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内藤武敏、『おこれ!男だ』で森田健作と石橋正次の塾長に

内藤武敏、『おこれ!男だ』で森田健作と石橋正次の塾長に

内藤武敏さん(1926年6月16日~2012年8月21日)の生まれた日です。劇団民藝の創立に参画し、1970年に退団してからは映画、テレビドラマで幅広く活躍。ナレーターも数多くされました。威厳と優しさを併せ持ったバイプレーヤー、ナレーターとしてたくさんある出演作からいくつかピックアップして思い出します。(画像は断りのない限りGoogle検索画面より)




ツイッターを見ると、内藤武敏さんの出演作がたくさん出てきます。



このドラマ、おもしろそうですね。



1952年に映画デビューですから、テレビドラマは創成期から出演していますし、存在価値のある役者でした。

第五福竜丸


内藤武敏は、劇団民藝出身の俳優ですが、キャリアの後半はナレーターの仕事も経験しています。

そのきっかけとなったのは、ビキニ環礁水爆実験の被害を描いた実話映画『第五福竜丸』(1959年、近代映画協会・新世紀映画/大映)ではないかと思います。

第五福竜丸
右が宇野重吉、左は稲葉義男

被爆した久保山愛吉さん(宇野重吉)が亡くなり、臨時ニュースを読むアナウンサーの役が内藤武敏でした。

しかし、声だけで姿形の出演はなく、事実上、ナレーターでした。

赤い激流


テレビドラマのナレーターとしては、『赤い激流』(1977年6月3日~11月25日)が印象に残ります。

いわゆる大映ドラマの“赤いシリーズ”のひとつです。

“赤いシリーズ”というと、山口百恵が三浦友和と共演して……、というイメージが強い方が多いのですが、このシリーズ5作目の『赤い激流』こそが、平均視聴率25.5%、最高視聴率は37.2%を記録した、シリーズのピークといえるドラマです。



音楽家の一家の話です。

かなり込み入ったストーリーなので、Wikiであらすじはご確認いただくとして、ピアニストの宇津井健が松尾嘉代と再婚。その連れ子が水谷豊。

宇津井健は、ビル火災で水谷豊を助けたことが原因でピアノが弾けなくなり、水谷豊に託しています。

水谷豊の実父(緒形拳)があらわれて、いろいろ邪魔をするので困っていたところ、緒形拳が変死。

そこで、水谷豊が疑われながらもビアノコンクールの優勝を目指す話です。

疑われた周囲の人たちは、宇津井健、石立鉄男、松尾嘉代、岸恵子、前田吟、馬渕晴子、小沢栄太郎、赤木春恵……

メンバーが豪華ですね。

水谷豊が疑われてから3ヶ月以上、引っ張っておいて、最終回であっさり犯人がわかります。

でも面白かったですね、このドラマは。

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おこれ!男だ


内藤武敏は、『おこれ!男だ』(1973年2月25日~9月30日、松竹/NTV)という、日本テレビの青春学園ドラマシリーズ松竹版にもレギュラー出演しています。

img_0.jpg
https://blogs.yahoo.co.jp/kk12120928/34402028.html より

身寄りがない、家を出たなどの青少年を受け入れ、高校に行かせる合宿式私塾として面倒を見るオーナー役でした。

塾生は、当時青春スターだった森田健作と石橋正次の二枚看板ということで、派手に番宣をしていましたが、視聴率はあまりのびなかったようです。



ドラマを手がけた岡田晋吉プロデューサーの著書によると、当時の2人のスケジュールが多忙だったことが不振の原因といいますが、24歳の森田健作、25歳の石橋正次にまだ高校生役をやらせていたことや、私塾のことを描きたいのか、高校生活を描きたいのかも判然としなかったことなど、企画そのものが厳しかったのではないでしょうか。

内藤武敏に限って言えば、体罰で従わせる暴君ではなく、威厳と優しさを兼ね備えたいいオーナーだったと思うので、ヒットしないのが残念でした。

さて、ご覧になったことのある番組はありますか?

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コメント 9

旅爺さん

俳優は見たことある顔が多いですがこれらのドラマは見てませんね。
by 旅爺さん (2019-06-16 06:24) 

末尾ルコ(アルベール)

内藤武敏、『おこれ!男だ』で森田健作と石橋正次の塾長に・・・どちらのドラマも観ておりましたが、内藤武敏の名前は初めて知ったといういつものパターンで恐縮でございます(笑)。それはさて置き、『第五福竜丸』はよく取り上げてくださいますね。未見なのが残念ですが、いずれぜひ鑑賞したいと思います。こうした題材自体現在では映画化され難いでしょうから、その意味でも今観ると非常に新鮮な気分になれると想像しております。
『赤い激流』の詳細は覚えてないのですが、『赤いシリーズ』のおもしろさは豪華で重厚な出演俳優の魅力と、昭和らしい一種おどろおどろしい雰囲気だったという印象が。今観ると印象が変わるかもしれませんが、リアルタイムで観ている時は他のドラマにないおどろおどろしい雰囲気を感じました。そこに惹き付けられておりました。しかしこうして見ると、岸恵子まで出ているのですね。凄いですね。さらに緒形拳とか、そりゃあおもしろいはずです。当時は百恵&友和コンビを(アイドルだから)とバカにしていた部分があるのですが、二人の映画は山根貞夫ら硬派の批評家に評価されており、機会があれば観てみたいと考えております。
『おこれ!男だ』は石橋正次ファンとしては欠かさず観ていたと思います。視聴率が低かったとは知りませんでした。このようなドラマもBSなどで再放送したら観てみたいです。今の自分が当時の石橋正次をどう感じるか興味があります。

・・・

>それは玄米食をありがたがる人々と同じメンタリティ

ご心配ありがとうございます(笑)。そのあたりは大丈夫でございます。『スーパーフルーツ』と書いたのはシャレのようなもので、実際は「安い・食べやすい」という2つの理由で利用しております(笑)。


>言質を取りたくて仕方なかったようです。

病院側がそのような態度を見せる場合もあるのですね。こうしたこともお教えいただけることで、医療に対してより視野の広い見方ができます。何事もそれぞれの医療機関、あるいは医師、看護師らのポリシーや性格によってかなりの差異はあるのでしょうが、どうしても結論ありきで話をする人たちはおりますね。データや数字がまず念頭にあって、個々の患者の具体的な状態を正面から見ているのかどうか分からない、見てないのではないかという人、けっこうおります。それともう一つ、(高齢者だからさほど力を入れて回復させようとしなくてもいいんじゃないの?)という雰囲気を漂わせる人もおります。こういうの本当に嫌ですね。以前にブログ記事で書きましたが、吉高由里子のドラマで、「おばあちゃんが亡くなる」というシチュエーションがあって、その通夜か何かで参加者が口々に「大往生だった」とか「十分生きた」とか、そんなようなことを言ってるのを聞いた吉高が、「何が大往生だ、勝手にそんなこと言うな、おばあちゃんももっと生きたかったかもしれないじゃないか!」と怒りを爆発させるのですが、わたしはこの台詞とても好きなのです。 RUKO

by 末尾ルコ(アルベール) (2019-06-16 07:04) 

pn

赤い激流はかすかな記憶が(^_^;)
by pn (2019-06-16 09:36) 

老年蛇銘多親父(HM-Oyaji)

東京新木場にある夢の島公園内に第五福竜丸の展示館があり、これまで何度かそこの訪れているのですけど、そこに行きいつも思うのはあの核実験の日とその後の日々この船上でどんなことがあったのかということ。

映画あったとは、見てみたいものです。


by 老年蛇銘多親父(HM-Oyaji) (2019-06-16 10:22) 

なかちゃん

内藤武敏さん、どのドラマということはないけど好きな役者さんです。
ちなみに、ボクは『俺は男だ』は見ていたけど『おこれ!男だ』は見ていないと思ってました。が、森田健作と石橋正次と塾長という設定にチョットだけ記憶があります。
ん〜ん、もしかして見てたのか(^^;

by なかちゃん (2019-06-16 12:45) 

Take-Zee

こんにちは!
内藤武敏さんと言うんですね。
よく見かけた俳優さんでした!

by Take-Zee (2019-06-16 13:11) 

ヤマカゼ

見たことある俳優さんですね。
by ヤマカゼ (2019-06-16 19:09) 

そらへい

よくお見かけした俳優さんですが
作品を思い出せるほどでは無いですね。
by そらへい (2019-06-16 22:49) 

ナベちはる

時々、名前と顔が一致する方はいるのですが、作品は1つも判りませんでした…
by ナベちはる (2019-06-17 00:28) 

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