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有賀さつきさんの訃報「亡くなり方」に“切実過ぎる4つの論点”

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有賀さつきさんの突然の死に、追悼メッセージがいろいろな人から寄せられています。それはもちろん当然ですが、今回の訃報はただ「悲しい」だけではなく、そこには私たちだったら将来どうするか、という「亡くなり方」の問題提起も含まれています。



有名人の訃報というと、得てして生前行われていた批判が一切封印されて、急に無謬な人になってしまうことがあります。

たとえば、先日の星野仙一氏が亡くなったときも、いい事ずくめの追悼の声に満ちていました。

しかし、傷害事件になってもおかしくない暴力制裁の数々、日本代表監督の私物化など、今後の野球界のためにも批判すべき点だって多々あったはずなのに、マスコミは、いっさいを“チャラ”にしてしまいました。

とにかく日本人は「死」に弱い。

死んだから筋が通るというものでもないのに。

人格を冒涜するようなことは論外としても、亡くなったときだからこそ、今まで言いづらかったことも含めて、事実と道理に基づいて是々非々で論じることこそが、亡くなった人が懸命に生きたことに対する社会的評価を誠実に行うことにつながるのではないでしょうか。

ということで、有賀さつきさんの“急死”についてもいろいろな議論があります。

それは私たちの将来にとっても考えさせてくれる有意義な問題です。

まとめ記事です。

有賀さつきさんの「葬儀参列者は2人」報道に喧々諤々

議論されているのは、「亡くなり方」です。

急死が「かっこいい」という見方があるのですが、そうでない意見もあります。

以下は、それらの論点ごとに私の意見を書きます。

ピンピンコロリでかっこいい


そもそも、今回のケースがピンピンコロリかどうかはわかっていません。

ピンピンコロリというのは、野村沙知代さんのような亡くなり方をいうのであり、ほとんどの人がああいう亡くなり方はせず、何らかの治療・処置は行うはずです。

有賀さつきさんは、ここ1~2年、痩せてウィッグをつけていたという話もありますから、もしかしたら抗がん剤治療を行っていた可能性もあります。

そして改めて私が気になったのは、人々の「ピンピンコロリ願望」です。

ピンピンコロリは、遺された人のことを考えているようでいて、実は肝心のことを考えていない自分勝手な一面があると私は思います。

年令に関係なく、近い人に突然死なれたら、人というのは、多少なりとも後悔や喪失感を残すものです。

親が認知症になったとたん、すぐに死んでほしいと思えるなら、私はやはり疑問符をつけます。

親が認知症になって、さんざん迷惑をかけて、子供に「もう十分あんたの親孝行はしたよ」と思わせてから亡くなることで、はじめて子としての達成感といいますか、納得とはいわないまでもふっきれて諦められる最期を迎えられるのではないでしょうか。
※認知症の親は施設に入れずに面倒を見るべき、という意味ではありません。

もちろん、親子関係にもいろいろありますし個々の事情も様々ですが、人の生きざまとして、介護の迷惑をかけてから亡くなることは、“人の一生”として一概に悪いことだとは思えないのです。

死因(病名)を隠したのはかっこいい


これも、第三者に対してならともかく、それが事実であるなら、父親や娘さんに対してまでも隠すのはいかがなものでしょうか。

とくに娘さんに対して不誠実だと思います。

私がその立場だったら、妻や子に対してはちゃんといいます。

もっとも、闘病経験がある人はわかると思いますが、そういうときの当人は、「死ぬかもしれない」という気持ちと、「きちんと治療して回復する」という両方の可能性をもっているので、助かる場合を考えて、余計なことは言わないようにしよう、ということはあり得ると思います。

葬式が2人だけの参列だった(家族葬)


家族葬は私は賛成です。

必要なら、改めて「お別れ会」でもすればいいでしょう。

派手な葬式をして、人様にご足労かけて不祝儀に呼び立てる理由が私にはわかりません。

人に迷惑をかけたくないというのなら、ピンピンコロリなんかより、こっちを考えてほしいですね。

葬式をしないと、バラバラに弔問に来るからかえって大変という事情もわかりますが、そういうときは、医師や教員が付け届けを拒むように、本人の遺志で弔問はご遠慮いただくことにしています、ということを宣言できないものでしょうか。

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娘さんの扶養義務を前夫に託した


母親が亡くなったので、未成年の娘さんは、自動的に父親に扶養義務が発生するように思われていますが、実はそうではないんですね。

親が離婚して子の親権が決まると、親権者でない親は、実はたんなる戸籍上の親に過ぎなくなります。

娘さんには今後、未成年後見人が選任されますが、必ずしも父親とは限らず、むしろ離婚の場合、母親の身内から選任される場合も少なくありません。

ただ、有賀さつきさんの父親は、実の父親のもとにいくのが一番、という話を今回しているので、娘さんさえ抵抗がなければ、父親が引き取るのではないでしょうか。

私はこれも、その限りではいいことだと思います。

ただ、一部の「噂」にあるように、前夫が再婚していると話は変わってくるのですが……

まとめ


有賀さつきさんが意図したわけではないでしょうが、「亡くなり方」については、では自分ならどうするだろう、ということを考えずにはおれないことばかりです。

でもそれらは突き詰めれば価値の問題ですから、本人がよいと思ったことが正解なのかもしれませんね。

みなさんは、どう受け止められましたか。

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コメント 17

犬眉母

有賀さんはピンピンコロリではなく、
口座も整理するなど死期を悟っていたようですね。
実際にピンピンコロリになったら
亡くなる本人自身が困ると思います。
死ぬまでの準備の時間は必要です。
by 犬眉母 (2018-02-08 23:11) 

pn

死因とか発表されましたっけ?
それは置いといて俺は葬式やって欲しくないなぁ。遺影に使って欲しい写真はあるけど(笑)。
by pn (2018-02-08 23:15) 

ゆりあ

有賀さん、完全に自分の死期を悟ってたでしょうね。
口座の解約や、仕事の停止、どれをとってもいつ逝っても良い状態にしているって感じがします。
ただ、やはり父親と娘さんにはちゃんと病状を話すべきだったと思います。
心の準備や病名(乳がんは遺伝性が強いとも言いますし)、家族は知る権利があったと思います。
最近は、訃報を聞くとそろそろ終活準備をしておいた方が良いのかなって考えます。
by ゆりあ (2018-02-08 23:42) 

式条 梨々子

死者を仏様になったと言います。
仏教の仏様は特別な存在です。
過去の悪行も仏様になれば水に流します。

死者に鞭打つようなことは日本人の
美徳からは外れるので全部チャラにする人が多いです。
by 式条 梨々子 (2018-02-08 23:54) 

nikki

家族葬には賛成です。
でも、故人が付き合いの広い人だったら家族葬よりは、しっかりした葬儀のほうがいいのなか。
by nikki (2018-02-09 00:21) 

ナベちはる

有賀さんの件、驚きでした。
あれだけ元気そうに見えていたのですが…(汗)

それでも家族葬やら扶養義務などの準備をしていたのを知ると、既にそうなることを悟っていたのだろうなぁと思います。
by ナベちはる (2018-02-09 00:37) 

末尾ルコ(アルベール)

有賀さつきさんの訃報「亡くなり方」に“切実過ぎる4つの論点”・・・「かつての有賀さつき」について言えば、ご本人がその「売り出され方」をどう受け止めていたかは知らないけれど、「キャスターとしての在り方」については、わたしは批判的でした。ただその頃のわたしは当然ながら(笑)現在のわたしよりずっと若かったのであり、現在のわたしが当時の有賀さつきを見ていたら、また違った見方だったかもしれません。

「ピンピンコロリ」というのはある意味「メディア用語」であり、「幻想」だと思ってます。人の生き死にはそんな単純なものではありませんよね。「終活」という言葉も、人間は「死の準備」というものは常に心掛けるべきであって、わたしは個人的に「自分の死」を「終活」という言葉を使っては語りたくないです。「メディア用語」、そして「ビジネス」の臭いが強い言葉ですね。
それにしても有賀さつきの死を「かっこいい」というのは、これまたあまりにも「ものごとを理解できてない」感がプンプン漂ってきますね。まずもって、「かっこいい死」なんてあり得ないし、しかも有賀さつきの場合は「癌だった」とされています。有賀さつきの死に対してまったく興味がないのであれば、知らなくても致し方ないですが、わざわざネットへコメントを書き込むくらいだから興味があるわけですよね。それなのに「ピンピンコロリでかっこいい」とは、どんな「情報の入れ方」をしているかというところですよね。困った人たちです。

>近い人に突然死なれたら、人というのは、多少なりとも後悔や喪失感を残すものです。

まったくおっしゃる通りです。親しい人であれば、どんな死であっても深い喪失感を生むものですし、それが「突然」であれば、残された人の生涯の深い傷になりえるものです。「ピンピンコロリ」幻想は、「人間」についても「死」についても真剣に思考したことのない人たちの間で漠然と広がっているのではないでしょうか。

>とくに娘さんに対して不誠実だと思います。

この件も、まったく同感です。本当に、「かっこいい」っていう感覚は何なのでしょうね。ただ、マスメディアに対して隠していたのは、別に「かっこいい」ことはないけれど、見識、そして美意識としては支持します。著名人の場合、「闘病」はメディアの「ドル箱」ですから、「自分の闘病や死」をビジネスに利用されたくないと考えるのはとても真っ当だと思います。

>家族葬は私は賛成です。

同感です。この件に関してもまた自分でも書きたいと思っているのですが、「葬式に来てくれた人数でその人の人生が分かる」なんて言い草があるけれど、わたしはそんな考えにまったく与しません。多人数参列の葬式は、多くの場合義務感で参列している人が多く、よく見かけるのですが、ニタニタ笑いながら、故人とはまったく関係ない話をしている人たちもけっこういるのですね。「葬式なんて、そんなものだ」と見ることもできるかもしれませんが、個人的には「そういうの、もういいでしょう」です。

『日米対抗ローラーゲーム』を夜8時に放送していたという時点で、東京と高知の、特に「ネット以前」の大きな情報差を痛感させられます(笑)。土曜とか日曜とかの午後に、ネットされてない曲の番組を放送することがよくありまして、前にも書かせていただいたと思いますが、『ひょうきん族』は日曜の夕方に放送していたり、しかも一カ月遅れとかが普通でした。もちろん、「ないよりはいい」のですが、何とも言い難いマイナー感がありまして、土日の午後のテレビには(笑)。さらに言えば、そんな形で放送していても、そして東京などでは放送され続けていても、「高知では突然打ち切り」という事態もしょっちゅうでした。『タモリ倶楽部』なんかも深夜にやっていたのですが、PTAからクレームがついたか、視聴率は悪かったかは知りませんが、すぐに打ち切りになりました。
『ローラーゲーム』やドリフに関する多くのお話、ほとんど知らなかったことばかりです。ありがとうございます。じっくり読ませていただいて、またコメントさせていただきたいと思います。 RUKO

by 末尾ルコ(アルベール) (2018-02-09 01:32) 

Rinko

近い年代として、いろいろな事を考えさせられる逝き方でした。
ご冥福をお祈りいたします。
by Rinko (2018-02-09 08:21) 

リュカ

父が去年他界したとき、自宅の父の寝室で家族葬をしました。お坊さんの他には、私と母だけ(あ、猫もいたw)。
弔問客のことを考えないで良いので、家族葬で良かったなって思いました。あとから父の仕事関係の人に体面がどうのこうのとぐちぐち言われましたが、退職して長いし、そんなこと知りません。これから一人になる母のストレスが軽いことが第一だって思いました。
by リュカ (2018-02-09 09:35) 

馬爺

新聞の報道で知りましたが52歳とは若いですよね、病床に付しておられたという事も聞いていませんでしたからね。
ご冥福を祈るばかりです。
by 馬爺 (2018-02-09 10:09) 

猫またぎ

俺は子供がいないので
兄の息子に後の事を頼んでいます。
葬式とかはしないようにしてます。
でも、俺より若い人が亡くなるのは
辛い事ですね。

ご冥福をお祈りします。

by 猫またぎ (2018-02-09 10:33) 

ようこくん

私も離婚していますので、今回の報道は考えさせられる部分がいくつかありました。
私も、何かがあったときのこと、娘にわかるようにメモを用意して伝えてあります。

ずっと、ひとりで頑張ってしまうタイプの方だったのでしょうね。
でも、お父様とお嬢さんに対しては病気のことを伝えて、特にお嬢さんにはお嬢さんの将来のために伝えたい気持ちもあったでしょうから、伝えた方がよかったのではと思ってしまいました。そうでないと、お嬢さんも将来気持ちを引きずりそうな気がします。


by ようこくん (2018-02-09 12:57) 

チャー

有賀さつきさん
彼女は テレビ、メディアで仕事をしていた人なので プライドが強かったのでは?
美しく世を去りたい 綺麗な思い出の中で生き続けたい そんな 願望が強かったのかなー?
誰にも知らせずに 葬儀も二人、変貌した姿を知られたくなかったのかもしれない
女性として 分からないわけではない
本当のところ 世間とは疎遠であったのかもしれない・・・
亡くなった人を美化するのが 日本人に多いですね 今更 悪く言いたくない
成仏して欲しい そんな気持ちなのかなー?
by チャー (2018-02-09 13:18) 

Take-Zee

こんばんは!
ピンコロ・・望ましいと思います。

by Take-Zee (2018-02-09 17:51) 

なかちゃん

ピンピンコロリって、自分のことしか考えていないような気がしますね。
実際にボクの近くにもそうやってご主人を亡くされた方がいらっしゃいますが、少なくともその方は『そんな死に方はとっても困った』とおっしゃってらっしゃいました。
ボクも自分が死ぬには苦しむ時間が短いからピンコロが良いと言うかもしれませんが、家族にはそんな死に方はしてほしくないですね。身勝手かもしれないけれど、そう思います(^^)

by なかちゃん (2018-02-09 19:00) 

ヨッシーパパ

私よりも若い方がなくなるのは、辛いです。
by ヨッシーパパ (2018-02-09 19:43) 

ゆきち

わが身の処し方をきちんと決めて周囲にお願いされていた様子、尊重されるべきだと思います。
人の数だけ人生があり、その終わりも様々。
マスコミがとやかく言いすぎな気がいたします。
by ゆきち (2018-02-09 21:15) 

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