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佐久間良子 霊示気学二穣会訴訟

戦後史の激動、今日は新興宗教とその広告塔をつとめた女優の話題だ。佐久間良子 霊示気学二機会訴訟である。芸能人が宗教団体の広告塔をつとめるこはあるが、いわゆる霊感商法裁判に取りざたされたのはこれが初めてではないだろうか。

佐久間良子が霊示気学二穣会の「広告塔」を務めたとして、代表らとともに都内の女性Aさんから約1億4700万円の損害賠償を求められた訴訟の判決が2000年9月27日、東京地裁で言い渡された。

この訴訟は、1996年に知人の紹介で「霊示気学二穣会」(以下二穣会) に入会した女性が、97年から98年にかけて同会に多額の現金を騙しとられたとして損害賠償を求めたものだ。

二穣会は二様師女と名乗る女性が代表を務める団体で、1974四年に設立された。会員から預かった現金を、香で燻製のようにいぶす「念金浄化」を行うことで、運が開けるとしている。

この女性は夫を亡くし、健康状態が思わしくなかった1996年に、代表から「このままでは5年後に死ぬが、中国の高僧の力で健康になる」などと言われ、98年9月までに約1億2500万円を渡した。佐久間良子は女性に対し「代表者の指示に従っていれば、間違いない」と話したという。(『スポーツニッポン』1998年12月21日付)

ポイントになったのは広告塔である佐久間良子の責任だ。

原告の女性は、二穣会が佐久間良子を広告塔にして資金集めをしていると告発、金の返却も求めた。

一方、代表者は会見で 「二穣会は佐久間の人生のアドバイザーであって、広告塔にしようとしたこともした事実もない」「(女性と)佐久間との関係は、劇場の楽屋で一度あいさつしただけ。佐久間が洗脳に一役買った事実はない」と反論。「彼女(佐久間良子) がかわいそう」などと涙を浮かべて佐久間良子を弁護した。(『スポーツニッポン』1998年10月27日付)

加藤新太郎裁判長は「代表が不正な手段で現金を支払わせたことを知っていたとは認められない」とし、Aさんの請求を棄却。その上で佐久間良子については、「知名度や影響力が不正な目的のために利用されないよう十分に注意することが望まれる」と述べた。(2000年9月28日『日刊スポーツ』から)

芸能界というのはスポンサーあっての業界だから、「お金を出してくれる人がいい人」「犯罪でなければ呼んでくれた仕事は何でもやる」というものだが、この件に限らず、今回の河本準一問題に見られるように、世間は「芸能界(人)とお金」について厳しい目を向けている。

なにがしかのギャラと引き替えに、イメージを損ねる方が中長期的に見ると損失であると思うがいかがなものだろうか。

この件、以下の書籍に詳しい。

平成の芸能裁判大全

平成の芸能裁判大全

  • 作者: 芸能裁判研究班
  • 出版社/メーカー: 鹿砦社
  • 発売日: 2003/10
  • メディア: 単行本


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タグ:佐久間良子
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