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発達障害も退役軍人も対話から逃げたら世間の理解は得られない話

発達障害

発達障害者のFacebookにおける投稿と、退役軍人の動画について今日は書きます。発達障害については、批判的なことを書くこと自体が差別であるかのような考えを持っている人は、今日の記事は読まないでください。発達障害児の親として、率直に感じたある発達障害者の行動原理について一言したいと思います。



以前このブログで、Facebookにおける、発達障害グループ(自分か、お子さんが発達障害)の投稿内容に疑問を呈したことがありました。

発達障害の親グループ(Facebook)に入ってみた率直な感想

昨日、同グループで、また不可解な投稿がありました。

そこで、私が、よせばいいのに、賛成しない旨のコメントを入れたところ、投稿者の感情的な返答と、それに同調する発達障害の人々のコメントで袋叩きにされましたーっ!

悪意もなく論旨にも沿ったコメントなのに……。

投稿者は、お子さんが発達障害の女性です。

曰く、周囲の人が、自分の不幸を正しく理解していない。だから自分に意見をいうな、私の心に踏み込んでくるなという内容でした。

そこで私は、こうコメントしました。

自分や身内がそうでなければ、世間が発達障害に精通していないのは当たり前。

さすれば、無知と無理解の評価・評判も当然。

だからこそ、知ってもらうようにすべきであり、自分から「踏み込んでくるな」と対話を閉ざしていたら健常者との溝は埋まりませんよ、と。

すると、その投稿主は、あなたには永遠に私の苦労はわからないのだから私の心に踏み込んでくるな、と逆上したコメントを複数に分けて投稿してきました。

そこで私は、「あなたとは不幸の度合いが違うんだ」と私の火災の経験を述べ、別に踏み込んではいない、ただ世の中というのはそういうものだよと書いているだけだと再コメントしておきました。

私も、5年前から発達障害児(高次脳機能障害)の親になってしまいましたが、そこで知ったのは、発達障害児の保護者は、その人自身が発達障害者である場合が少なくないということです。

そして、残念ながら、“そういう方々”は他者とのコミュニケーションがうまくできない憾みは否定出来ず、意外に思われるかもしれませんが、離婚も(おそらく一般の夫婦よりも)多いのです。

発達障害者の最大の問題点を一言で述べると

自分を相対化できない

ことです。

他人に関心が持てない
空気が読めない
他人の心の痛みを忖度できない

などと一般にいわれている発達障害に対する所見は、すべて「自分を相対化できない」からだと思います。

たとえば、世の中には、不幸の形はたくさんあり、不幸を抱えている人はたくさんいるのに、発達障害者は自分が抱えている不幸を絶対視して完結してしまうのです。

もちろん、誰がどれだけ不幸だろうが、自分の不幸が変わるわけはないのですが、少なくとも他者の不幸を知ることで、自分「だけ」が不幸であるという認識が正しくないことは気づけるはずです。

ですから、健常者との不毛な齟齬を作らないためには、自分を相対化することであり、そのためには自分から対話を閉ざさないことが大切ではないかと私は思うのです。

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みんないい人なのに対話が足りなかった


今日ご紹介する動画は、発達障害と関係ありませんが、対話の重要さを示しています



ニューヨークの大通りで、実験的に少年を、成人ホームレスの横に座らせます。

道行く人々は、少年をホームレスと思いお金をめぐみ、女性はハグまでしてくれます。

しかし、本物の成人ホームレスには目もくれず、ホームレスが物乞いすると、道行く人々は

「お前は大人なのに働かないから(何もやらない)。俺たちゃ必死に働いてるんだ」と批判し、

食べ物の食べ残しを投げつける人もいます。

道行く人の行動は、食べ物の投げつけはともかく、

子どもに対する慈愛、成人ホームレスに対する叱咤。

どちらも間違ってはいません。善意すら感じます。

では、ホームレスの方はどうでしょうか。

ホーレスは退役軍人だそうです。

負傷による、何らかの障碍が原因で退役した可能性があります。

その場合、軍を離れても再就職がしにくく、ホームレスになったのかもしれません。

それなら、ホームレスになったのも、自分の責任とはいえないかもしれません。

ということは、誰も悪い人はいません。

表向きには……

しかし、このシーンには、双方に足りない点がありました。

路行く人は、「あなたはどうして働かないのですか?」と、ホームレスに尋ねなかったことです。

尋ねもしないくせに、「こいつは怠け者のダメなやつだ」と、決めつけていることです。

一方、ホームレスの問題点は、自分が退役軍人であることとともに、なぜ働かないのかを明らかにしなかったことです。

それを言わなければ、そりゃ、路行く人の理解は得られないではないですか。

もちろん、それらを明かしても、ホームレスが、“おめぐみ”をどのぐらいもらえるかはわかりませんが、少なくとも言わないよりは理解を得られたでしょう。

人間は、立場も価値観も知識もそれまでの人生経験も様々です。

相手に対して結論を出す前に、まずは対話をすることが大切だと思いませんか。

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