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『病気が長引く人、回復がはやい人』レジリエンスと長寿、妊活ほか

病気が長引く人、回復がはやい人

『病気が長引く人、回復がはやい人』(江田証著、幻冬舎)について、昨日書きました。同書は、病気の紹介だけでなく、現役医師の書籍には珍しく、病気をしない生き方の啓蒙も行われています。まだ付箋をつけたりメモ書きしたりしたのにご紹介していないところがありましたので、連続になってしまいますが、続編ということで今日も同書について書いてみたいと思います。



『病気が長引く人、回復がはやい人』には、長生きできる人は、「レジリエンス(抵抗力・抗病力)」が高く、バネのような回復力があるといい、それは生まれつきの能力だけでなく、食事、運動、身の回りの環境の整え方、考え方などの「新生活習慣」で高められると、その具体的なものを提案しています。

『病気が長引く人、回復がはやい人』糖尿病認知症レジリエンス

ただ、「習慣」といっても、「三日坊主」という言葉があるぐらいで、何かを始めるには定着するまでが大変です。

江田証医師は、定着までは次のような段取りを踏めと言っています。

 いい習慣を身につけるためには、まずチャレンジすることです。チャレンジに3分、それができたら次は3日間がんばってみましょう。習慣化には3の法則があります。最初のステップが3日間、それができたら3週間、3週間つづけられたら、3か月です。3か月たつころには、習慣を自分のものにすることができます。
 ひとつのことを3か月継続できれば、もう意識してがんばる必要はなくなります。


大きな到達点の前に、細かい目標を作れとよく言われますが、江田証医師は、そのキーワードとて「3」をひとつの区切りとしています。

これは、江田証医師のいう「新生活習慣」だけでなくく、いろいろなことに応用できそうですね。

井戸端会議とレジリエンス


昨日も書きましたが、健康のために作業は立って行うとよいと書かれています。

江田証氏は、本書の原稿を立って書いているそうです。

井戸端会議は寿命を長くするとも書かれています。

立っている時間、ちょこちょこ動いている時間が長い人は、血管が柔らかくなるので、胆石や動脈硬化を防ぐといいます。

面倒がらずにこまめに動くのは、ボケ防止にもいいと言われますね。

ただ、立っていると交感神経が優位になるけれど、座っていると副交感神経になるといわれています。

体内の免疫力は、副交感神経の割合を上げることだと言われてきました。

ですから、立つことと座ることのバランスを、更に調べる必要があるのではないかと思いました。

そうでないと、情報に素直な人は、24時間不眠不休でタチンボをする人が出てくるかもしれません。

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桃太郎の真実


レジリエンスは、病気だけでなく、不妊にも関係があるそうです。

女性の卵は、年齢とともに老化するので、高齢では妊娠しにくくなるといいます。

ところが、同書では、メラトニンが『「卵の老化」をおさえる効果がある』と書いています。

また、男性の精子は、トコトリエノール、Nアセチルシステイン、コエンザイムQ10などによって、数と運動能力が増加することが証明されているといいます。

同書は、『桃太郎』を引いています。

私たちは、“桃から生まれた桃太郎”と聞いて育ちましたが、原本では、「桃から生まれた」のではなく、桃を食べて若返った、おじいさんとおばあさんが子を成したことになっていると紹介。

桃

桃は抗酸化力のあるアンチエイジングフードだから、『桃太郎』は理にかなった話で、もともと霊的な食べ物と言われた桃の力とは、「現在では、コエンザイムQ10とメラトニンなのです」と書かれています。

いくら、桃に「理にかなっている」成分が含まれたアンチエイジングフードだからといって、桃を食べれば誰でも子どもができるわけではないでしょうが、少なくともこの研究発表で、コエンザイムQ10とメラトニンは、健康のためだけでなく、妊活としての市場もできたのでしょうね。

といっても、メラトニンはサプリメントとしては市販されておらず、個人輸入する医師を通してしか入手できないそうです。

勝ち馬を応援すると健康になる


私が今回、同書で一番印象に残った話です。

生き方の話ですが、テストステロンという男性ホルモンは、長生きのために大事なホルモンで、女性にも存在するそうです。

また、テストステロン値が高い人ほど、出世するのだそうです。

能力、気力、そして運気も上がるのかもしれません。

私に一番欠けていそうなホルモンです。

では、どうすればそれを効果的に出せるか。それは……

強いものを応援すること

だそうです。

勝ち馬に乗るという意味です。

けだし、私の人生の運気が悪いのは、これがあるのかもしれません。

思えば、私が入れ込む人、団体などは、世間的には逆風、マイノリティー、野党的立場ばかりでした。

思い当たる節、ありすぎです。

しかし、これは哲学に関わることなので、むずかしいですね。

たとえば、この説では、選挙で逆風の候補者、政党への支持が否定されてしまいます。

でも本当の支持者というのは、風があってもなくても、その人や党を応援するものですよね。

プロ野球。ご贔屓チームが不振のこともあります。

でも、成績が悪いからといって、他チームに乗り換えてしまうというわけにもいかないでしょう。

自分の価値観や信念を守るべきか、テストステロン値を高めると割り切るか、いや、割り切れるか。

消化器内科の医師の書籍ですが、こうした話がたくさん書かれています。面白いですよ。

病気が長引く人、回復がはやい人 胃腸が美しい人は長生きできる

病気が長引く人、回復がはやい人 胃腸が美しい人は長生きできる

  • 作者: 江田 証
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2015/05/26
  • メディア: 単行本


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