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高野山東京別院、四国八十八ヵ所お砂踏みができる高野山直営寺

高野山東京別院、四国八十八ヵ所お砂踏みができる高野山直営寺

高野山東京別院を拝観してまいりました。東京港区高輪にあります。宗派は高野山真言宗。本尊は弘法大師です。普通は、寺院というと○○寺という名前がありますが、こちらは、和歌山高野山の直営で、寺の名は付かず東京別院といいます。



みなさんは、四国八十八ヵ所巡礼ってされたことありますか。

四国八十八ヵ所巡礼

時間と体力と意志が必要な旅ですよね。

それが、東京で、ほんの僅かな時間で体験できるとしたらどうでしょう。

ネットを検索すると、そういわれているのが、この高野山東京別院です。

弘法大師といいますと、初詣のベスト3で、神奈川県川崎市にある真言宗智山派の大本山・平間寺(川崎大師)が有名です。

同じく真言宗智山派の寺院としては、千葉にある浪切不動院(長勝寺)も知られています。

真言宗は主なもので18派がありますが、「弘法大師信仰」という点で軌を一にしてるようですね。

山門


これが山門です。

山門

国道1号線をひとつ入った高輪警察署のとなりです。

中は、石畳と芝生とアスファルト舗装できれいに整備されています。

背後にはビルが見える典型的な都心のお寺です。

DSC00359.JPG

DSC00388.JPG

遍照殿


本殿です。

遍照殿

「遍照殿」と命名されているのは、弘法大師の法号「遍照金剛(へんじょうこんごう)」に由来し、「遍照」には「あまねく照らす」という意味があるそうです。

不動堂


護摩焚きを行うところです。

不動堂

六地蔵


東京別院には、文字通り6体の六地蔵があります。

六地蔵

仏教では、人の死後は六道(天、人、餓鬼、修羅、畜生、地獄)輪廻して生まれ変わるとされていますが、それぞれの「道」で、6体の地蔵が救ってくれるそうです。

寺院の中に鳥居が?


南無大明神

南無大明神は高野山の神様だそうです。

弘法大師がが高野山を開くにあたり、伽藍を建立するよりも前にまず明神社を祀ったといいます。

明治維新の神仏分離令で排されていたものが、2015年の高野山開創1200年の記念事業として明神社が再建されたといいます。

真言宗では、「南無大師遍照金剛」と唱えますが、高野山派ではその後に「南無大明神」と唱えて神仏の力による平安を願うそうです。

四国八十八ヵ所お砂踏み


そして、これが冒頭でご紹介した、「東京で四国八十八ヶ所巡礼を体験できる」とする四国八十八ヵ所お砂踏みです。

四国八十八ヵ所お砂踏み

四国八十八ヵ所各札所の「お砂」を集めたスペースだそうです。

つまり、その砂を踏むことで、四国遍路と同じ功徳をいただけるということになっているわけです。

ちょっとインスタントな感じがしますが、四国遍路の関心を高める入り口としてはいいのではないでしょうか。

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近くにある高輪のスポット


高野山東京別院の近くには、こんなところもあるので、参拝の折に寄られてはいかがでしょうか。

柴田錬三郎邸宅


高野山東京別院の境内にあるわけではないのですが、寺院を出て3分ほど歩くと、柴田錬三郎(しばたれんざぶろう、1917年3月26日~1978年6月30日)の住んでいた家があります。

柴田錬三郎邸宅

柴田錬三郎というと、『眠狂四郎』でしょうか。それとも『水滸伝』かな。

柴田錬三郎邸宅

ベージュの塀が素敵な邸宅です。

外観だけなら、映画やテレビドラマのロケに使えそうですね。

食とくらしの小さな博物館


食とくらしの小さな博物館
食とくらしの小さな博物館

3年前にもご紹介した食とくらしの小さな博物館は、別名味の素記念館ともいわれます。

ひとつのフロアに、時代ごとに展示物が集められています。

現在発売されている商品の展示

商品

時代を象徴する食卓風景と、使われている味の素商品の展示。

1976~1990年
1970年代を再現

CMライブラリーは退屈しません。私としてはこれが一番楽しかったですね。

榎本健一(1956年)
067.png

フランキー堺(1957年)
フランキー堺

池内淳子(1973年)味の素の「ほんだし」というとこの人でしょう。
池内淳子

この3箇所だけでも、あっという間に半日は過ぎてしまうでしょう。

高野山東京別院は、信徒でなくても自由に参拝できます。

たとえば土日などを使って、行かれてはいかがでしょうか。

るるぶ高野山 (国内シリーズ)
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真言密教の聖地 高野山へ行こう! (単行本)
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コメント 12

coco030705

こんにちは。
いつもご訪問ありがとうございます♪

私は関西に住んでいまして、昨年高野山へ行って来ました。久しぶりに行ったのですが、やはりすばらしい場所です。空海はまだ生きていると感じられるようなところでした。また行きたいと思っています。

関東に高野山東京別院があるのは知りませんでした。立派なお寺ですね。


by coco030705 (2018-08-26 11:40) 

末尾ルコ(アルベール)

高野山東京別院、四国八十八ヵ所お砂踏みができる高野山直営寺・・・高知に在住しておりますゆえ、比較的最寄りにもいくつか八十八ヵ所のお寺がありますし、意識してやや遠方のお寺へ行ったこともありますが、八十八ヵ所すべて回りたいとまで思ったことはありません。友人のフランス人は奥様(ニュージーランド人)とともに八十八ヵ所すべて訪ね、それぞれの寺の印も捺してもらっておりました。ただあらためて考えると、現代までこれほど影響を及ぼしている弘法大使という人もすごいですね。けれど、キリスト教プロテスタントも多くの派を生み出してしまいましたが、主なもので「18派」という真言宗・・そして仏教は基本的に無数の派を生み出しているのですけれど、その細かな教義の違いなどにはあまり興味がないのです。どんな宗教でも年月を経るごとに、そして派が増えていくごとに、どんどん無益なドグマを生み出していく傾向があります。キリスト教神学も、歴史的・学術的には興味深いですが、「人間を掬う」という本質からはかけ離れたもので、神学自体が巨大な迷信の体系となっている感もあります。
もちろんお寺の雰囲気とかは大好きで(どちらかと言えば、神社が好きですが)、線香の薫りなどもとても好きなのですが。六地蔵、いいですね!道端にあるお地蔵さんとかも大好きです。キリスト教圏で言えば、道端にある素朴な聖母マリア像とかの感覚ですね。漫画『子連れ狼』に「六地蔵」に関するエピソードがあって、とても秀逸でした。お寺やお地蔵さんを見ながら、平安時代、鎌倉時代などに想いを馳せるのも心地いいものです。江戸時代だとちょっと近い感じで、かなりのことが明らかになってきた時代ですよね。平安、鎌倉あたりだと、まだ何もかもが不分明。そんな時代に旅をしていて、お寺や地蔵に出会った時、どれだけ荘厳な感情を掻き立てられるか。やはり「自分がもし、そんな時代に生まれていたら」という想像は大切だと思うのです。
「東京で四国八十八ヶ所巡礼を体験できる」というのは(どうなんだろう?)という感はなくもないですが(笑)、しかしそれを言うなら、(本物の八十八ヵ所を踏破したから、どうなの?)という根本的命題にもぶつかるわけですから、あまり堅苦しく考える必要はないのかもしれません。お寺とか教会は権威と政治的力を持ち始めてからおかしなことになってきましたから。
柴田錬三郎は今でもちょいちょい読んでます。やはり『眠狂四郎』、『剣鬼』など・・・改行は多いけれど、豊富な歴史的知識や語彙を含め、情報量は極めて多い小説ですね。安易な「泣かせ」に走らないという信頼感もあります。



>「肯定派対否定派の単純な二元論と否定派のカルト化」を批判

ここがもう、いっぷく様の素晴らしいところですよね!どうしてもたいがいの人が「どっちか」へ行って、すぐにカルト化してしまいます。そうなるともう、話し合いの余地はなくなりますから。オカルト問題だけでなく、政治でも何でもそうですよね。人間社会は、と言う以前に、人間そのものがグレーゾーンだらけの存在なのに、どちらかに行って、そこで硬直してしまうんですね。

>「絶縁状」がまわっていたらしく、無視されてしまいました。

本当に酷い話ですね。逆に言えば、いっぷく様のお考え、ご指摘で「痛過ぎる部分を突かれて反論さえできないから絶縁」ということなのでしょうね。まったく「卑怯」という言葉がぴったりの人たちです。

宮内淳は、「子どもの情操教育にも力を注ぐ」と書いてありますね。わたしひょっとして、すごく失礼なことを書いてしまったのかも(笑)。公益財団法人「地球友の会」というのをやっているようですね。ひょっとして若き日の「担がれない」ご自分を反省し(←まだ言うか? 笑)、人類愛に目覚めたのでしょうか。まあ、今まで知らなかった団体のことをどうこう言えませんが、プロフィールに「明石康・国連特別代表」「国連表彰」「サッチャー首相」といった言葉を並べているところがやや胡散臭いような気も(笑)。

本日は関東で酷暑と予報されておりますね。いっぷく様、ご家族の皆様、ご体調にお気をつけくださいませ。 RUKO

by 末尾ルコ(アルベール) (2018-08-26 11:41) 

pn

八十八ヶ所めぐりよかCMライブラリーの方が気になるf(^_^)
by pn (2018-08-26 11:54) 

チャー

東京で体験できるなんて凄い!(^^)
by チャー (2018-08-26 13:20) 

あかとんぼ

いっぷくさん今日は 私も今八十八ヶ所お参りしていますが
急な階段登るのは大変ですもうお爺さんですからね
まだ半分も行ってませんが最後まで頑張りたいと思います
by あかとんぼ (2018-08-26 14:35) 

リス太郎

ここ、絶対、行ってみよう。メモしとこ。何とか一日暇をとり、ヨメと行ってみたいです。弘法大師と言えば四国。うちは真言宗醍醐派なので胸張って参詣します。ところで上方落語で弘法大師といえば私の持ちネタである『刻うどん』。「暑けりゃ肌ぬげぇ」「なにゆうてまんねん。そら弘法大師さんが髷ゆうてはった時分の話や」。これの何がおかしいかというと弘法大師は頭つるつるで毛が無い。それが髷をゆうてたというぐらい昔の言い草やということ。何がおもろいねんゆうたら身も蓋もないわけですが、演じ方でウケるところです。
by リス太郎 (2018-08-26 16:19) 

ヤマカゼ

四国巡礼はしたことありませんが、四国に百名山が2か所あり登山したことあります。
by ヤマカゼ (2018-08-26 18:12) 

ヨッシーパパ

そこは、国道1号と15号の抜け道にありますので、よく見かけます。

by ヨッシーパパ (2018-08-26 18:52) 

ちゅんちゅんちゅん

こんばんは!
自分は巡ったことはないのですが
弟はコンプリートしました。
装束やどっこしょまで持っています☆
by ちゅんちゅんちゅん (2018-08-26 20:48) 

そらへい

高野山も四国八十八ヶ所巡礼も経験がありません。
都会のお寺としては、浄土宗の大本山芝の増上寺には
お参りしたことがあります。
本当に都心で、山門の正面が港区の区役所
お寺の背後に東京タワーが見えるのには驚きました。

by そらへい (2018-08-26 21:52) 

ナベちはる

東京で四国八十八か所巡りが出来るのはありがたい気もしますが、砂というのはお手軽すぎるような気もします…(汗)
by ナベちはる (2018-08-27 00:19) 

yamatonosuke

立派な本堂ですね。
四国遍路行ってみたいなぁ~
by yamatonosuke (2018-08-27 16:07) 

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