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『真説・長州力1951-2015』と『渡る世間は鬼ばかり』中田喜子

真説・長州力1951-2015

『真説・長州力1951-2015』(集英社インターナショナル)を先ほど読み終えました。プロレスファンには話題で、発売2ヶ月ですでに奥付を見ると3刷です。今日は、三女役の中田喜子の誕生日なので、『渡る世間は鬼ばかり』について書こうかと思ったのですが、つながりがないわけでもないので、両方絡めてご紹介します。

渡る世間は鬼ばかり』第一シリーズ(1990年10月11日~1991年9月26日、TBS)を、36回まで観ました。

渡る世間は鬼ばかり

『渡る世間は鬼ばかり』については、これまでも、何度か書いてきました。

『渡る世間は鬼ばかり』養子縁組を考える、藤岡琢也、山岡久乃
『渡る世間は鬼ばかり』相続と泉ピン子、赤木春恵、角野卓造
『渡る世間は鬼ばかり』主婦が働くことを悩む長山藍子、中田喜子

今日誕生日の中田喜子演じる三女は、仕事をやめないから子どもの面倒を見きれずに、夫の実家で姑と同居したものの、姑(河内桃子)との諍いが絶えません。

板挟みになった夫(三田村邦彦)は逃避で浮気をし、さらに三女は会社のプロジェクトから外されてしまったところです。

姑は、筋の通らないことを言うアンフェアな人ですが、三女もずいぶん勝手な人間で、まあどっちもどっちなので、ドラマとしてはよくできていると思います。

ただ、私がリアルタイム放送時に、このドラマにノレなかったのは、諍いの理由ですね。

岡倉にしろ、三女の夫の実家の高橋にしろ、長女(長山藍子)の野田にしろ、泉ピン子(次女)のところの幸楽にしろ、家族や姻戚で諍う理由は、いつも「跡取り」がどうしただの「長男」だからどうだということばかり。

いつまで、戦後とっくに否定された家制度やってんだよ!

怒り.jpg

という不快感で、番組を観る気がしなくなりました。

岡倉なんて、会社でどれだけ偉かったか知りませんが、会社を辞めれば何も残らない無産階級のサラリーマンです。←まだ36回の時点では藤岡琢也は自分で店をやっていません。

跡取りもへったくれもないでしょう。

いったい何の跡をとるのでしょうか。

戸籍は三代続かない親の扶養義務や相続に生まれ順の違いはない

という今の法律に素直に従って、ナニナニ家だの、長男だからどうしただの、という旧弊で無根拠なこだわりさえすてたら、おそらくはほとんどの確執が解決してしまうのです。

そんなことのために、姻戚が、もしくは血縁者同士がいがみ合い、憎しみ合い、愛する人を諦める。

なんてバカバカしい機会の損失人生の消耗でしょうかーっ!

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長州力は帰化するという




真説・長州力1951-2015』は、プロレスラー長州力の、生まれてからこれまでを、本人や長州力とかかわった多くの人たちへのヒヤリングでまとめています。

まあ、プオタはプロレスの本は何でも喜びますから、ここで詳細をご紹介しなくても、読むでしょう。

私が興味深かったのは、在日II世である長州力が、子供の頃から「朝鮮人」といわれると、「魔法にかかったかのように自分が小さくなっていく気がした」(17ページ)「ズキューンてくるんですよね。その一言で体から力が抜ける。うん、こう前に足が出ないような……」(302ページ)と告白していることです。

事情は全く違いますが、私は早くに父を亡くし、「お父さんがいない」「片親」「母子家庭」と言われることが嫌で嫌で、それを言われた時は、やはり長州力が述べているような心境になりましたね。

大衆はインケンで矮小ですから、人を見下せる口実があれば、なんでも使ってきますからね。

「片親」といわれること自体よりも、そう言って見下す大衆のインケンさを知り、自分が人間不信に陥っていくことがイヤでしたね。

いったい何の跡をとるのでしょうか

それはともかく、本書の最後で、長州力は帰化を希望し、今その手続きのさなかであることを明らかにしています。

私は、大変良いことだと思いました。

民族の誇りや、在日同士のしがらみは私にはわかりませんが、1度しかない人生、それが苦痛だったらとっととやめればいいのです。

帰化してもネットのくだらない中傷はやまないでしょうが、少なくとも日本国籍になれば、「もう自分は日本人だ」と気持ちも落ち着き「ズキューン」となる理由がなくなるはずです。

結論


家制度否定にしろ、帰化推奨にしろ、要は、メンツやしがらみよりも、大事なのはその人自身の価値観を全面開花できる人生を送れることです。

国籍よりも家柄・家督よりも、自分自身の自由な人生が一番大切ではないかということです。

実は私も長男なんですが、あまりにも不幸せな自分の人生に飽き飽きしたので、残りの人生は心機一転、妻の姓を名乗ろうかな、なんて思っています。

それには、妻の親か親類と養子縁組するか、いったん離婚して、妻が旧姓で新しい戸籍を作ってから婚姻して私がその戸籍に入れば、妻の旧姓を名乗れます。

今の姓を捨てることには、何のためらいも持っていません。

苗字が変わったって自分は自分ですからね。

そんな私からすれば、長男だからどうしたとか、跡取りがどうしたとか、ナニナニ家を守るとか、ハチノアタマとか、しゃらくさくて観ていられないですよ。

まあ、とくに年配の方は、私の言い分を理解したくない方もおられると思いますが、人間、いや、自分にとって人生で何がいちばん大切なのか、これは後悔しないためにも逃げずに向き合いたいテーマです。

真説・長州力 1951‐2015

真説・長州力 1951‐2015

  • 作者: 田崎 健太
  • 出版社/メーカー: 集英社インターナショナル
  • 発売日: 2015/07/24
  • メディア: 単行本


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  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD


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