィクションから
出来上がっていたとは驚きですが、
でも迫力からするとそれもうなずけますね。
といってもほとんど記憶にはありませんが(^^;

チョコバナナと聞くとてっきり本物のバナナかと思いましたが
バナナのホイップクリームでしたか(^^;
でも味の技術はかなり進んでいるので
たぶん本物のバナナの味がするのでしょうね♪
by 追いかけっ子 (2017-03-17 19:36) 

HIDEe

バナナとチョコの組み合わせは最強であると思えてなりません。
チョコはあまり好きじゃないんですが、バナナと組み合わさると好きになってしまうんです。
不思議ですねぇ。
by HIDEe (2017-03-18 02:49) 

makkun

病気だったと言う事も知らなかったので
彼の他界は非常に残念です・・・
ご冥福をお祈り致します。

by makkun (2017-03-18 16:20) 

utamaroco

渡哲也は人生の、大原麗子は俳優としての目標だったのかもしれませんね。
by utamaroco (2017-03-18 23:11) 

いっぷく

みなさん、コメントありがとうございます。
>渡哲也は人生の、大原麗子は俳優としての目標だったのかもしれませんね。
そうですね。『十津川警部シリーズ』の大原麗子出演の時、私も改めてそう感じました。
by いっぷく (2017-03-18 23:56) 

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