So-net無料ブログ作成
  • ブログをはじめる
  • ログイン

二瓶正也、若大将の懐刀に定着しそこねたイデ隊員

201812032304.png

二瓶正也(にへいまさなり、1940年12月4日~)さんの誕生日です。『ウルトラマン』の井出隊員として今も各種イベントに顔を出しているようですが、かつては若大将シリーズで若大将の懐刀役に抜擢されたこともありました。(上の画像はGoogle検索画面より)



Googleで「二瓶正也」の画像検索を行うと、冒頭に出てくるのが、ウルトラマン出演者の同窓会です。

上の画像の下段、一番右側には、ホンジャマカの石塚英彦が、「まいうー」と言っている……わけがないのです。

この恰幅のいい人こそが、二瓶正也です。

その昔、イデ隊員の頃と比べると、だいぶふくよかになりました。




Wikiによると、「実父はドイツ人(要出典)」とのことですが、たしかに彫りの深い相好に、そんな気がすることがあります。

すでに、高校時代から東宝芸能学校に入り、20歳で東宝第15期生ニューフェース(新人俳優オーディション)による東宝入り。

入ったときは60年代ですから、まだ東宝が自前の俳優を使ってたくさん作品を配給していた頃です。

加山雄三の若大将シリーズで、若大将を支える運動部のマネージャー、江口役を演じていた江原達怡が、『ハワイの若大将』(1963年、福田純監督)ではボート部の設定だったため、泳げないからと海に落ちるシーンを嫌い、若大将を降板しました。

タイトル通り、ハワイロケと、3人のマドンナが登場した華やかな話のときです。

ひとりは、スミちゃん。もうひとりは、その友達の夏子(清水由記)、
星由里子と清水由記
『ハワイの若大将』より

そして、『続・社長外遊記』にも出演していたハヌナ節子です。

ハヌナ節子
『ハワイの若大将』より

そこで、二瓶正也はいきなり江口役に大抜擢。

二瓶正也
『ハワイの若大将』より

しかし、なぜかその一作限りで、「泳げないから」と降板したはずの江原達怡が、その次の『海の若大将』(1965年、宝塚映画/東宝)からは、また江口役に戻っています。

しかも、その後も二瓶正也は、別の役で若大将シリーズに出演しており、降板する理由がありませんでした。

普通は、いったん役が交代すると、そのまま代わった人が演じます(『男はつらいよ』のおいちゃん役、松村達雄と下條正巳など)

が、江口役に限って言えば、江原達怡の方が適役だったのかもしれません。

何しろ二瓶正也はタッパがあり、加山雄三と並んでも見劣りしないのです。

また楽器はドラムに定評があったので、引き立て役にならなかったのかもしれませんね。




しかし、二瓶正也にとっては、役者人生におけるそう多くないチャンスだったようにおもいます。

二瓶正也は、私が知る限り、以後はイデ隊員と、『マイティジャック』(1968年、CX)の源田明パイロット、『サッポロポテトバーベキュー味』のCMに出たぐらいで、それ以外に、芸能マスコミに注目されるような大きな役は演じていないはずです。

若大将のマネージャー役をずっと続けけて実績を作っていれば、青大将役の田中邦衛がその後も第一線で活躍したように、また違った展開もあったかもしれません。

その後、時々テレビに出ていましたが、いつしか顔を見なくなったとおもったら、ビルのオーナーとして家賃収入による悠々自適の生活をしていました。

タレントの中には、副業が上手く言ってお金に困っていなくても、自己顕示欲か金銭欲かわかりませんが、ずっと仕事をし続ける人もいます。

二瓶正也は、そこまでしてあくせく働かなくてもと思ったのかもしれません。

いずれにしても、完全引退ではなく、『ウルトラマン』関連の仕事は今でもぼちぼち続けているので、俳優人生としてはそう悪いものでもなかったでしょう。

当たり役があると、ずっとファンに覚えていてもらえるわけですが、そういう役や作品に巡り会えるのは、本人の実力だけでなく偶然、つまり運もあるでしょうね。

二瓶正也さん、覚えてらっしゃいますか。

怪獣墓場
怪獣墓場

ウルトラマンはじめました
ウルトラマンはじめました

円谷プロ作品超兵器大研究 ~『マイティジャック』から『電光超人グリッドマン』まで~

円谷プロ作品超兵器大研究 ~『マイティジャック』から『電光超人グリッドマン』まで~

  • 作者: 中村 宏治
  • 出版社/メーカー: マイナビ
  • 発売日: 2014/04/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


スポンサーリンク↓


nice!(238)  コメント(10)  [編集]
共通テーマ:テレビ

nice! 238

コメント 10

末尾ルコ(アルベール)

二瓶正也、若大将の懐刀に定着しそこねたイデ隊員・・・これはかなりお太りになっておりますね。しかしこうしてご健在なのだからけっこうなことです。人間の寿命というものは計り知れませんね。健康そのもので、体力も人一倍の人が早く亡くなることも多いですし。
『ウルトラマン』と『ウルトラセブン』はやはり別格ですね。こうしていつまでも語り継がれる。今後も間違いなく、普及の名作として語り継がれるでしょうね。そう考えるとこの2作は、『大河ドラマ』などよりも遥かに普及性の高いドラマだったと言えますね。わたし自身この2作はいつでも観たいです。決してこじつけではなく、『ウルトラマン』と『ウルトラセブン』は昭和の凄みのある時代のプロレス、そして昨今まだ続いている『ウルトラシリーズ』や『ライダーシリーズ』は今のプロレスと、完全に対応しております。凄みが違いますよね。
そしてお記事のお写真の中にいる怪獣が、ゴモラとシーボーズ・・・うっとりしちゃいます。『ウルトラマン』と『ウルトラセブン』の怪獣や宇宙人、めちゃめちゃ好きなんです。特にこちらも「写真が凄い」という点、昭和のプロレスとまたしても共通点が!

>二瓶正也はタッパがあり、加山雄三と並んでも見劣りしないのです。

『若大将シリーズ』はまだ未見なので何とも言えませんが、主役を引き立てるという意味では目立ち過ぎていたのかもしれませんね。そうしたバランスの妙を観るのも、配役のおもしろさですよね。

>家賃収入による悠々自適の生活

いいですね~(笑)。

『ウルトラマン』と『ウルトラセブン』と言えば、サブタイトルの付け方ももの凄くカッコよかったです。この点も、「人間発電種」「鉄の爪」「生傷男」「美獣」などの名作ニックネームを生み出した昭和プロレスとの共通点が(←こればっかり 笑)。

>シニアの賞を作ったら面白いと思うんですけとね。

クオリティの高い作品を本当に求めているのであれば、「年齢が若いから」という理由で有利になるのはおかしいですよね。出版社も、その他「賞」を設けている企業や団体など、そのような硬直した考えは止めるべきですね。歴史的に見ても、作品に対する同年代の評価が覆った事例は山ほどあります。それを考えれば、新人賞で落選してしまった作品の中に、無数のお宝が含まれていると考える方が普通なのかもしれません。

この前、女子アナウンサーのお話が出ましたが、ブランニューな(笑)話題としては、元フジテレビの大島由香里と元フィギュア選手の小塚が早くも離婚へ向けて動いているようですね。これなんかも結婚の際に大島が「フィギュアの小塚のファンだった」とかいう情報があって、とにかく軽くって呆れたことを思い出します。梨元勝の「ITか、野球選手か」というセオリーにフィギュア選手は入ってなかったですが(笑)、しっかりとしたプロが成立している競技と違ってアマ時代が花のフィギュアは、競技生命も短いし、収入もプロ球技とは比較にならないほど低いのに、現役時代の氷上でのカッコよさに惹かれて結婚とか。それでも本当に愛情があれば長続きするのでしょうが、2016年に結婚して今回の有様では、「そもそも・・・」と思われるのも致し方ない気がします。まあ、大きなお世話ですけれど(笑)。
しかしフジテレビは秋元優里もあの有様で地に足が突いてないのにもほどがある・・・ですよね。特に秋元はキャスターとしてのモチベーションが高いのかなと思ってたんですが、えらく見当外れでした。 RUKO

by 末尾ルコ(アルベール) (2018-12-04 02:33) 

pn

悠々自適ゆえなのか?心配だよその太り方は(^_^;)

引き立て役にならないけど他の役で出ていたってそれはそれで需要があったって事なんすかね?大人の都合と言うか江原の都合と言うかなんか振り回されていた感がぬぐえない。
by pn (2018-12-04 06:14) 

ヤマカゼ

二瓶正也さん、よる年波には勝てず体型変わっちゃいましたね。自分も人の事いえないですけど。
by ヤマカゼ (2018-12-04 06:23) 

チナリ

おはようございます。

今回も紹介されていた二瓶正也さんという方は全然知らなかったのですが

>当たり役があると、ずっとファンに覚えていてもらえるわけですが、そういう役や作品に巡り会えるのは、本人の実力だけでなく偶然、つまり運もあるでしょうね。

この言葉がとても印象的でした。

良い役・悪い役に関係なく、当たり役に巡り会えれば、以降は「あっ、〇〇の役を演じてた人だ」と覚えられますからね。

ただ、当たり役のイメージから抜け出せない場合も多いので、難しいところでもあると思います。

by チナリ (2018-12-04 08:46) 

えくりぷす

Amazonプライムで『ウルトラマン』を見ましたので、イデ隊員の二瓶正也さんは印象にあります。アラシ隊員(毒蝮さん)よりさらにコミカルな役どころでしたね。
若大将シリーズで江口役が1作限りだった理由はナルホドと思います。今でいうと、濱田岳が引っ張りだこの理由もその辺りにあるのでしょうかね。
by えくりぷす (2018-12-04 10:36) 

Rinko

わっ、めちゃめちゃホンジャマカの石ちゃんにソックリですね^^; じゃ、石ちゃんも痩せたら昔の二瓶さんのような感じになるんでしょうかね~^m^
by Rinko (2018-12-04 12:00) 

ヨッシーパパ

幼稚園の時に、依田君が井出隊員、ハンサムな田波君が早田隊員、私が嵐隊員だったような記憶です。
ハンカチを三角形に折って、銃のつもりで遊んでいました。^_^

by ヨッシーパパ (2018-12-04 18:48) 

Take-Zee

こんばんは!
わあ・・すごく太って誰だか分からないです。

by Take-Zee (2018-12-04 19:26) 

ナベちはる

ホンジャマカの石塚さんと言われると、そうにしか見えなくなってきます…(汗)
by ナベちはる (2018-12-05 00:12) 

そらへい

ウルトラマンの二瓶正也さん
覚えています。ドイツ人との二世だったのですね。
それにしても、今の彼は別人ですね。
by そらへい (2018-12-05 20:09) 

Copyright © 戦後史の激動 All Rights Reserved.
当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます