So-net無料ブログ作成

喜劇駅前茶釜、ジャイアント馬場も奮闘する16大スター群像劇

喜劇駅前茶釜、ジャイアント馬場も奮闘する16大スター群像劇

『喜劇駅前茶釜』(1963年、東京映画/東宝)が、BS11の『火曜シネマ昭和喜劇シリーズ』で明日の10月23日(火)よる7時00分~8時58分に放送されます。喜劇駅前シリーズ第6弾。遂に20代のジャイアント馬場が奮闘する大騒動ストーリーが放送されるのです。(画像は本作DVDより)



喜劇駅前茶釜』は、群馬県館林市・東武伊勢崎線茂林寺前駅の「駅前」にある茂林寺が舞台です。

ぶんぶく茶釜伝説で有名なところで、映画では“呑福寺駅前の呑福寺”と設定されています。

その呑福寺の住職が伴淳三郎、寺にも出入りする骨董商が森繁久彌、境内で記念写真の撮影を行って身を立てているのがフランキー堺です。

お馴染み喜劇駅前トリオ

お馴染み駅前トリオが、茶釜を巡る騒動を繰り広げます。

伴淳三郎が、森繁久彌とフランキー堺の殺生与奪を握っているため、いつも我慢している2人が、その仕返しに狸鍋を食べさせようとしますが、実は狸ではなく……。

今なら、これは映画にできない設定だとおもいます。

詳しくは映画で。

三木のり平は、今回はストーリーの大きな流れには直接関係のない笑いのシーンを作って盛り上げる役割。

三木のり平

これをコメディリリーフといいます。

今回は、三木のり平に続いて、社長シリーズのレギュラーから加東大介が警官役で出演。

加東大介

その実姉の沢村貞子も、いつものように芸者置屋の女将さん役で登場します。

沢村貞子

淡島千景は、森繁久彌が憧れる遠縁の「本家筋」の女性。

淡島千景

淡路恵子は、森繁久彌の妻役ですが、いつものマダムの洒落た格好ではなく、おしりをかいて昼寝しているおばさん主婦で、あげくに石田茂樹と駆け落ちしてしまいます。

淡路恵子

池内淳子はまたしても芸者ですが、床屋に顔の産毛を剃りに来るシーンがあります。

池内淳子

私は最初、女性が理髪店に入ることがあるのかとびっくりしました。

その床屋の親父が往年の名優・渡辺篤、娘が横山道代。地元の神主役(伴淳三郎の寺といがみ合っている)は左卜全。

VTS_02_1.VOB_000671420.png
左から渡辺篤、フランキー堺、熊吉立岡、左卜全、横山道代

床屋はフランキー堺が下宿している設定です。

有島一郎は作家を名乗るペテン師。相棒は山茶花究です。

有島一郎と山茶花究

そして、中尾ミエがミュージカルシーンを担当。

中尾ミエ

伴淳三郎の娘役は、『007は二度死ぬ』で、ボンドビューティーズとなったワッキーこと若林映子が駅前シリーズ初登場です。

若林映子

ワッキーも、淡島千景やフランキー堺同様、東京都大田区出身なのです。

いつもながらの安定メンバープラス新加入で、予告編は「16大スターがウデを競う」と宣伝しています。



森繁久彌、伴淳三郎、フランキー堺、淡島千景、淡路恵子、池内淳子、三木のり平、沢村貞子、加東大介、有島一郎、山茶花究、渡辺篤、横山道代、若林映子、左卜全……と、ここまでで15人。

さて、16人目は誰か。

この年にアメリカ遠征から帰国したばかりのジャイアント馬場です。

スポンサーリンク↓

20代のジャイアント馬場が本格的な出演


ジャイアント馬場の場合、前回の『喜劇駅前飯店』における王貞治と違い、本人名義ではなく、小原正平という劇中の人物にキャスティングされています。

ジャイアント馬場

それは、ストーリーの動きに重要な役割をしているということです。

設定は、フランキー堺の幼馴染ということになっています。

以前もご紹介しましたが、映画のクライマックスで、悪漢役の大熊元司、星野勘太郎、吉原功、北沢幹之、マシオ駒などを倒しますが、最後に横山道代のチュッチュ攻撃で倒れてしまいます。

星野勘太郎をヤシの実割り.png
やられ役は星野勘太郎

まあプロレスファンは、このシーンだけで観た甲斐があるとおもいます。

封切り時、『喜劇駅前茶釜』は、植木等主演の『日本一の色男』と同時上映されました。

私はこういう出演者が賑やかなプログラムピクチャーが好きで、何度見ても飽きません。

明日が楽しみです。

喜劇 駅前茶釜 [DVD]
喜劇 駅前茶釜 [DVD]

文福茶釜 (文春文庫)
文福茶釜 (文春文庫)

喜劇 駅前茶釜 [DVD]

喜劇 駅前茶釜 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2011/10/17
  • メディア: DVD


スポンサーリンク↓


nice!(251)  コメント(10)  [編集]
共通テーマ:映画

nice! 251

コメント 10

末尾ルコ(アルベール)

喜劇駅前茶釜、ジャイアント馬場も奮闘する16大スター群像劇・・・「20代のジャイアント馬場」というだけでも鑑賞の価値がありますね。ハルク・ホーガンが『ロッキー3』へ出演した時、そのあまりのデカさに知人の女性が、「『ロッキー3』に化け物が出ちゅう」と言ったものですが、「化け物」という表現の善し悪しはさて置いて、プロレスラーの凄さを一般の人に示したという点では誇らしい気持ちになりました。別にホーガンのファンではなかったですが。プロレスラーが映画へ出演する場合は、このようなインパクトがあってほしいですね。最近棚橋弘至が映画主演してますけれど、ストーリーなど見ると、普通の人に毛の生えた程度のプロレスラー像で、ちょっと侘しい気分になります。棚橋の場合、身長だけなら一般人とほとんど変わらないようなので致し方ない部分はありますが。
『喜劇駅前茶釜』、大いに愉しみなのですが、お話は少々逸れますけれど、「淡島千景」で検索すると、関連検索で「ドラクエ」という言葉が出てきますね。ご本人、ドラクエの大ファンだったようで、ゲームを一切やらないわたしにはよく分からないのですが、淡島千景ほどの人がはまるくらいだから、「ゲームをもっとしたいので眠りたくない」とか言うあべ静江の発言もあながち特殊ではないのかなという気もしている次第です。けれど、他の活動とバランスが取れていればいいのですが、「ゲーム中心」という生活はわたしには考えられないのですけれど。

>これは映画にできない設定だとおもいます。

へえ~、これはますます観逃せません。まあ、「今なら無理」という設定を観るのも、過去の映画を鑑賞する大きな愉しみでありますよね。同時に、メジャーな映画である程度規制があるのは致し方ないですが、映画という表現全体には極力タブーなしの世界であることを望みたいものです。
中尾ミエは今回のジュリーのドタキャンを批判しておりますね。
https://www.sanspo.com/geino/news/20181020/geo18102005020006-n1.html
確かに沢田研二の、もうかなり前からの要望の変化にはわたしも驚いていたこともあり、一理あるなと思いました。なにせ美貌を売り物にしていたジュリーなのに、まったく節制してないという感じでしたから。今は白髪で髭も長くしておりますが、ある時期はガダルカナルタカを太らせてさらに不細工にしたような感じでした。対して中尾ミエは、去年音楽イベントへ出ているのをテレビで観たのですが、歌は素晴らしく、体形も十分にシェイプされておりました。聴けば、日常的にかなりのレッスンをこなしているということです。やはりステージへ上がる歌手というもの、声を中心に日々鍛錬しないとレベルは維持できません。

わらべは確かに上手くプロデュースされていた印象です。その中の高部知子が迫真の非行演技をやったことで大きな評判を呼び、その直後のニャンニャン写真ですから、頂点に達してから一気の転落ぶりは芸能史上でも稀な例でしょうね。しかし写真を売った人物が自殺しているとは知りませんでした。それにしても、あのような写真を売るという行為は、余程何らかの理由でもない限り、結果的には「自分の人生をも傷つける行為」になってしまう感はあります。もちろんこうした行為の常習者であれば、最早何の傷もつかないのでしょうが。小保方晴子は最近グラビア写真になっていたのには驚きました。あの人は神経がちょっと常人とは違うようですね。

>慶応大の通信課程を卒業

そうだったのですか。かなりの頭の良さ、それ以上に向上心や粘りがなければできないことですね。ちなみに田村淳は、わたしはまったくダメでして、画面に映るとすぐにチャンネルを変えます。この男も前々から「ご意見番」狙いですよね。

大竹しのぶって、近年ますます我が強くなってきた感があります。女優でありながら歌番組で思い入れたっぷりにエディット・ピアフを歌うことが「自分なら当然」という雰囲気がありありで、わたしは美輪明宏のピアフは大好きなのですが、大竹しのぶは声量もないし、それがしかも「ピアフ」ですから、恐れ多いを通り越しております。正直なお話、「ええい、控えろ!」と言いたくなります(笑)。 RUKO

by 末尾ルコ(アルベール) (2018-10-22 03:17) 

pn

今では映画に出来ない設定、気になる(^_^;)
by pn (2018-10-22 07:19) 

Rinko

ジャイアント馬場さん、こんな喜劇ドラマにも出演していたんですね~!
プロレスファンではないのですが、観てみたい!と思いましたよ^^
by Rinko (2018-10-22 07:59) 

チャー

いつもご訪問ありがとうございます
カニかまの記載ですが 高橋英樹さんの番組は拝見していませんでしたが 又何かありましたら 教えてくださいね(^^)お願いします
by チャー (2018-10-22 08:24) 

hana2018

東武伊勢崎線茂林寺前駅にある茂林寺は訪れたことあります。文福茶釜は拝んでおりませんけれど、参道に立ち並ぶ狸の姿は覚えています。
森繁久彌、伴淳三郎、フランキー堺、淡島千景、淡路恵子、池内淳子、三木のり平、沢村貞子、加東大介、有島一郎、山茶花究、渡辺篤、横山道代、若林映子、左卜全……と、ここまでの顔ぶれだけでもスゴイです。
いずれも芸達者で、一癖、二癖ありげで、期待をさせてくれますね。
同性として・・・淡島千景、淡路恵子、池内淳子、横山道代、若林映子の出演シーンが特に観てみたいです。

by hana2018 (2018-10-22 08:49) 

Take-Zee

こんにちは!
往年の喜劇役者が勢ぞろいですね!
み~んな懐かしい顔です。

by Take-Zee (2018-10-22 14:43) 

なかちゃん

いろんな役者さんに交じって、たくさんのプロレスラーの方も出ておられるんですね。
大熊元司、星野勘太郎は何とか分かるとして、果してそれ以外に何人分かるでしょうね(^^;

by なかちゃん (2018-10-22 15:35) 

まつみママ

ご訪問頂きまして有難う御座いました<(_ _)>
by まつみママ (2018-10-22 17:28) 

ヤマカゼ

狸鍋ではなく?何でしょう。
by ヤマカゼ (2018-10-22 20:06) 

ナベちはる

プロレスラーのジャイアント馬場さんが出ているシーン、他のシーン同様に見ごたえがありそうですね。
by ナベちはる (2018-10-23 01:30) 

Copyright © 戦後史の激動 All Rights Reserved.
当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます