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三原じゅん子議員、ツンデレ記事で「浮かない顔」!?

三原じゅん子参議院議員(自由民主党)が「浮かない顔」と報じているのは「東京スポーツ」(8月3日付)です。その理由は、“オトコ”にしようと乗り出した候補が3タテを食らった「男運のなさ」にあるというのです。夕刊紙らしい面白い表現ですが、ツンデレ記事にも見えます。

東スポ・三原順子.png

三原じゅん子議員が政治の世界に入るきっかけ、つまり立候補の表明をした4年前といえば、民主党政権が、マスコミの下駄はかせと、有権者の幻想によって一番輝“かされていた”頃です。

対する自由民主党といえば、政権でつながっていた自公の関係はもとより、自由民主党自体が消えてしまうのではないか、などと言われたいちばん苦しい頃でした。

よりによってそんなとき、三原じゅん子は、「何でも民主党が正しいという世の中ではいけない」と啖呵を切って、スカウトではなく、自分から名乗りを上げたといわれる立候補でした。

へたをすれば泡沫候補になってしまうし、政治的に色がつくと(しかも下野した落ち目の野党)芸能界復帰もままならなくなります。

これは、かなり勇気のいる立候補だったと思います。

当時、世間の民主党に対する熱中ぶりに、いわゆるネトウヨとは全く別の立場から、怪しさ、あやうさを感じていた私。

他の野党が、連立したり、有権者の顔色をうかがって民主党を尊重したりする腰抜けぶりが歯がゆかったので、流されやすい有権者を諭すかのような彼女の立候補の動機は、別に同党の支持者でなくても、「そうだよ!」と心の中で快哉を叫んだものです。

それはともかく、「男運のなさ」とはどういうことでしょうか。同紙から引用してみましょう。
ケチのつき始めは、芸能界時代から交遊の深かった俳優・嶋大輔氏(49)の政界へのパイプ役になったことだ。嶋氏は芸能界引退を表明し、自民党の公認が下りる見込みだったものの過去の素行が取り沙汰され、話はお流れに。芸能界引退のタンカを切ってしまった嶋氏は、浪人生活を強いられている。  参院選でも涙の結果となった。三原氏は全国の応援行脚の合間を縫って、比例代表で出馬した若狭勝弁護士(56)を全面支援した。最終日は声をからして支持を訴えたものの、若狭氏はわずか344票差の次点で当選を逃した。「三原氏の若狭氏への熱の入れようは、2人がデキているかと見間違うほどだった」(自民党議員)とも。

3つ目は、7月30日に行われた自由民主党参院議員会長選。三原じゅん子議員は、鴻池祥肇氏の推薦人に名を連ねたものの、主流派閥が推した満手顕正参院幹事長に敗れました。

もうひとつ前にさかのぼれば、新自由主義に反対する彼女は、総裁選において新自由主義者の安倍晋三氏ではなく、石破茂氏を応援しているので4連敗ですね。

でも、立候補の動機を見ればわかるように、もともと彼女は判官贔屓の哲学があるわけですから、それを貫いたら結果として負けたということでしょう。

目先のことを考えて、勝ち馬に乗るだけでのし上がってきた打算的な同僚女性議員たちと比べたら、むしろ「信なくば立たず」を貫いているのは、彼女の評価を高めるものだと思います。

そう、読み解けば、要するに、今回は東スポお得意のツンデレ記事ではないでしょうか。

夕刊紙は、朝刊紙と同じことをやっていては独自性がないので、往々にして週刊誌的な斜に構えた視点で記事がおもしろおかしく書かれます。

いいことはいい、悪いことは悪いと直球で勝負せずに、ほめてもいいことをあえて深刻な悪いことのように書くのです。

今回もそういうことだったわけです。

ま、おもしろいんですが、仕事帰りのつかれた勤め人に、行間を読ませるような記事は凝りすぎると誤読を招くもとなので、たいがいにしなよって感じもしますけどね。

そんな三原じゅん子の歌手時代の「夏の歌」といえば、『サニーサイドコネクション』です。

サニーサイドコネクション.jpg

サニーサイドコネクション/ストップ・ザ・サンセット
三原順子
作詞:竜真知子
作曲:網倉一也 編曲:松井忠重
キングレコード
1981年5月25日

私が子供の頃、子役劇団兼芸能事務所に、東京宝映テレビ(現宝映テレビプロダクション)という会社があったのですが、入団オーディションの広告が新聞の折り込みや雑誌でしばしば見ることがあり、そのときの看板女優が三原順子でした。

彼女は歌手としても紅白歌合戦に出場したこともあり、ブロマイド人気も第1位にも輝きました。

ロックバンド活動やカーレーサーなど、同年代の女性タレントとは異なる自由な活動も行いました。

そして選挙。これまでのイメージとはがらっと変わって、教育ママのようなスーツとオシャレなメガネで会見にのぞんだ第一声は、

「私はサバイパー(担がん者)なんです。時間がないんです」

いずれにしても、自分を存分に表現する能力にたけた逸材であることは間違いないでしょう。

生きたい

生きたい

  • 作者: 三原 じゅん子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/12/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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