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池部良、『妖星ゴラス』で地球を救う物理学者を熱演

池部良、『妖星ゴラス』で地球を救う物理学者を熱演

池部良さん(1918年2月11日~2010年10月8日)の誕生日です。『青い山脈』『昭和残侠伝』などの出演歴を誇りますが、以前も簡単にご紹介した『妖星ゴラス』を今回は改めてご紹介したいとおもいます。ゴラスという超巨大新星が地球に近づいてきたという特撮パニック映画です。(画像は断りのない限り劇中より)



池部良は、私が映画やテレビを見る頃には、当時のサラリーマンなら定年を過ぎている年齢でしたが、実に若々しく、後で年齢を知ってびっくりしたものです。

池部良
Google検索画面

私が通行人で調布の日活撮影所に通っていた頃、東宝時代大部屋だった人とよく一緒になり、「池部良ではなくスケベ良だ」なんて噂していましたが、それはたいそうモテただろうなんて納得したものです。

妖星ゴラス


妖星ゴラス』(1962年、東宝)は、池部良、上原謙、志村喬、平田昭彦、久保明ら、特撮以外の作品でも活躍している現役バリバリによって真面目に作られており、またそこに昭和の古き良き時代を感じさせるので、特撮マニアというわけでもないのに、つい観てしまいました。

妖星ゴラス
東宝DVD『妖星ゴラス』より

園田艇長(田崎潤)率いる土星探検宇宙船隼号が、何ものかの引力で「遭難」。

地球の6000倍ある新星の力で、池部良や上原謙らの宇宙物理学会はゴラスと名づけました。

池部良
東宝DVD『妖星ゴラス』より

調査報告によると、ゴラスは今の状態で進めば、地球に衝突する恐れがあるといいます。

難を逃れるには、ゴラスを爆破させるか、地球がゴラスの軌道から外れるか、しかありませんでした。

地球では、南極大陸に原子力ジェットパイプを並べた推力機関で、軌道を外れようというすさまじい計画が。

しかも、なぜか恐竜が突然出てきて、原子力ジェット・エンジンの完成を邪魔します。

その間もゴラスは刻々と地球に近づき、その影響で生じた強風によって、東京タワーはすでに4分の1を水に浸していました。

しかし、危機一髪で原子力ジェット・エンジンがゴラスの軌道から地球を外したことで、地球は無事というストーリーです。

昭和残侠伝


池部良は、高倉健主演による昭和残侠伝シリーズにも出演しています。

私が映画に主体的に関心を持つ頃は、東映では菅原文太が台頭して実録モノに舵を切ろうという頃で、こちらは残念なことに私は詳しくありません。

ただ、私は以前からファンである、菅原謙二が出演する『昭和残侠伝 破れ傘』(1972年、東映)はよく見ました。




池部良
Youtubeより

元本職ですが、入れ墨や詰指を否定し、独自のスタイルを貫いた安藤昇も出演。やはり存在感があります。

安藤昇
Youtubeより

昭和残侠伝シリーズは、アマゾンプライム・ビデオに何本か公開されているので、また機会を見てレビュー記事を書きたいとおもいます。

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東宝オールスタアで社長役も


そして、やはり以前もご紹介しましたが、東宝と契約していた池部良は、同社の屋台骨を支えたサラリーマン映画の100本目に当たるという、『サラリーマン忠臣蔵』に出演しています。

サラリーマン忠臣蔵.jpg

歌舞伎の演目『仮名手本忠臣蔵』を役名だけでなくビジネスシーンにも翻案したストーリーです。

出演者は、東宝ほぼオールスター。

大石内蔵助良雄にあたる森繁久彌は、赤穂産業の専務で「大石良雄」。長男は夏木陽介が演じる「大石力」。四十七士は「大石主税」だから字が違うだけ。

若社長として池部良演じるのは、浅野卓巳をちょっとだけもじった「浅野卓也」です。

敵対するのが、東野英治郎演じる「吉良剛之介」。

赤穂産業の池部良社長は、銀行筋の東野英治郎の無礼に我慢ができず「刃傷松の廊下」をやってしまい、引責自殺も疑える不慮の死を遂げますが、その後、会社の社長に送り込まれたのは、あろうことか東野英治郎。

しかし、森繁久彌専務らは別会社を作って株を買い取り、赤穂産業を東野英治郎から取り戻すという話です。

オールスターを適材適所にキャスティングした傑作とは思いますが、映画もさることながら、忠臣蔵自体、昔のお話です。

逆に、本作『サラリーマン忠臣蔵』をご覧になってから、本物の忠臣蔵の書物などご覧になると、頭に入りやすいかもしれません。

池部良の出演作品で、何か印象に残るものはありますか。

妖星ゴラス
妖星ゴラス

昭和残侠伝 破れ傘 [DVD]
昭和残侠伝 破れ傘 [DVD]

サラリーマン忠臣蔵 正・続篇 [DVD]
サラリーマン忠臣蔵 正・続篇 [DVD]

妖星ゴラス  [東宝DVD名作セレクション]

妖星ゴラス [東宝DVD名作セレクション]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD



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コメント 10

うつ夫

特撮、任侠、そしてサラリーマン。幅広く演じてますね。
by うつ夫 (2018-10-08 02:15) 

犬眉母

小沢栄太郎さん、若い!
by 犬眉母 (2018-10-08 02:21) 

末尾ルコ(アルベール)

池部良、『妖星ゴラス』で地球を救う物理学者を熱演・・・池辺良出演作はけっこう観ておりますよ。子どもの頃は父がたまに口に出す「池辺良」という名前を朧気に意識していたくらいで、大人になったからもずっと興味はなかったのですが、やはり『昭和残侠伝シリーズ』を観始めてからですね、(こりゃあ、カッコいい俳優がいたもんだ!)と驚きました。
でも『妖星ゴラス』の方が先なのですね。これも驚きです。この作品は『残侠伝』以前に観たはずなのですが、その頃はまだ池辺良を意識してなかったので、映画の雰囲気くらいしか記憶にありません。また観たい作品の一つです。弟が特撮ものが好きで、こういう映画は「特別上映」的な企画で、映画館で観ていると思います。
『昭和残侠伝シリーズ』はレンタルで観たのですが、あまりにおもしろいので、一気に全作品鑑賞しました。高倉健にとっても代表作ですよね。もちろんその点は議論のあるところですが、わたしは同シリーズの健さんが一番好きです。そして池辺良。このシリーズはバディムービーの一種とも見做せますけれど、これだけレベルが高い二人が「バディ」というのは邦画史上ちょっと他にないのではと思います。もちろん主役は健さんなのですが、池辺良は助演の範疇を超えておりますよね。助演の範疇を超える存在感を発揮しながら、高倉健を決して喰うことはなく、本当に見事なコンビネーションだと思います。まあ全盛期の高倉健を喰える俳優なんて、日本に存在しなかったかもしれませんが。でも全盛期の三船とかなら分からないかもしれませんね・・・と想像の翼が広がりますが(笑)。
『昭和残侠伝シリーズ』は映像も様式美の極致で、わたしこういうタイプの映画、大好きなのです。
『サラリーマン忠臣蔵』もBSあたりで放送してほしいところです。司葉子も出ているのですね。池辺良と言えば、ブログにも書きましたように、『雪国』がまた素晴らしく、文豪が原作の映画にもピッタリという知性やスケール感がありますね。今後も出演作、いろいろ観てみたいです。

>ファミレスで会見をして勘定になると姿を消すと言われる内藤

そうなのですか!知りませんでした。新日のトップクラスでどれだけ収入があるのでしょうね。プロレスラーだけでなく、日本では芸能人の収入もなかなか公開されません。米国なら毎年俳優、ミュージシャン、スポーツ選手らの年収ランキングが発表されて、錦織圭のようにそのようなランキングに入る特別な人だけは年収が分かりますが、国内ではなかなか明らかにされません。もちろんインディ団体の収入は発表せずとも見当はつきますが(笑)。
門馬忠雄など、昭和プロレスファンタジーの本は気分転換としてとてもいいですね。昨今のより鋭い内容のプロレス本のように、「読みだしたら止まらない」というほどでもありませんし(笑)、でも実際に取材していた人ならではの部分もありますし。
ジプシー・ジョーが入っているのはややズッコケ感がありますね。それとルスカなんかも、強かったのでしょうが、プロレスラーとしてはどうかというのもあります。ちょっと独自色を出そうとしたのかもしれませんね。ジプシー・ジョーの場合は何となく貧乏臭さが似合うというところはあります(笑)。ジプシー(ロマ)への差別は欧州などでは常に問題とされておりますが、しかし現実にジプシーの人たちが犯罪にかかわっているケースも多く、プエルトリコ出身とされるジプシー・ジョーが本当にジプシーとかかわりがあるかどうかはさて置いて(笑)、「貧乏」というのはキャラクター的にはイメージに合っておりました。それにしても全日へ行ってから、椅子で何発も殴られるのが売り物になるとは思いませんでした。
レスラーも見た目が大事とはいえ、かつらで試合するのはつらいものがあると思います。「プロレスやってるのに外れない」くらいしっかりしてるかつらって、ちょっと怖いですよね(笑)。
門馬忠雄は姉妹本的な内容で、同じく新書を出しておりまして、その中でブッチャーなどは取り上げております。それらも今回借りておりますので(笑)、またブログ記事のネタにするかもしれません。 RUKO

by 末尾ルコ(アルベール) (2018-10-08 03:01) 

kou

池部良さんの作品は結構観ていますが、失礼ながらこの方の名前は知りませんでした。
by kou (2018-10-08 06:07) 

pn

ゴラスは好きでしたねー、たしかスレスレでゴラスがすれ違うと思ったけど今思うとスレスレじゃ影響出ますよね(^_^;)
by pn (2018-10-08 07:24) 

ヤマカゼ

ゴラス、昔見たことあります。ずいぶん古いですね。
今見るとなつかしいかもしれないですね。
by ヤマカゼ (2018-10-08 07:27) 

coco030705

こんにちは。
池辺良、ほんとに一時代前のハンサムですよね。
この時代の女優さんが競って、池辺良と共演したがったそうですね。感じのいい人だと思います。
by coco030705 (2018-10-08 12:15) 

みうさぎ

なんかぁ懐かしいお顔ですねぇ
再放送で~見たことありですっ
印象深い方は その当時の顔に ピン!ときますねぇ
ピン!ときたら  110番ですが~(笑)

by みうさぎ (2018-10-08 21:31) 

ナベちはる

数多くのジャンルに出られている俳優さん、非常に重宝された方だというのがそれだけで伝わってきます。
by ナベちはる (2018-10-09 00:48) 

えくりぷす

池辺良、イケメンだけど、親しみやすい感じがあるのだと思います。NHK BSで『青い山脈』をやっていたとき、チラッと見ましたが、原節子の相手役でした。
「スケベ良」といった方、いっぷくさん、その頃まだ子供だったのでは?
by えくりぷす (2018-10-09 11:27) 

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