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発達障害、誰もが天賦の才をもち努力できると思わないで

コーヒー焙煎

発達障害(アスペルガー症候群)の少年が、コーヒーの味覚と嗅覚にすぐれていることをいかして、コーヒー焙煎の店を開業した、という報道が話題になっています。障がい者が自分の生き方を見つけたことは大変素晴らしいのですが、一方で発達障害の親御さんの一部には、発達障害について誤解が生じるのではないかと複雑な思いをしています。



まず、まとめサイトをリンクします。

発達障害の15歳が開店、優れた味覚生かしコーヒー豆焙煎
発達障害の15歳が開店
上毛新聞ニュースより

優れた味覚と嗅覚を持つアスペルガー症候群の15歳の少年が、「ぼくができることから ぼくにしかできないことへ」をキャッチフレーズに、自家焙煎したコーヒー豆を販売する店を開業したという話です。

一方、やはり発達障害関連のニュースとして、この件も話題になっています。

メモに「バカなりに努力しろ」知的障害ある息子の自死
メモに「バカなりに努力しろ」
朝日新聞デジタルより

軽度の知的障害と学習障害があった18歳の青年が、職場で自殺。遺品のノートにあった「バカは~」の文字や、その後の会社とのやり取りの中で、両親の疑念はふくらんでいったという話です。

後者について、「バカは~」の落書きは、発達障害に対する悪意と無理解以外の何ものでもありません。

が、「無理解」の根拠として否定しきれないのが、「発達障害と天才・秀才は紙一重」「発達障害でもやればできる」といった誤解があったのではないのか、ということです。

悪意はなくても、多くの方が思っているのではないかと心配しています。

ですから今日は、その点について以下に書きます。

発達障害の人の特徴として、物事に対するこだわり(厳格さ)があげられます。

ちゃんとできないと、先に進まないのです。

たとえば勉強すると決めたら、その時間は勉強しないと気がすまないのです。

計算式も、いったん教わったら徹底的にそれを使って問題を粘り強くときます。

定型(健常)の人のように、できなくてもまあいいや、ですませることができないのです。

それが、学習に必要な反復練習にもつながり、「入学試験」や、「ある種の職人仕事」で大きな成果をうみだすことはあります。

私も過去に、発達障害と言われる、学者や芸能人をご紹介したことがあります。

今回のコーヒー焙煎少年の開業も、コーヒーの優れた味覚と嗅覚のたまものでしょう。

少年がもともと味覚について天賦の才があるかどうかはわかりませんが、少なくとも言えることは、コーヒーの違いを見分けることにこだわりがあり、それが味覚や嗅覚を鍛えたであろうということです。

それ自体は大変素晴らしいのです。

素晴らしいのですが、問題はそこから先です。それは、

発達障害者の誰もが
そうなれるわけではない


ということです。

たとえば、努力することもひとつの才能であり、脳障がい者の場合、それ自体がままならない場合が多いのです。

そもそも、私たちは、王貞治にもイチローになれるものではないでしょう。

でも別に、ならないから不幸せというわけでもありません。

バカで結構、努力しなくて何が悪い

この命題をきちんと論破できる人はいますか。

発達障害は、誰もがそれを逆手に取って社会的に成功できるとは限らないが、だからといって、その人生に価値が無いわけではない、ということです。

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二層のパン生地にクリームブリュレ


今日、こっそりご紹介したいおやつは、『クレームブリュレケーキ』(Pasco=敷島製パンパスコ)です。

クレームブリュレケーキ

「世界のスイーツシリーズ」と銘打たれたキャンペーン商品です。

クレームブリュレケーキ

カスタードクリームが入った2種類の生地を重ねた上にザラザラ感のあるグレーズが塗ってあります。

クレームブリュレケーキ

下の層の生地はかなり薄く濃厚。

生地というよりも、クリームのような、パン生地とは思えない重さです。

上の層は、柔らかい蒸しパン状の生地です。

この部分のほうが断然厚いので、ほとんど蒸しパンかと思いきや、2つを一緒に食べると意外にも、下の層の重い生地が存在感を主張して濃厚な味わいに。

クリームブリュレは、表面の焦げたカラメルが特徴ですが、このパンは表面のグレーズがザラッとした食感です。

これで、クリームブリュレ感を表現しているのだろうと思います。

ケーキというだけあって、パンというよりは洋菓子のような菓子パン。

いかがですか、コーヒーによく合いそうな「世界のスイーツシリーズ」。

発達障害 (文春新書)

発達障害 (文春新書)

  • 作者: 岩波 明
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2017/03/17
  • メディア: 単行本


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nice!(273)  コメント(16)  [編集]
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コメント 16

pn

弊社に自称発達障害のバイトがいるのですが、出来ない言い訳にしか聞こえない時があります。観察してると確かにアスペルガーっぽのですが診断書を会社に提出している訳でもなさそうだし。どう接すればいいのか分からないのが本音ですが、あまりにもみんなが酷い事をお言うのでかばってしまう事もしばしば。
俺から見れば文句を言っているおばさんも立派な精神障害にしか見えない。
まあ俺もまともではないけどねー(笑)
by pn (2017-05-10 21:41) 

末尾ルコ(アルベール)

発達障害の方々も含め、「人間存在を単純化してはいけない」という示唆に富むお話です。とても考えさせられます。確かに発達障害と天才・秀才は紙一重」「発達障害でもやればできる」などという誤解しておられる方もいれば、それ以前に知識がゼロの方もいるでしょう。しかし人間として同じ社会に生きている以上、できるだけ正確に知識を持とうと努力する必要があります。その意味も含め、こうしたお記事を読ませていただけるのは大変有り難いことだし、非常に意義あることをしておられるのだといつも思っております。拝読しながら感じたことの一つは、「中途半端な知識」のために、結果的に残酷な意識を持ってしまう人たちも多く存在するという点です。これは発達障害に限らず様々な分野で言えることで、「できるだけ正確な知識」を広げる努力は常にしていかねばならないと再認識させられました。

『クレームブリュレケーキ』・・・ブラックコーヒーに最高に合いそうですね。ブリュレ自体大好きです。このところマクロン大統領とブリジット夫人が日本でもすっかりメジャーになったフランスのトリコロールも、フランス贔屓のわたしの心を捉えます(笑)。

「食事した後に後悔」というのは、今でもわたしも週に2,3回はあります(とほほ)。そんな時は、(ま、でも取り澄ました禅僧のようになるつもりはないもんね~)とか自分に言い聞かせておりますが(笑)。エノキタケ流行ったことないので試してみます(笑)。

上田馬之助がIWAを獲った時のインパクトは絶大でした。その頃プロレス誌の最新刊を自慢げに学校へ持っていって、クラスメートに見せつけるという鼻持ちならないことをしていましたが(笑)、上田が血まみれの顔でIWAベルトを持って笑っているカラー写真をクラスメートが見ながら、「こんなに血が出ちゅうのに何で笑いゆがな」「そりゃあ、嬉しいからやろ」とか土佐弁で素朴な会話をしていたのを暖かい目で見守ったものでした。なるほど、上田の勝ち逃げ移籍は新間寿が動いたとの味方ですね。結果的には上田にとっても新日にとっても大成功したわけで、ここにも新間寿の慧眼が見て取れる感じです。
それにしても実質的には「悪役」の存在も減殺のプロレスでは成立しないのが味気ないですね。バレットクラブとかいっても、(憎い、バレットクラブが憎い!)と思い込んでボールペンで刺すような観客もいないでしょうし(まあ、いたら困りますが 笑)。だから「本気で観客に憎まれる存在」だった昔の悪役レスラーはホントに凄いなとつくづく思いますね。それにしても「悪役 グレート小鹿」を日本のマットで見たかったものです。 RUKO

by 末尾ルコ(アルベール) (2017-05-10 22:36) 

うつ夫

過度な期待も差別になりますよ。
by うつ夫 (2017-05-10 23:11) 

ナベちはる

努力したら100%そうなれるなら、障害の有無に関係なく誰でもやりますよね…
by ナベちはる (2017-05-11 00:43) 

gf487323

いっぷくさん、いつも誰かに振り回されるという本を紹介くださりありがとうございます。最高の本です。感動です。
まだ、最後まで読んでませんけど。 ^^
by gf487323 (2017-05-11 00:56) 

yamatonosuke

クリームブリュレはお写真からもふわふわ感が伝わってきます。
美味しいコーヒーと一緒に食べたいです。
by yamatonosuke (2017-05-11 01:10) 

えのみ

パンというよりスィーツなんですね。
by えのみ (2017-05-11 01:44) 

足立sunny

この命題は解答不能ですね。解けない。
努力しない、というなら、自分も別段努力していませんし。
by 足立sunny (2017-05-11 04:05) 

green_blue_sky

誰でも発達の芽はあるのでしょうが、努力すればできるものではないです。
何に向いているのか誰もわからないのが実情(^_^;)
経験的には好きなことを継続しているだけです。
by green_blue_sky (2017-05-11 06:51) 

Rinko

実は私の受け持つキッズヨガのクラスに、知的障害を持つ兄弟が参加しています。
弟君の方はまだ2回目なのですが、お兄ちゃんはキッズヨガを気に入ってくれて、皆と一緒に楽しんでいて私はこの子に知的障害があるとは知りませんでした。
引率の学童クラブの先生曰く、ヨガの時とその後はとても穏やかになるんですよ~との事で、少しでもこの子の役に立てていれば・・・と嬉しく思う反面、私の方も発達障がい児に関して勉強しなくてはと思っていたところです。
知的障害者の自死、胸が痛みました。
by Rinko (2017-05-11 08:01) 

Take-Zee

こんにちは!
今日は28度近くになるようです。
もう夏になってしまうのでしょうか?
by Take-Zee (2017-05-11 08:29) 

johncomeback

僕が子供だった頃に比べると「障害を持つ方」に対する
世間の対応は良くなっていると思われますが、
まだまだ不十分っていうか、無関心の人が多いですよね。
by johncomeback (2017-05-11 09:21) 

馬爺

中々障碍者に対しての理解と認知が未だに無関心の人が多いですね。
盲導犬なのに店に入れるなと云う経営者が居たりしますものね。
by 馬爺 (2017-05-11 10:22) 

makkun

この件を知った時に
???マークの気持ちになりました・・・。
by makkun (2017-05-11 14:49) 

風の友

差別って、結局強者が弱者に行う行為のように思えます。
こういう差別者は、自分より上の者には、卑屈なくらいおべっかするんだと思う。
人格に関わる問題ですよね。
by 風の友 (2017-05-12 14:03) 

nisisyou36

私が毎日見ているゲッターズ飯田の運めくりカレンダーに書かれているのですが、「自分を低い人間だと思わなくていい。自分を高い人間とも思わなくていい。高くも低くくもないのが人間。 」
周りの優秀な人達と比較し、私はつい自分自身に劣等感を持ってしまいがちなのですが、随分この言葉に気分的に救われ、「自分は自分、他人は他人、今この場で自分らしく精一杯頑張ろう」と毎日仕事しています。
by nisisyou36 (2017-05-12 23:16) 

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