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八洲学園高校新宿キャンパス文化祭、不登校・障がいでも諦めない

八洲学園高校新宿キャンパス

八洲学園高校新宿キャンパス(新宿区西新宿)の文化祭に行ってきました。在籍する生徒は、不登校、病気などで長期欠席、知的を含む発達障害、現在のカリキュラムから落ちこぼされた学力未到達の生徒などが多いそうです。手作り感のあるいい文化祭でした。



八洲学園高等学校は、通信制・単位制の高校です、

横浜、大阪、三宮、新宿、池袋、町田などに「キャンパス」があります。

今日お伺いしたのは新宿校です。

八洲学園高校新宿キャンパス

同校は単位制ということで、カリキュラムの組み方が多様で緩やか。

通信制と言っても、全部で4コース設定され、通学コースもあります。

ひと目見ただけでは、雑居ビルテナントに入った進学塾という感じですが、れっきとした一条校です。

八洲学園高校新宿キャンパス
隣は居酒屋。でも未成年だからここでコンパはしないでしょう(笑)

一条校というのは、国が高等学校として認めているということです。

ちなみに、専門学校、支援学校高等部、朝鮮民族学校などは、後期中等教育課程の生徒(16~18歳)を対象としていても、一条校ではありません。

つまり、それらは高等学校とは認められていません。

さて、八洲学園高等学校新宿キャンパスは、先日、「作品展2017 IRO(いろ)」という、習字や美術の発表会に行ったことをご紹介しました。

八洲学園高等学校(東京都新宿区)作品展2017 IRO(いろ)

今回は、学園祭です。

八洲学園高校新宿キャンパス入り口

といっても、校庭がないので屋台は出ません。

一つの教室で、豚汁やフランクフルトなどを提供していましたが、あとは工作や習字、ちぎり絵、学校行事のスナップ写真等々の発表会などでした。

八洲学園高校新宿キャンパス文化祭

八洲学園高校新宿キャンパス文化祭

見に来た人は、卒業生や入学志望者が多いと思います。

同校は、ビル7階のワンフロアを5つの教室に仕切っており、そこをフルに使って展示されていました。

八洲学園高校新宿キャンパスマップ

通年の通学生は20人ぐらいでしょうか。

八洲高等学校新宿キャンパス制服

まさに私塾の規模ですが、それだけに、教室は大変熱心なようです。

先日ご紹介したように、たとえば学力が遅れている生徒には、5ヵ年計画で卒業させるコースもあります。

様々な事情を抱えた生徒ですが、「様々」の内容はホントに「様々」で、学力も「様々」です。

たとえば、「生け花」の部屋の教室では、説明書きで「専門」を「専間」と書いていましたが、そのまま掲示されていました。

それ、どう思われますか。

「そんな字も書けないのか」……という感想だけでは「浅い」と私は思います。

生徒たちが手作りで頑張っていることがまず大事であり、そして成長の途上であることを隠さないのは、学力に自信がない人たちに対して、諦めないで一緒に勉強しましょう、という呼びかけの意図があると私は解しました。

間違った漢字は、次から気をつければいいのですから。

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人生いろいろ、学校もいろいろ


私のときは、不登校はまだ表に出ない存在で、このような学校はなかったので、不登校児は、進学もできず、そのまま引きこもるしかありませんでした。

私は不登校の度胸すらなかったので、つまらないと思いながら高校生活を送りました。

でも、当時からこういう学校があれば、選択肢としては面白いなあと思ったでしょう。

政治的には、こういう学校(たとえば単位制など)に反対していた勢力がありました。

進路を複線化することで、機会均等がくずれるなどの理由です。

みんなが同じレベルの全日制普通科課程に行けるような環境づくりこそが望ましいということでしょう。

私も若い頃は、それを鵜呑みとはいいませんが、たぶんそうなんだろうと思いました。

でも、今の意見はそうではありません。

個々の「ほしのもと」も「個性」も多様で複雑であり、中には「機会均等」に入れない場合もあるのです。

そういうときの受け皿、教育のセーフティーネットとして、機会の複線化は必要だと私は思っています。

以前も書きましたが、私の妻は、定時制高校⇒通信制に転籍⇒(苦節10年)⇒大学、という「回り道」の経験をしています。

人生いろいろなんだし、学校もいろいろあっていいんじゃないでしょうか。

通信制高校があるじゃん! 2017-2018 -
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コメント 18

チナリ

こんばんは。

>生徒たちが手作りで頑張っていることがまず大事であり、そして成長の途上であることを隠さないのは、学力に自信がない人たちに対して、諦めないで一緒に勉強しましょう、という呼びかけの意図があると私は解しました。

いっぷくさんの思われた解釈のような意図があってのことだとすると、とてもすばらしい学校だと思いますね。

私事で申し訳ありませんが、私は高校を卒業したのがちょうど20年前で、今から2か月ほど前にようやく「発達障害」と診断されました。

「人間関係」に関する問題が、私にいついかなるときにも付いて回っていたのですが、もしも私が子供のころに早い段階で「発達障害」との診断が下り、そのときに今回のような学校があれば、大人になって生きていくうえで何かが変わったのだろうかと考えさせられました。

「もしも」ということはないとはわかっているのですが、どうしても考えてしまいます。

今回、いっぷくさんが紹介されたような学校が全国に広がっていくと、「様々な問題を抱えている子たち」にとっては未来を見据えての選択肢が広がるような気がしますね。

そのためには、今回のような学校や「様々な問題を抱える子たち」に対する「偏見」も同時に失くしていくことが大切なことだと思いました。

by チナリ (2018-01-20 22:51) 

ゆりあ

この時期に文化祭があるのかなって思ったら、通信制・単位制の高校なんですね^^
教育環境も、昔みたいな通り一遍の形じゃなく、不登校の生徒に対応していたり、学力が遅れていれば卒業も伸ばせたり出来るのって良いですね^^
生徒に一人一人個性があるんだから、教育の在り方も様々あって良いはずですよね。
by ゆりあ (2018-01-20 23:18) 

ナベちはる

全日制の高校にも負けないぐらいに楽しそうな文化祭ですね☆彡

一言で「学ぶ」といってもいろいろと形・方法があるので、それに応じた場所・環境で生徒が伸び伸びと出来るように大人たちがしっかりと作っていかないといけないと思いました。
by ナベちはる (2018-01-21 00:04) 

nikki

通信制でもいろいろありますね。
こういうセーフティーネットは必要です。


by nikki (2018-01-21 01:01) 

末尾ルコ(アルベール)

八洲学園高校新宿キャンパス文化祭、不登校・障がいでも諦めない・・・いつも「教育」について考えさせていただいております。ありがとうございます。わたしは15年以上進学塾の教師をしておりましたが、今考えればその当時の教室のスペースや塾のネームバリューなどを上手に使っておれば、いろいろと新しい試みができていたのではないかと。もちろんあの当時は塾内の人間関係や待遇などに心底うんざりしていたし、やる気も発想も実行力もない職員がほとんどだったことを思い起こせば、わたしだけがいくら頑張っても無理だという徒労感もありました。今ならば私一人だけでも組織内で改革を、と様々な方法論を試すことができるかもしれませんが、当時はわたしも精神的に未熟だったこともあり、末期は指導にも身が入らずに、生徒や保護者には申し訳ないことをしたという苦い思いは今でも蘇ります。
八洲学園高校新宿キャンパス文化祭ですが、「文化祭」という催し自体を考えさせていただけます。多くの普通高校では、ともすれば文化祭は、「学校でメインストリームにいる生徒たちがさらに目立とうとする日」になっておりますが、同校の文化祭は「様々な」生徒の方々のそれぞれの心をしっかりと掬おうという試みに感じられます。教員の皆様も大変だと思いますが、ここに教育の原点がありそうですね。学力レベルの違う生徒たち、あるいは得意分野の違う生徒たちをどのように指導できるかということは教育の重大テーマであって、容易に解答が出るものではありませんが、主要教科が振るわない生徒たちに対して、「でも、こんな道もある」と提示し、その中でどう人生を切り拓いていくかを説得力を持って説ける教員の存在が求められます。

>私は不登校の度胸すらなかったので

わたしは「不登校」ではなかったのですが、好き勝手な時間に学校に出入りしておりました(笑)。門の錠が閉じられていたら、周囲の壁の上から自転車を脱出させて街へ繰り出しておりました。高校2年くらいから卒業直前までそんな状態でして、朝から夕方までぶっつづけで授業を受けるなんてことは到底不可能な精神状態でした。この時代についても語り尽せぬものがありますが、今となってはわたしにとって「とてもいい経験」だったと捉えております。もちろん、その分の苦労は今でもまりますが。

一般スポーツも国によって需要のされ方が大きく違いますが、日本とプロレスの関係ほど独特なものはなかなかないですよね。この「独特さ」はどきるだけ保持してほしいものですが、現在のように「一部のファンの閉じた世界」になりつつあるようではおもしろさ激減です。かつての猪木と同じような方法論はもう無理でしょうが、それでも尚、「世間や一般スポーツに対する挑発」はできないものかなと思います。今のプロレスって、世間とも一般スポーツとも別の世界になってしまっていますからね。

>でもよーく見ると、「違い」には気づくと思うんですけどね。

そうなんですよね~。そしてわたしの場合、薄々(あるいははっきりと 笑)気づきながらも、どうにか理屈を見つけて自分の中で折り合いを付けようとしていた期間がけっこう長かったです。

>私としては、当時からそもそも「同格であってほしくない」ぐらいの気持ちが漠然とありました。

素晴らしいですね~。わたしも10代の頃、そのような認識があれば、もっとプロレスを愉しめたでしょうし、「プロレス対世間」自体も愉しめていたと思います。わたしの場合どうしても、「一般スポーツと同格あるいはそれらより上」と思いたくって、その分、精神的苦悩(笑)が増えたのだと思います。わたしの周囲にはプロレスファンもいましたが、やはり小馬鹿にする連中が多くて、今でもそいつらの「薄笑い」を思い出したら虫唾が走ります(笑)。

>たとえば山田姉妹には、どのようなシナリオを描かれているのですか。

こ、これはですね(←鋭いご質問に、多少動揺している 笑)、無数のシナリオを描いていると言いますか、布団の中で(笑)勝手に出てきますので、すべてを披露させていただくというわけにはいきませんけれど(笑)、最も穏当なシナリオとしては、わたくしが騎士道精神を発揮しつつ様々な方法で山田姉妹を応援し、その努力が山田姉妹の人気アップの一助となり・・・この後はさらに無数の展開が用意されていると言うか、布団の中で(笑)勝手に出てくるのですが、わたしの場合、「女性の美しさ、強さ」などに対する尊敬や思慕、そして賛美が人生の基本としてありまして、現在山田姉妹はわたしの中でその頂点に立つ存在となっております。ずっとフランスやロシアのバレリーナ、あるいは米国やフランスの女優たちが頂点に存在していたのですが、「日本人で」ここまで応援したくなる人が現れるとは思ってなかったので、その点もとても嬉しいところなのです。 RUKO

by 末尾ルコ(アルベール) (2018-01-21 01:09) 

犬眉母

>>進路を複線化することで、機会均等がくずれるなどの理由です。

あー、はいはいありましたね。中学時の偏差値が低いからと職業課程に押し込むのは将来の可能性を啄む普通科に入れよ、いや無理に全員か大学目指す必要はない手に職をつける実業課程のほうがいい、という進路の複線化の是非論争ですね。
希望しない職業課程なら不幸ですが、こちらは普通科ですから問題ないはずです。
今は高卒以上が就職の条件になってますし、社会にでるための「とっかかり」は多いほうがいいと思います。

by 犬眉母 (2018-01-21 02:18) 

斗夢

いろいろ考えさせられました。
わたしの考えはまとまりませんが、子を持つ親はよく考える
必要があります。そしてその親子を取り巻く社会の人々も。
経済優先の社会が本当に幸せなんだろうかと機会あるごとに
考えます。
by 斗夢 (2018-01-21 06:39) 

たじまーる

諦めたらそこで終わりだと思います。
頑張ろうとする人の芽を摘まない
見守って支えあう教育が
とても大切だと思います。
by たじまーる (2018-01-21 08:01) 

チャー

個性を潰さず 成長を見守る姿勢が随所に現れ 感じますね
文化祭は それを楽しみ 参加出来ますね
by チャー (2018-01-21 08:52) 

アールグレイ

手作り感のある文化祭、心温まるものがありますね^^
いろんな事情で通常の高校に通えない子供さんたちにとって、楽しく学園生活が送れそう。
個性を大切にしてくれそうですね。
無理して嫌な思いをかかえながら通ったり、休学するより、新たな選択肢として八洲学園高校に通うほうが良かったりしますね。

by アールグレイ (2018-01-21 10:09) 

なかちゃん

展示物の字が違っていてもそのままというのには『なるほど…』と思いました。
そうですよね、間違っていたら次に直せばいいだけなんですよね。
正解を詰め込むだけの教育だから面白くもなんともないんで、答えを導き出すために考えるということを教えることが大事なんですよね。
大事なことに気が付いたような気がします(^^)

by なかちゃん (2018-01-21 11:07) 

うりくま

息子さんが生き生きと過ごせて、仲間や
先生から多くの事を学べそうな学校なの
ですね。その上、高卒資格も得られる!
どこかで躓いたり、ゆっくりした歩みで
あっても学ぶ権利が保障され、一度離れて
も熱い思いがあれば学び直せるチャンスが
ある、希望の持てる社会であってほしいし
そこは予算をケチるなと言いたいです。
by うりくま (2018-01-21 11:53) 

johncomeback

高校というか学び方はいろいろあるのが良いですね。
でも自分に会った学び方を選択できるか難しい環境の
人も多いでしょうね。
by johncomeback (2018-01-21 12:58) 

makkun

私が想像するに・・・
創意工夫が漲る文化祭になったのではないでしょうか~
懐かしい母校を訪れた卒業生しかり
多数の入学志望者さんも安心したのでは・・(^^♪
by makkun (2018-01-21 14:49) 

Take-Zee

こんにちは!
明日の天気が気になりますね・・
もうリタイアした身ですから積雪も
気になりませんが・・やはり嫌ですね。

by Take-Zee (2018-01-21 16:29) 

ヨッシーパパ

お子様のために、しっかり調べていらっしゃるんですね。
by ヨッシーパパ (2018-01-21 18:03) 

ヤマカゼ

色々、研究されてますね。
明るい未来があるといいですね。
by ヤマカゼ (2018-01-21 20:51) 

Rinko

5か年計画で卒業させるコースがあるなんて、素晴らしいと感動しています☆

by Rinko (2018-01-22 08:13) 

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