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『俺は男だ!あばれはっちゃく』と『男三人!あばれはっちゃく』

あばれはっちゃく

『俺は男だ!あばれはっちゃく』(1982年1月2日放送)と『男三人!あばれはっちゃく』(1982年4月3日放送)が、来る13日に、CSのホームドラマチャンネルで放送されるそうです。いずれもCS初放送。古き好き昭和のドラマ好きにとっては楽しみなドラマです(上の画像はGoogle検索画面より)



1996年に『パーフェクTV!』(後のスカイパーフェクTV!)ができて、CS各局が開局されて以来、もう観られないと思っていた昔のドラマが放送されるようになりました。

子供の頃、テレビっ子だった私にとっては大変うれしいことで、まるで1970年代に戻ったように、私は毎日ドラマを観ていました。

が、放送可能なものは一通り放送したらしく、最近は、あまり「新番組」がなかったので、CSは諦めてDVDに関心を移していたのですが、今もたまに「CS初放送」の番組があります。

そのひとつが、ホームドラマチャンネルで放送される、『あばれはっちゃく』の2本のスペシャル『俺は男だ!あばれはっちゃく』と『男三人!あばれはっちゃく』です。

今回ご紹介する『あばれはっちゃく』とは、山中恒著の同名の小説(読売新聞社、理論社など)を原作として作られた(1979年2月3日~1985年3月2日、国際放映/テレビ朝日)ドラマです。

リアルでは土曜日19時30分から1話30分間放送されていました。

あばれはっちゃく、といわれる「ガキ大将」桜間長太郎が主人公。

職人であったり、自営業を営んでいたりする両親(東野英心、久里千春)と、兄や姉、理解のある担任の先生(山内賢)などが登場します。

「ガキ大将」といっても、そこは子どもの見るドラマですから、いわゆる不良・ならず者のたぐいではなく、処世術のような小賢しい知恵のない、真っ直ぐな気持ちで生きている少年が描かれています。

私がこのドラマで印象的なシーンは、長太郎は困ったことがあると、逆立ち等特異なポーズを取りながら「ひらめけーひらめけー」「はっちゃけーはっちゃけー」など口にしてひらめきを得ることです。

リアルで観ていた当初は、「そんなことでひらめくのか」と思っていました。

が、今になって考えると、あれは、自分のことは自分で解決する、という自律の表現であり、かつ、これによって運気を変えてやる(いい方向に持っていく)、と長太郎少年が自身に暗示をかけているのだと気づきました。

困ったことがあっても、うじうじ悩むのではなく、前向きに取り組む姿は、子供向けのドラマではありますが、私にとっては感じ入るところです。

今回、放送されるのは、当時番組改編期に放送されたその特番です。

TBSの『ケンちゃん』シリーズのように、主演は途中で交代するのですが、このドラマの主人公・桜間長太郎は5人が演じています。

今回放送される、『俺は男だ!あばれはっちゃく』と『男三人!あばれはっちゃく』には、初代・吉田友紀、二代目・栗又厚、三代目の荒木直也が登場します。

私はやはり、『気まぐれ本格派』(1977年10月26日~1978年9月20日、ユニオン映画/日本テレビ)の新太を演じた吉田友紀のシリーズが最も印象深いですね。

山中恒原作というのも懐かしい。

私が小学校の頃、児童文学は山中恒、漫画は梶原一騎原作というのが定番でしたから。

放送は2本とも3月13日日曜日。『俺は男だ!あばれはっちゃく』が午後6時、『男三人!あばれはっちゃく』が午後7時半の放送です。

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昭和のドラマと平成のドラマ


テレビは、1970~80年代と現在、つまり「昭和」と「平成」では、いわゆるコンテンツの性質が変わってしまいました。

ひとつは、編成の変化があります。

以前は、午後の7時台や10時過ぎには30分番組の枠がありましたが、いまはテレビ朝日の『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』ぐらいになってしまいました。

また、ドラマは集中的に1クール(10~11回)でストーリーを完結させ、余韻を残してスペシャル番組やDVD化などで稼ぐというビジネスモデルが確立されたようです。

10回なら、しょぼいドラマでもめまぐるしいストーリー展開で誤魔化せますし、失敗してもすぐに新番組にうつれます。

そういう、スピードと効率を求める時代になってしまった以上、『あばれはっちゃく』のような、30分ドラマで長丁場の放送により、視聴者にゆっくり価値を理解してもらうという「細かく悠長な番組」を作るのはむずかしいでしょう。

しかし、私のように「昭和」にどっぷり浸かっている者からすると、今のドラマは心に残りにくい。

10回ぐらいでバタバタっと終わってしまうなんて、なんか“見せ逃げ”のような感じがしませんか。

駄作かもしれなくても、昔のドラマのようにゆっくり展開するものは、正々堂々と逃げずに視聴者と向き合ってくれるようで、安心して観ていられるし、感情移入もできます。

そして何より飽きません。

不思議ですよね。どちらかというと、現在の方が飽きにくいような感じがしますが、短期間な今のドラマはダレ場を作る時間的余裕がなく急展開で、逆にそれがメリハリをなくしているような気もします。

まあ今回は「スペシャル」ですが、当時を懐かしむ方だけでなく、まだ観たことない方もぜひ御覧ください。

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