So-net無料ブログ作成

山本陽子キーワード急上昇、ならば『見合い恋愛』を見るべし

山本陽子

山本陽子が本日の急上昇キーワードです。注目されている理由が、「女優。芸能生活53年を迎えこれまでの苦労や美しさの秘訣などを語る」(デイリーランキングー急上昇ワード)だそうです。現在はCSのチャンネルNecoが放送する、『見合い恋愛』(1969年8月18日~1969年11月10日、NTV)というドラマで若き日の山本陽子にお目にかかれます。(上画像はGoogle検索画面より)



どうして山本陽子がキーワード急上昇なのかと思ったら、『スポニチアネックス』(3月27日(日)8時32分配信)に、山本陽子のインタビューが出たんですね。

私が子供の頃は、まだ山本富士子が現役だったのですが、山本陽子とは同じ苗字の上に、どちらも海苔のCMに出演していました。

「山本山」が山本富士子で、「山本海苔」が山本陽子でしたね。

それにしても、今回の山本陽子にかぎらず、最近は何か時代全体として、これまでの実績や流行など、過去のことを再評価する傾向があります。

要するに、現代がそれだけ閉塞しているということでしょう。

昔は、えげつない番組があっても、「電波の停止」なんて言う、くだらない政治家なんかいませんでしたからね。

そりゃ、つまらなくなります。

それはともかくとして、山本陽子は、証券会社のOLから芸能界へ。

スタートは日活のニューフェイスですが、日活の女優といえば、浅丘ルリ子、芦川いづみ、和泉雅子、松原智恵子……などそろっていて、山本陽子は、「1年間の大部屋生活で仕事がない日々が続いた」(『スポニチアネックス』より)そうです。

日活時代に山本陽子がくすぶっていた話は、以前もこのブログで取り上げたことがあります。

『白い影』でテレビドラマに活路を求めた田宮二郎と山本陽子

それが、テレビに来てからは、悪役も、普通の主婦もこなせる、70年代を代表するテレビドラマの女王になりました。

現在、チャンネルNecoで放送中の『見合い恋愛』というドラマでは、最後に石立鉄男と結ばれるヒロインを演じています。

スポンサードリンク↓

『見合い恋愛』とは……


見合い恋愛
『見合い恋愛』より

高度経済成長時代を象徴するような平和な家庭を舞台に、「結婚は見合いに限る」と信じて疑わない、これまで87組の縁談をまとめた主婦・菅野美津江(藤間紫)と、戦後の新しい価値観からそれに反発する家族たちの微笑ましいエピソードでストーリーが展開します。

「微笑ましい」けれど、世代による価値観、それも結婚観の変化が描かれているわけですね。

縁談をまとめるのが生きがいで、100組まとめるのが美津江(藤間紫)の目標です。

全13話のドラマて、目標100組。これまでまとめたのが87組。

あー、ということは1話に1組、最終回で目標到達するんだなあ……、という先読みができてしまいますね(笑)

第1回では、美津江(藤間紫)の姪(太田雅子⇒今の梶芽衣子)と、美津江の夫・甲作(若原雅夫)の部下(山口崇)が結ばれます。

しかし、彼らは自分たちが意気投合した「恋愛結婚」。

「結婚は見合いに限る」はずだった美津江(藤間紫)にとっては、複雑な気持ちの88組目でした。

その調子で、毎回縁談がまとまるのですが、肝心の美津江夫妻の長男(石立鉄男)がまだ独身です。

しかも、石立鉄男には心に想う生け花の先生(山本陽子)がいて、美津江(藤間紫)も先生とは顔見知りなのです。

それでも、お互いが引っ込み思案で、なかなか結ばれません。

後の、石立鉄男主演のユニオン映画ドラマでは、ヒロインとは喧嘩ばかりしていながら、心の中では相手を想っているという、何とも面倒な心理でした。

このドラマでは、そのような余計なやりとりはなく、お互いがお互いを想っているのに言い出せないきれいな関係です。

そして、最終回にやっと「100組目」になります。

昭和40年代の、のどかさな時代で展開するストーリーではありますが、恋愛とはなんだろう、というかなり本質的な問題を考えさせてくれるこのドラマが私は好きで、再放送のたびに見ていました。

山本陽子は、前出の『スポニチアネックス』のインタビューでこう答えています。

「難しかったのは普通の主婦でしたね。悪役だったら目線とか体の動きで表現できますが、家庭の奥さんだとそうはいきません。逆にどういう顔をしていればいいのか悩みましたね。自分でつくり上げていける役の方がやりやすい」

その意味では、お互いを心の中で想うヒロインを、山本陽子がどう作り上げていったのかを見るのも、このドラマの見どころだと思います。

『見合い恋愛(全13話)』は、チャンネルNecoで放送中です。

白い滑走路 [前編] DVD-BOX 1

白い滑走路 [前編] DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD


スポンサーリンク↓


nice!(304)  [編集]
共通テーマ:テレビ

nice! 304

Copyright © 戦後史の激動 All Rights Reserved.
当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます